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今の大学の生態がよくわかる。
自分の学生時代と比べ、面倒見がいいようだが、
これもあたりまえのようだ。
私もきちんと勉強すればよかったなあと思える。とくに今ね
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ページの下に書いてあるコメントが面白かった。中盤から全国津々浦々、色々な大学名が出てくるのだが、殆ど知らない大学だった。日本橋学館大学のようにのように、殆ど義務教育を請け負っているような大学も出てきた中で、その他の大学は今後どのように発展していくべきか、役割は何なのか、ということが問われ続けるだろう。
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タイトルこそ過激だが、ありがちな「最近の若者は・・・」論だけじゃなく、
新しい取組みを進めている大学も紹介されており、なかなかためになった。
自分が大学生だった十数年前と比べても、大学選びの基準は随分変わってきているようだ。
将来、子どもの進路を考える際には、過去の価値観にとらわれないように注意しようっと。
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大学ジャーナリストと大学研究家による著書。
学生のことよりは、大学について重点的に書かれている。
特に、大学名の変更や、無意味なグッズ配布、高校校長のOBを高校訪問担当として採用していることなどの、受験生集めに関する空回りについての指摘は、大学研究家ならでは。
一方で、改革に成功した大学や、ユニークな教育活動を実施している大学などは前向きに評価されていて、宣伝ではなく客観的、具体的書かれているので、高校生や保護者にはオススメ。
また、過去50年ほどの「大学生史」も読み応えがあって面白い。
ただ、章立ての流れが悪く、内容も少し拡散しすぎている気がする。
新書というよりは、複数の連載コラムをまとめて読んでいるような感じ。
そのため全体としての主張もぼやけてしまっているけれど、きちんと手間隙をかけて学生を育てることと、そのための教育内容をきちんとアピールすることが、これからの大学の命運を分けるのだろう。
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2012/1/25 ジュンク堂住吉シーア店にて購入。
2012/1/27一日で読了。
現在の大学論、大学生論。様々なレベルの大学があるが、悩みもそれぞれということか。色々な大学の様々な取組が紹介されているが、他で成功したことが、そのまま他所で成功するとは限らない。勿論、何もしないと落ちて行くだけであろう。現状を打破するためには様々なチャレンジをし、冷静に分析対応を繰り返すしかないのだろう。それは何も大学に限ったことでは無さそうだ。
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「アホ大学」に魅かれて購入しました。
筆者ならではの内容でした。大学に対する評論がほとんどでしたが、的を得ている内容でした。
大学は非営利組織であるが、営業(入試後方)も必要で、つぶれかけていれば、やることなすこと賛否両論あるでしょう。
ページ下のプチ記事も知っていたり、知らなかったりして、面白かったです。
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監査役と言ったら言い過ぎだけど、こういうウォッチをする人の
役割も大事だと、率直に思う。大学と学生の関係を考えるとき、
ポイントとなることの一つが、デュルケム的な「方法論的集団主義」
もしくは経済学的に言い換えれば、ある種の「合成の誤謬」。
つまりは、大学の構成員(ここでは学生を除いて、おおざっぱに
教職員としよう)個人の想い≠大学の想い、学生個人の想い≠学生の
想いということ。この間のバランスをどうとるかが大事なわけです。
大学人としての実務的な印象をいえば、むろん、大学はできるだけ
たくさんの学生の利益に資するように行動したいと考えているわけ。
でも、そうすればするほどに、例えば、逆説的に「情報の非対称性」なんかが生まれ、社会(というか主にメディアか?)からは強調されたりして、
なんか本意と違うなぁなんて場面に出くわすこともある。そのギャップ
の解消に一役買ってくれるのは、やっぱり、顔が見える範囲での
人と人のつながりなんだよね。「タテマエ」を儀礼的に演じ合うってのは
仕方ない部分もあるし、それが社会の発展に寄与するケースもあるので、
難しいけど、一方で「ホンネ」を言い合えるプライベートな関係を
自在につくっていけるような個人が育ってほしいもんです。
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久しぶりに読み終えた本。
ペースを上げていかなければ。
内容自体は、一般知識として大いに参考になりました。
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「えっ?!こんな大学あるんだ」
と思う大学紹介のページや筆者視点で書かれた大学生の実態が書かれている。就活を経験したので第4章はは興味深かった。
ページ下には豆知識が書かれており一般的知識として役立ちそう。
さすが、筆者が全大学を訪れただけのことはあるなと思った。
大学のトリビアを知りたいときに読む一冊。
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読み終わりました。
自分が採用業務をしたことがあるためか、第4章が好きです。バカ学生とは石渡さん流の愛情表現、褒め言葉だなと思いました。
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世の中のイメージと違って、実際の大学の現状はこんな感じだよ!ってのが、この本で言いたいことなんだろうと思った。
大学を出て久しいので、新しい情報もあった。
しかし、基本的に文章が短絡的で、事例調査も表面的と言う印象を受けた。一部に、見出しと内容の不一致もあり。
着眼点は面白く、キャッチーなので、良いと思うのだが、どうも、問題点がはっきりせず、単に、事例と流行の言葉を並べただけという気がした。
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タイトルにつられて読んでみたが、中身はしっかりした社会学的教育論
・なぜSNSがバカ発見器となってしまうのか?
・大学の1単位の定義は、45時間の学習(日本は15時間の学習+30時間の自習)
など、へぇ~と思うことが多かった
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前半は苦笑い満載の痛々しい話がたっぷりでしたが、後半はふんふんなるほど、と頷きながら読みました。
高校生、高校教諭、現役大学生、みんなに読んでほしいなぁと思う一冊。
いつの日か「日本バカ学生史」が出版されることを密かに期待。
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「アホ大学のバカ学生」。
タイトルに「ピクッ!」と反応してしまったので、読んでみた。
ちーぷなタイトルのわりに内容はまともで、「いい大学がんばれ」の応援歌。
おもしろかったのは、京都大学のライティングセンターという(高校までの作文とは違って)大学のレポートの書き方を助言する取り組みに関して、
京都大の年配先生方からは「そんなこと大学がやることじゃない!」というお怒りがある状況に対して、
ハーヴァード大とか世界の最先端の大学の多くが、じつはこうした取り組みをやっているんだよと、むしろ世界的な流れと京大は一緒なんですよと著者の山内さんが突っ込んでいるところはとても良かった!
また、自分に先入観があるからかもしれないが、世界屈指のいろいろな大学がグループワークに力を入れているらしいので、自分もそれに棹さす方向でがんばりたい。
著者の山内さんは毎日お忙しいらしく、ツイッターでもいろいろな大学の情報をつぶやいている。いつも参考にさせていただいています(@yamauchitaiji)
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大学関係で働いているだけに、いろいろと参考になりました。自分らの時に比べて、現在は大学にとって「学生はお客様」感が否めないけど、それも大学が生き残りをかけている今、仕方がないことなのかなー。