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名作まんが化シリーズ。
ファウスト・神曲・ツァラトゥストラは買いました。
最愛の人ベアトリーチェに死なれて生きる道を見失ったダンテが、
古代詩人ウェルギリウスに導かれて、地獄・煉獄・天国を旅する物語。
ドロドロした醜く汚い部分も、キラキラした美しく崇高な部分も
どっちも人間の一部だよね。。。
これを元にロダンは大作「地獄の門」を作ったのか・・・?
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またまた古本屋で購入。帯で劇団ひとりが言っていますが、興味はあるけど絶対読まないと思っていた作品なので、こうして正確ではないけれど読めたことは大きかったです。
てか元々詩だし、読んでも絶対理解できないからちょうど良かった。
まぁそんなダンテの作品なんですが、地獄編、煉獄編、天国編がすべて一冊にまとまっているという奇跡の作品です(笑)
かなり急展開で進んでいきますが、「真実の愛とは?」、「神とは何か?」ということを探す主人公ダンテ(著者と主人公が一緒!)のお話です。
まぁ昔の人が考えていた、地獄とか天国とかってこういうことだったんだなと思いますが、今も昔もそういったものに対するイメージって言うのはそんなに変わるものじゃないんだなと思います。幽白みたいだったwww
まぁいろいろと深いことがこの作品には込められていると思うのですが、それはウィキペディアで調べましょう!
ベアトリーチェって人に対する愛情だけはひしひしと伝わってきたよ。やっぱ人生愛だね!
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あの有名な『神曲』をマンガで手軽に読めるのは、非常に良かったです。
機会があれば、原作の方をよんでみようとおもいます。
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気がつくと、闇の森の中にいた。
密かに愛していた女性、ベアトリーチェの死に絶望し、
生きる道を踏み外してしまったダンテ。
そこへ現れたギリシャの詩人ウェルギリウスに導かれ
地獄・煉獄・天国の「死後の世界」へ旅に出た。
なぜ「地獄」が存在するのか、
なぜ「煉獄」が存在するのか
天国とは何か。
生きる人間が知るからこそ意義のある「死後」の世界へようこそ。
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何となくキリスト教的世界観が掴めるかなー、というマンガ。全三部作だそうですが、これには全部まとめて描かれています。
ヴェルギリウスがなかなかカッコイイ。あとマンガにしているだけあってダンテがの反応がマンガっぽい。地獄編の絵は確かに恐ろしいイメージを喚起するように書かれているが、見られないほど恐ろしいわけではないため、幾分イメージが和らぐように思える。原作で読めばもっと恐ろしいイメージが頭にこびりついたことだろう。この辺りは前レビューの白痴と同じだが、毎回同じことを言っていても仕方がない。せっかくなのでお話の方に目を向けよう。
キリスト教の世界観からすると、自殺することや暴食すること、嫉妬することなど、現代人がよくやってそうなことでさえも罪になるという。しかもそれに科せられる罪がまた苦しいものばかりで、これを読んだ人が命を無駄にすることや他人を憎むこと、驕ることなど人生のうちでしたくはなくなるような構成となっている。そして人間は愛に生き、神の意思に従うべき、という結論に至る。
何とも健全で理想的な生き方を述べているわけだが、ここにはさらに神から意思を与えられた人間が、そのあり方を間違えると罪人になってしまう、という人間の自由の使い方に関する重大なメッセージがこめられていると思う。確かに人間は生まれたときは何も知らず、外からの刺激を一方的に受け止めるだけのはずであったのに、いつの間にか自分の中に「個性」を見つける。その「個性」はもともとあったもの、と言うわけではないだろう。周囲からの刺激が積み重なり、いつしか当人に「個性」として根付いていったものである。そしてその「個性」のために、人は罪を犯したり、他人から尊敬されたりする。刺激の受容体の集積こそが、「個性」であり、自分であり、人生であるのだ。ならば人生を上手く使おう、という気になる、それを教えてくれる気がする。
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文学作品コミック。
要点をきちんと抑えている。
矢張り物語の中で(魅力的で)重要な位置を占めている地獄篇にページが割かれている。
イラストもそこまでクセが無いので、読みやすいのではないだろうか。
これを読めばストーリーの大筋は把握できる。
ただし、登場人物はごく一部なので、これを読んだあとはやはり活字を読むべきだと思う。これはそのための足がかりになり得るものだ。
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教養5冊目
愛する人を失った主人公が
地獄・煉獄・天国を訪れ、自分の進むべき道を見つけるという内容。
神について、この世あの世について書かれているので
日本人には、ピンとこない内容かもしれない。
おもしろい物語だと感じるが、本気で信じない。
世界の信仰において、その通りと信じている人や自分の信仰と全く違うと猛烈に批判する人がいる。
個人的な感想として
罪を犯した人間が、その罪に応じて地獄で罰を受けるという部分が驚きだった。
今までにない考え方。
死後の世界を想像したりすることは意味がないことかもしれない。
しかし、考えることで今生きることが変わってくるなら意味のあることになると思う。
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とっつきにくく思っていたダンテの神曲でしたが、マンガだとスラスラと30分もあれば読めました。マンガの後に神曲の地獄篇の本を買い読みましたが、マンガではうまいトコ取りが出来ているなぁと感心しました。これからも難しそうな本はマンガで読んでみたいなぁ。。と思います!!
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今から君を「死後の世界」へと案内しよう。
ベアトリーチェに崇高な片思いを抱く青年ダンテは、彼女の死により生きる希望を見失ってしまう。
気がつくと暗い森の中をさまよっていたダンテは、古代ローマの詩人・ウェルギリウスの助けのもと、自らの進むべき道を探し出すために「死後の世界」を旅する決意をする。イタリア文学最高の古典とされる長編叙事詩を漫画化。
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元の小説を読んでいないので何とも
言えないが、かなり要約したような
印象。
とても読みやすいとは思う。
機会があれば、元の小説も読みたい。
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このダンテの神曲に影響されて、ゲーテは「ファウスト」を書き、ミケランジェロは「最後の審判」を描いたそうです。
イタリアでは、最初の文を暗記させられるらしいです。
人の世の道半ば、私は気がつくと
正しき道の失われた暗い森を、
さまよっていた。
内容は、地獄旅行といった感じ。
やっぱ、マンガじゃ薄いな。
原作だな。
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「なぜ地獄が存在するのか?」という問いかけに、この『神曲』では二つほど答えがあると思う。
一つは、耐え難き地獄の苦しみを味わってこそ、天国に行ったときに大きな喜びが得られるということ(最初から天国に行ったのでは大きな喜びがない)。
二つ目は、天国編でベアトリーチェが、人々が自由の意思を手にした瞬間、神の存在を忘れるから人々は堕落し、やがて神への愛も失われていくということを言っているが、その神への愛を常に忘れないために、地獄が存在しているということ(つまりは神への愛を忘れるな、という脅し?)。
自分は無信仰なので、神への愛なんていう感覚がないが、その神を「親」に変えて読み替えることは出来ると思った。
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こちらも、様々な作品のモチーフになっていることは知っていたけど、ちゃんと読んだことは無かったのでした。さらりと概要だけでも把握しておこうと思い「ファウスト(まんがで読破)」とともに購入しました。
[続き]
http://wildhawkfield.blogspot.com/2011/12/blog-post_8902.html
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まったく面白くない一冊だった。
まさかこんなにもキリスト教一色の内容だとは思わなかった。
教義的内容で微妙だった。
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ダンテは中世イタリアはフィレンツェの生まれで、イタリア文学最高の詩人と言われているそうだ。
「神曲」という名前は知っているものの、何が書いてあるのか、いったいそれは小説なのか、詩なのか、歌の歌詞なのかさえ知らなかった。韻文による長編叙事詩なのだそうである。
主な登場人物は、ダンテ、ウェルギリウス、ベアトリーチェの3人に絞り、ストーリーをベアトリーチェ、地獄編、煉獄編、天国編と4編に分けて解説。難解なストーリーをそれなりに分かりやすくまとめたという努力を感じた。後々、原作に触れてみようという気分にもなってきた。こういう作品のまんが化という行為は、そう思わせるところも目的の一つになっているのだろう。