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ジョブズアップルの強みを分析した本。
アップルの強みは組織の力を集中させるところにある。
製品の絞込み、メッセージの絞込みがそれにあたる。
しかし、それだけにとどまらず、アップルが上手いのは、
「秘密」の力を最大限に引き出すところにある。
ひとつのプロジェクトに参画している社員は他のプロジェクトの内容を一切しらず、話すことも禁じられる。
しっかり「秘密」を保持した上で、顧客経験を想定しつくした製品を、あらゆる演出を緻密に計算し、絞り込んだ「メッセージ」を解き放つという勝ちパターン。
非常に興味深く読んだが、TOPダウン以外でこれが可能なのか?
ティムクックのこれからの舵取りを見守りたい。
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やはりジョブズという人が、アップルそのものなんだと改めて感じた。それゆえ、今後について、(製品コンセプトに関して)半信半疑な感じは拭えない。しかしながら、「ジョブズなら」「シンプルに」という視点が、他社より圧倒的に優れている。短期間で簡単に落城することも無いと思う。なぜなら、「他社にもジョブズはいない」のだから。(本文の中の印象的なフレーズ)
視点の鋭さ、着目点の素晴らしさ、それは結果が示している。
しかし、ネクスト社から迎え入れた時等、何故トップダウンされた指示を愚直に実践できるのだろうか?それだけ、社員が心酔しているのか?威圧的なだけで実践出来るものだろうか?文化なのか?
他社との差異の最たるものは、強烈なトップダウン体制だと思うが、そこの謎はよく分からなかった。
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今まであまり語られなかったアップル社内のプロジェクト体制や広報などについて、社内の発言を基にレポートしている。結論的には、SJが亡くなる前と同じ状態でアップルを維持することはできないだろう、というメッセージだが、もっとわかりやすいストーリーテリングもあり得たように思う。
本文中SJの言葉として紹介されている「大企業ではふつう、変化のいちばん近くにいる現場の社員と、大きな意思決定をおこなう経営層とのあいだに効率的なコミュニケーション経路がない。(中略)時とともに世界の見方が固定化する人間のこの性質があるかぎり、若い企業にも、若い人にも、イノベーションの機会がかならずあるし、そうあるべきだ。」という言葉はなかなか味わい深い。生涯SJは起業家だったんだと実感させられる。
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ベールに包まれた社内の状況についてフォーチュン誌記者が鋭く説く。この本を読むとアップルは孤立した歪な企業であることが分かる。
徹底した情報管理、秘密主義、セキュリティ対策。
社員であっても必要以上の情報は提供しない。
組織図さえも存在しない。
「アップルのなかの人間はみな出たがっている、アップルの外の人間はみな入りたがっている」
ユーザの立場だから良かったと安心するのは早いです。
「アップルの目標は本当にすぐれた製品、本当にすばらしい製品を作ることだ。結果として製品がすぐれていれば、みんなが買ってくれ、利益が生じる」とありますが、一方で次のことを言っています。
「われわれは自分たちのために製品を作っているという強い信念を持っている」
デザインが製品の出発点だから、斬新なアイデア創出・実装技術の進歩が促されるのですね。
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良くあるアップルマンセー本ではなくて、アップルという企業とその組織のあり方に焦点を当てたありそうで無かった内容。
徹底した秘密主義の意味が少し垣間見える。
翻訳のせいなのか、文章がちょっと読みづらい。時間あるときに原書読んでみよう。
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ジョブスよりは、アップルに視点を当てた内容でした。他の本にない内容が含まれていて、本当に面白かったです。
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インサイドとついている通り、スティーブジョブズ時代のアップルがいかに凄まじい企業かを体験することができる。
本としてはジョブス亡き後のアップルについての評価を目的としていたようだが、そこまでは達成できず、むしろ揚げ足取り的に見えてしまうのがもったいないところだった。
以下、自分の理解のために。
・徹底した秘密主義は本当に社内政治をなくすのか?人に自身の業務を集中させるのか?
・全てはクパチーノで決める、というのは正しいやり方か?
・外部の利用方法は真似できるのか?
・google wayとapple way、すなわち数字の結果に聞くのか、自分たちの理を信じるのか、これは背反するものなのか何なのか
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ようやく読み終えた。かなり読み応えがあった。Apple信仰者にとっては、まさに知りたいAppleの実情。ただどちらかというと実情を描くのに、さすがに企業が巨大化してしまった為、役員から描いている。一般社員の自由な意思や思考は、あまり風潮だったのかもしれないが、もう少しその辺りを知りたかった。
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ハーバードやスタンフォードのMBAにも勝るジョブズの経営哲学に触れられる貴重な一冊。ティム•クックとジョナサン•アイブのことを詳しく書いてあったのでアップルの組織の中身について少しわかったが、結局、中の人間しかわからないのがアップルなんだろうな。
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まあ、予想どおりの中身ない本でした。インサイドどころか、アウトサイドにすらなってない。まして、これを、ビジネススクールのケーススタディに?最初から結果わかってる、DOAな痛すぎる
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いわゆる、Microsoft的なやり方、Google的なやり方、Apple的なやり方いろいろあると思います。
かつては、伽藍とバザール、として比喩されたのは中央集権体制はMicrosoftでしたが、アップルのそれは、ジョブスを頂点とする超集権体制。
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○製品を市場に出すときには、すべての作業にDRIを割りふる。(92p)
★秘密主義のアップルがどのように運営されていたかよく分かる。
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メインフレーム全盛期にAppleⅠやAppleⅡなどをこの世に出し、タッチパネル型のiOSを世に出したAppleを取り扱った書籍。求める者を”かたち”にして世に送り出し、コモン化してゆくパワーにあてられてしまった。力貰いました。
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我が家にはアップル製品がない、
だが、現在のIT業界を含めオーディオ・ビジュアル、
さまざまなインターフェースに「洗練さ」「シンプル」なスタイルを
これほどまでに生活に浸透させてしまった企業は他にない。
そんな企業がどういう仕組みで成り立っているのかは気になるので読んでみた。
アップルはいつまでも新興企業の強さを持ち、
また絶対的な秘密主義を貫く。
社員同士でも仕事内容については他言無用らしい。
おそるべし。
今回はサラ見なので引用なし。
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アップルの一見変わった独善的とも言える経営手法から今日の成功の秘密を分析する、と言う本だが、最後まで読んでみると、あれはジョブスにしか出来ないことで、ジョブスを失ったアップルはゆっくり衰退して行くと言う結論。いや〜、皆そう思ってるんで、それ言うために数百ページ費やす必要無いよね。