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まず絵が綺麗!
オールバックじゃない桂木が美しすぎる…
時代設定が設定だけにいつもよりは読む時間がかかりますが、その分じっくりと作品に入り込めて良いです。
何回も読み直したくなっちゃう作品。
そんなに話の発展はないですが絵の綺麗さ、話の丁寧さ、これからの暁人と桂木に期待して星5つです!
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私にとって2作目の日高作品。
攻め:久世暁人
受け:桂木智之
病弱だった母と鎌倉の別邸で過ごしていた暁人は父親が亡くなって子爵を継ぐ為に本邸に戻される。
そこでは家令の桂木が全てを取り仕切っていて爵位の低い久世家をもり立てる為に桂木は様々に動いていた。
父親と懇意に過ごしたことのない男の子が使用人とはいえ、身近に接する少し年の離れた男性に憧れと尊敬を抱き、それが恋になり、執着していく、その過程が良かったです。
鬱屈した桂木の気持ちや暁人の持って備わった真っ直ぐな性格など。
そして、何より絵が上手い。
10才の暁人、もう少し大きくなった暁人、青年になった暁人、そしてそれぞれの桂木。人の顔が成長して少しずつ顔立ちが変わっていく様をシワではなく、骨格で現すことの出来る漫画家さんが画力のある作家さんだと思っていますが、日高先生は見事にそれを表現されています。手の描き方、小さなカットに至るまでとても繊細に描いてあって話の流れとともに引き込まれました。
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これは好き嫌いがかなーり分かれると思います。ラブコメが読みたい人はやめたほうがいいです。
私的には凄く好みだった。タイトル通り暗〜い、上流階級のドロドロした話とか出てきます。でも、それが日高ショーコさんの世界観や絵にマッチしていてどっぷり浸かっていました。
日高さん好きは買って損ないと思います。
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スタイリッシュな作品が多かったので、時代物という趣向に驚きました。絵が精巧できれいな正統派なので、レトロな雰囲気も上手くはまっていて、うっとりさせられます。
雑誌で拾い読みしていたのですが、飛び飛びだとまったく話の流れが掴めず訳分からなくなっていたので、コミックス購入。
やっぱり、連載では話を追うのがやっと。フクザツな暁人と桂木の心情を理解するにはコミックスが正解でした。
二人の主従関係に食いつきました。時代といい身分差といい年齢差といい、ストライクど真ん中。しかも、暁人は初登場が10歳と幼い。桂木以外に頼る人がいない状態の小さな子爵です。腹に何を持ってるか、全く考えが読めない桂木の厳しい指導の下、爵位を上げ家の格を上げるため勉強させられる暁人。
そこからの彼の成長ぶりが丁寧に描かれています。青年になって男として逞しく、身長も伸びて桂木より高くなってたり、髪型が年齢に応じて変化していたり、そんな細かい描写に萌えます。対する桂木はあまり変化しないのもいいですね。髪形だけが激変。
そして成長して一層、桂木大好きになってる暁人の強引さや、色気垂れ流しで体は開くくせに心は閉ざしきっている年上クールビューティー桂木に萌えまくり。小さい時にはあんなにかわいかった暁人が、立派な攻になって桂木を押し倒すとは…悶え死にました。
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明治時代で貴族で主従で、この時代の雰囲気に惹かれた。
まだなんとなく話が掴めていないので読み直そうかな。
どろどろしてるのは好み。
女性も描かれていて人間関係が広いのがいい。
2巻3巻とじっくり読んでいきたい
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4巻のあまりの高評価っぷりに思わずまとめ買いしてしまった。
そもそも続きもののBLってあんまり読んだことがなくて、時代物とかもそういえば初めてかもしれない。
他と比べようがないんだけど、これはなんというか本気だなあ…って感じが。BLでここまでしっかりしてるんだと感動した。難しい話は苦手なので、しっかり読み込めてない感もあるんだけど、雰囲気からして呑み込まれるなあ。
桂木の隙のなさがもどかしい…お前立ってるだけで人殺せそうだな……主×従、年下攻め、美人受け、敬語受けっておいしい……
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利発な主人公が好きで、でも、美人の受けが意外とあっさり折れてしまったのが少し物足りなくて★よっつです;
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話がしっかりしてて雰囲気は重苦しい感じ。2人の距離が遠いです。
個人的には短髪になる前の少年時代をもう少し見てたかったかなぁと。
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身分差 年齢差 主従関係 なんてテッパンネタなのに、日高先生が描くとこんなに素晴らしい作品になる。
多くは語らない。読んで欲しい!
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再読しながらいまさらレビュー。
日高さんの作品はどれも、漫画というよりテレビドラマのような印象を受ける。 映画でもなく、ドラマ。
二次元の紙の中で三次元に見せようとしているのではなく、三次元での出来事が何故か二次元に収納されてしまったような。
だから美しいだけじゃなくて醜さも生々しいし、とても人間くさい話を観ている気になる。
この作品は特に、息苦しいような激動に向かう時代背景と、ストイックで優雅な姿の水面下でお互いの脚を蹴り合っているような、渦巻くカオスの中で必死に踏ん張っている若き子爵の人生がとてもドラマチック。
一巻はまだ序章、子爵の成長ぶりを堪能できる良い作品。
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若くして子爵を継いだ久世暁人と、久世家の家令にして彼の教育係の桂木。
明治期の雰囲気は好きなんだけど、1巻の段階ではちょっとありきたりかなと思わないでもない。今後の展開にもよるけれど、2人がどう惹かれている(いく)のか分かりにくいので、まとめて続きを読みたいところ。
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明治を時代背景に切ない上流階級の家令桂木と当主暁人の切ない気持の行き違い。主従、階級社会、淡々と描いている。エロは少ないけどとにかく切ない。
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コマの『間』で語るというか大事なところは視線や絵で語るなぁ……また、この絵が素敵なんだよなぁって堪能した。
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友人の勧めで手にした。おお、なんと正統派の執事(家令だけど)もの!!下剋上好きなんだけど、年下の旦那様が余裕ないっていうのは萌えるわ。
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日高さんの「花は咲くか」が好きで、こちらも気にはなっていたものの、表紙から漂う暗い雰囲気と時代物なのにハードルを感じてずっと購入をためらってましたが、今回1~4巻まで一気買い。
なんで早く読まなかったのかと軽く後悔しました。
やっぱり日高さんの作品は面白い!
「襲爵」とか「陞爵」とか歴史ものに疎い私にとっては難しい言葉が出てきますが、そんなのはどうでもよくなるくらい、ストーリーとか繊細な心理描写に引き込まれます。
まだ1巻は二人の気持ちが通い合う前なのでプロローグな感じですが、ここから2巻以降の萌えに繋がりますw