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生きてりゃさ……なんでこんな目にあうんだとか――なんでオレばっかり――とかいう目にゃ山ほど会うわなァ。事故とか病気とかな。 なんでかなァ、?現にさ今、私らがこんなに恐ろしい目に会ってるのに、のほほんとメシ食ってる人間もいるんだよなァ。
不公平だよな。何でだと思う?
わかんねえのさ。
いろんな不幸がなんで自分に起きるのか…なーんて、 先生にも私にも……だれにもわからんのさ。
でも… 抵抗するしかないもんなァ。
そのなんだかわからんもんにスネてみても…逃げてみても…仕方ねえもんなァ。
みんな…自分のため、家族のため、 抵抗するんだよなァ。
そんなコト…わかってる…
なら一緒に抵抗してくれる自分っちゅうパートナーを好きんなってやらんとなァ。
そのカオは、自分はキライでキライでしょうがねえって面だなァ。
野村くんよ…
トンネルってよ、 いやあな時みたいだなァ。
一人っきりで寒くてよ… …でもな、
いつかは抜けるんだぜ。
(第二十五章「時限鉄道」)
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友人から面白いと聞いていて、学生時代に購入した漫画。未だに実家の本棚に置いてある。実家に帰るたび読み返している。
内容は本当に面白い。序盤は『ゲゲゲの鬼太郎』のようにただ妖怪退治をする漫画かと思っていたが、中盤から終盤にかけてはフィナーレに向けてストーリーが加速的に盛り上がっていく。特にフィナーレが最高で、あれだけの登場人物をだしながら、うまくまとめている。
藤田さんの漫画は今のところハズレがなく、キャラクター、ストーリー、インスパイアの3大要素でどれも高得点な漫画が多い。画が駄目だという人もいるが、読み始めれば気にならないはず。
特に『うしおととら』がオススメ!
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麻子がどんどん可愛くなっていく第15巻。
「すげえスピードで走る妖の背から、飛び降りる女」かっこいいなあ。
『うしとら』の良さって、市井の人々の描き方にもあると思うのですよ。
それこそ名前も出てこないような普通のおっちゃんやおばちゃんが、ちょいちょい良いことを言う。良いことだけじゃなくてテメエ勝手なことも言う。ささやかな夢も語る。
普通の町で普通の人たちが普通の暮らしを本当に普通に営んでいるのが土台にあるから、最後のとらの台詞にも妙な説得力が。
あと、青函トンネルがいまだにちょっと怖い。
【第二十五章】 山魚編完結
【第二十六章】 vs 一角(いっかく)
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時限鉄道、HIGH SPEED EATER。狂僧、再び。タイムリミット系はドキドキしますね。新章スタート。新キャラを登場させつつ、古キャラを使い捨てにしない設定に好感が持てます。
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長かった旅を終え、東京へ帰ってきたうしお。
様子がおかしい麻子の裏に、暴走妖怪一角の影。
なかなかゆっくりできないな~
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大きな旅を終え、東京へ戻ったうしお。学校では変わらぬ友達が迎えてくれた。だけど、麻子の様子がおかしい。凶暴な暴走族と行動を共にするその理由は?何か胸騒ぎが……!!(Amazon紹介より)