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紙の本
オトナの儀式って?
2008/12/05 14:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜか本巻にはカバーの背表紙に「7」と入っている。そして、いつの間にか7巻まで来ていた気がする。今回は「成竜の儀」にまつわるちょっとした騒動といったところか。前後編のようで本巻では前フリの印象がある。新登場のブルー・ドラゴン【サフィ】が何も知らないローズにいろいろと教えるのだが、これがまた実に女の子同士の会話なのである。曖昧なところは都合の良いように解釈してやや間違った方向に脱線する危うさも含めて微笑ましい。そしてローズの意識、竜司に対する気持ちの表し方に変化が起こる。もとより本シリーズのヒロイン達は竜司に対して恥ずかしがってばかりなのだが、なんとローズまでがそれに仲間入りすることに。まぁ、コドモからようやく少女になって恥じらいを覚えるまでには成長したようである。ある意味これで竜司争奪戦のスタートラインにローズもしっかり並んだとも言える。ただ、そんなローズと竜司の関係の変化、進展を許すまじと黙っていないヤツが久しぶりに現れる。コイツがまた強引に勝手なことをして何だか面倒なことになりそうな展開である。実は寂しいことに本巻ではあまり活躍の場が無かったアイだが、今回初めてクラスメイトの【千都】というお嬢様が出てくる。白鳳院という大層な名字の持ち主で、アイの強さに惚れ込んでいる若干百合気味な彼女と彼女が手にしていたアイテムが、物語のうえで今後何らかの役割を果たすのだろうか。少なくともあとがきにあった『藤貴女学院の華麗な一日』は、その実現を激しく希望する次第である。
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