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まず、題名の「冷え」は冷え性などの”寒い”という冷えではなく、アーユルヴェーダでの冷えであり、
「心身の健康なバランスを崩し、正常な機能を失った状態」
ということを頭に入れる必要がある。
ちょっとだるいなというちょっとした体調不良や、、いらいらするという精神的なものも「冷え」にはいる。
アーユルヴェーダではドーシャという3つの力がすべての人にあり、その人のベストバランスが崩れると冷えてしまうという考えらしい。
その3つの力がどのように乱れているかのチェック方法が載っているが、どれも大抵の人はドーシャが崩れている、という判断になってしまうようなレベルのチェック項目になっている。
3つの力のうち、どれが一番乱れていて、対応したらよいか、などは書いていないため、自己判断が必要。
自分のベストバランスの判断自体が難しく感じた。
自分の状態を判断する目的でなく、どういう状態がよい状態なのか、普段どういうことをすればよい状態にもっていけるのか、という一般的な考えが載っているため、アーユルヴェーダの考えとともにそれらを知りたい方にはいいかもしれない。
また、このような症状の方にこういう対応をしたらこんなによくなった!という例がいくつも載っているので、アーユルヴェーダでの対応を知りたい方にはいいかも。
ドーシャのタイプ別のうつの対処方法などもよいかもしれない。