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薄い文庫サイズに漫画で書いてあるので、まぁ、あらすじを追うだけの内容ではあるとおもうのですが、この作品はよかったです!
人は歴史の歯車に過ぎない。それは庶民であっても王侯貴族であっても同じ。そして、人々の振る舞いは決して歴史に記録されるものではない。
まさに真理を突いたものと思います。
おすすめです!
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ナポレオンとロシアが戦った時代の話なのですが、これも、真面目な人、不真面目な人、美しい人、美しくない人と、それぞれのキャラがイキイキと登場して、その時代を生きていたであろう人たちの感情や生き様に惹きつけられました。やっぱり戦争はイヤだなぁ。
男たちは戦いたがって困る。
これを読んで、ナポレオンの盛衰も垣間見れて、勉強になりました。個人的には、ヒール役の登場人物たちに ものすごく心惹かれます。マンガでの描き方が うまいのかもしれないけど。
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トルストイの「戦争と平和」のマンガ版。
ナポレオンが悪魔みたいな顔で登場します。
本来、戦争とは?とか、平和って。。。
って考えるべきものだと思うのですが、
このマンガ版だと正直、かるーく流されてる感がありました。
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戦争・ロシア・ナポレオン・モスクワの大火
これは、とても興味深く、読んでみたいと思ったら
これもすごく長いんだ。。。
いつか読もう。
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面白いストーリーだった。
マンガだけど、ドストエフスキーと同じように、
ロシア文学の面白さを垣間見た気がする。
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この作品をカテゴライズするのに「コミック」とするか「ロシア文学」にするのか一瞬だけ考えた。しかし文学とするにはあまりに大ざっぱ過ぎるのではと思いコミックに落ち着いた。
NHKEテレ「100分de名著」6月の課題はトルストイの「戦争と平和」である。この大作を100分で語るというのだから無謀だ。559人もの登場人物をグッと圧縮して3人だけについて語ると「100分de名著」のテキストの著者、川端香男里先生は行っている。
こちらの「まんがで読破…」の作者も偶然かどうかはわからないが、ピエール、アンドレイ、ナターシャの3人に絞ってストーリーが展開される。
原作は読んでいないが、オードリー・ヘプバーンがナターシャを演じたハリウッド映画「戦争と平和」を観ていたのでおおよそのストーリーはつかめていた。この大作をよくもここまで圧縮して一冊のまんがに収めたものである。しかしいきなりこのまんがだけ見たのでは、残念だがほとんど理解できないのではないだろうか。
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図書館で借りた本。まんがで読破シリーズ。ロシア文学を読了し理解する自信が無かったので借りてみたが、こんなに人間臭い話だったのかと知り、ロシア目線で話が進むため新鮮だった。頭空っぽの絶世の美女と地位だけある冴えない男の夫婦はどの時代にもいる普遍性を確認したな。ドーロホフはナイスガイ、ナポレオンはロシア目線からしたら悪人なので凶悪顔だ。人は歴史を構築するための歯車は名言。
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ものすごい大作を、ものの30分もかからないくらいで読めてしまう漫画にまとめてしまった本。
8人の登場人物が出てくるが、原作は登場人物たちの名前が途中から変わったりして、とても読みにくいそうだ。始めの方こそ、誰?と思うことはあっても、基本的には分かりやすく、最後まで一気に読める。この時代のヨーロッパの歴史とかを知っていれば、もっと楽しめたのかもしれない。そして、戦争の悲惨さと人間のはかなさがテーマ、ということで良かったんだろうか。「人は歴史を構築するための歯車である」(p.189)というのが、劇団四季の『南十字星』というミュージカルの「歴史の大きな転換期には名もない無数の人々が犠牲になる。その小さな小さな死の積み重ねが世界の歴史を進めてきたことを今、私は実感している。」というのと似ているなあと思った。(16/11)
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まんがで読破を読破しようシリーズ。戦争と平和は文学史で名前を知っただけで、トルストイなんて読んだことはない。
ホントはロシアとフランスの戦争をたっぷりと描いていたんでしょうが、ピエールとナターシャとアンドレイの恋愛話しか印象に残ってないですね。
あとは、これがナポレオンを破った冬将軍かっていうのも思った。
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さすがに名著が原作だけあってオモシロイ。しかも30分もあれば読み終わる。マンガの力を借りて、名作を味わえるのは素晴らしいです。原作を読む余裕がないときにはもってこいです。
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15分であの超大作が読めてしまっていいのかと少し罪悪感を感じるほど読みやすかった。
簡略化されすぎている気がするが、概略を掴むのが目的だったので満足。
歴史として、戦争は不可欠なものとして語られるが、当事者である市民からして必要な戦争などほとんどらないと気付かされた。
歴史で語り継がれるのは戦争であって、平和ではないというメッセージは強烈。
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ロシアの文豪レフ・トルストイの『戦争と平和』をマンガ化。原作は559人もの登場人物がいるともいわれている。そんな長編作が30分程度で読めるのは素直にありがたいとは思う。
しかし、案の定かなりの部分を削ってあるため、要約程度の理解しかできないものになっていると言わざるを得ない。
そのため『戦争しか歴史に残らず、平和が語られることはない』という最終的なアウトプットしか記憶に残りにくく、本来大切なそのアウトプットに至るまでの過程がイマイチ伝わってこなかった。情報量の多い漫画といえど、さすがにわずか190ページでは無理があったと思う。
本書は『戦争と平和』の概要を掴むために読むのには悪くないが、それ以上にはなり得ない。そこをわかった上で読むのはありだが、正直あまり時間を割いて読むほどの価値はない。
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ここ最近の読書の流れは本当に良い。人間世界の根本原理を学んでいるようで本当に充実だ。戦争は欲と思い込みで始まり平和は欲を静止することで生まれる。と◎トルストイに益々興味津々。いいねぇ〜♫
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敷居が高い本のとっかかりに、前から気になっていたこちらのシリーズをチョイス。多分離乳食始めたてくらいの薄味に仕上がっているんだろう。楽しめたし、最後の方の悪友が助けてくれるシーンはグッときたが、駆け足感が否めない。テーマが何なのかもイマイチ見えてこなかった。
楽しい時間や月日の流れを絵だけで示されるのは、どうも私には向いていないらしい。字がないとすぐに読み飛ばしてしまうので、冗長でも小説の方が合ってるのかも。これを機にトライしてみたいが…まだまだ敷居は高い。