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ギャグ漫画以外も描くんだなあと思った。
少女陵辱と聞いて嫌悪感を抱く人は絶対読まない方がいいと思うし、
少女陵辱と聞いてウホッっとテンション上がっちゃう人には物足りないと思う。
痛々しい話ではある。
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ギャグなしおフザケなし……。重たいファンタジー。最後に見える希望すら欝の予感。
父娘の獄中対面の話が好き。
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2004年に性欲枯れたから責め絵描くのやめたって言ってたじゃないですかー!
いや、責め絵をある程度卒業したから物語として描けるようになったのか……
そもそも責め絵を描くために絵を描き始めたという著者に(一応)真っ当な漫画を描かせてヒットさせた講談社の編集者は褒められていいと思う。
しかし個人的にはこういう方向性ももっとやってほしい。太田出版がんばって。
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ブラッドハーレー家の馬車に乗って孤児院を出ることは
歌劇団へのスカウトを意味し、院に暮らす少女たちの憧れだった。
しかしその実態は……。
ひたすらに救いのない物語で読んでて辛いです。
でも画面の構成は映画的というか、惹きこまれるものがあって好き。
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この作家さんのこの手の漫画は、胸クソの悪さがなかなか突き抜けてる。なのにいつも本を手にしてしまう。
そして、嫌いじゃない不思議。
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その馬車は幸せな明日へではなく地獄行きでしたとさ。
救いのない物語なので読む際はそれなりの覚悟を。
それにしても、赤毛のアンみたいな漫画にすると編集長に宣言したってあとがきにあったが、どこをどう間違うとこういうお話が出来上がるのだろう。
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読んじゃいけないと思いつつも読んでしまった。
ものの見事にトラウマになりました…。
登場人物の名前は赤毛のアンシリーズから取ってるのね。
赤毛のアン好きなのでこの点もまたトラウマ。
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この手の漫画ってすごい作者のメッセージが強烈に詰め込まれてるもんかと思ってたので、あとがきですごい驚いた。
ふつうにエンターテインメントとして軽く描いたんだな〜と。
話自体は嫌いじゃない。
終わりかたも悪くない。
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ツタヤさんから。
いやあ、見ていて胸がつぶれそうなくらい滅入りました。
といったら、作者の沙村先生的には、ヤッタネ!って感じなんでしょうが。。
わたしが女性だから、というわけでもないでしょうが、
やはりいたいけな年齢の少女が苛烈な暴行を加えられるシーンというのは、下腹にズシンと響くインパクトをもっております。
乳首をかじりとられ、目をえぐられても、昔のたのしかったころのことばかりに思いを巡らせ「死んでは駄目!」と自分の未来にあくまで明るい夢を見出そうとしている姿は、痛ましい以外の何物でもない。。
精神、身体ともに痛々しいリアルを生きる少女を描かせたら、
鬼頭莫宏とこの方が、双璧だと思っております。
一番好き、というかラストでうそ寒さを感じたのは、
『鳥は消えた』かな。
ラスト一こまの、圧倒的な説得力に震えた。
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「あれ?そんなにグロくない…」これが私の最初の感想です。
ちなみに私は女性です。
この本を読む前にネットでいろいろな方の感想を見ていたからなのか、グロっという感じはありませんでした。
ストーリもちゃんとしてると思うし、何より登場人物が綺麗!
嫌悪感を抱くキャラはいませんでしたね…
むしろ爽快な感じのキャラがいました。(2、3人)
細かい設定がそこらじゅうに張り巡らされていると思うので、大丈夫な方は何回か読み返してみると新たな発見がありそうですね。
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作者の黒い部分が見える本。残酷な描写があるとは思わんが、無限の住人とかのカラっとしたテイストのみを求める人にはオススメ出来へんね。
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孤児院の少女達の憧れである歌劇団へ養女に引き取られる事。それが最高に幸せで名誉なことだったが、その実態は…。
目を背けたくなる様な非情に暗く重い設定の中で繰り広げられる多様なストーリー群。
悲惨な結末しかないその世界観に引きつけられる自分がいた。
やるならこれくらいとことんやってくれないと。
萌えコンテンツの生温い『鬱展開』に飽きた人にお勧め。
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ネットレンタルで読了。青年向け書籍。
希望なんて無いのに、希望にすがっている少女たちが痛ましくて、痛ましくて、目を背けたくなる。けれど、希望にすがろうとする姿は悲惨なのに美しく感じてしまう。彼女たちを救おうとする男も、彼女たちの幸せを信じている仲間たちも、美しいと感じてしまう、不思議。
女性に勧められないとは、思わない。
私は女性だけれど、惹かれるものがあった。絵も綺麗。
悲劇的なことはロマンチックなのよ。
他人の人生ならね。
というピーナッツの言葉を思い出す。
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この設定で一冊ぶん描こうと思ったことがすごい。
明らかに作者の性癖から生まれた設定だとは思うんだけど、それを広げて広げて最終的にエロいシーンなんてほとんどなくなってる。オムニバス形式で、当事者の心理、関わっている人の心理、システムの問題点、破綻までしっかり描いていてそのバランスが絶妙。
にもかかわらずブラッド・ハーレー氏本人についての描写がほぼないのもいい。核心的な情報をなるべくそぎ落として、各エピソードから与えられる断片的な情報で、読者の中にある作品の世界観に、ちょっとずつ肉付けしていってる感じ。
どっかでみたようなベタなエピソードもあるけど、設定が強い分、肉付けとしてはちょうどいい。
救いのない絶望的なエピソードなのに、読まされる。気分が悪くなりそうな内容なのに、ぐいぐい引き込まれていくのが心地よい作品でした。
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感想を一言で言っちゃうとずばり衝撃的だったんだけど、この本に「衝撃的」って言葉を使うのはとても陳腐だなあ。いやだなあ。
読んでいるときは決して気分がよくないし、読み終わった後はもっと心地が悪いし、下手したら悪夢だって見ちゃいそうだし、人前で胸を張って好きだなんて言えないけれど素直にこの漫画はすごいなあと思いました。すごい。最初の方のもやもやも気持ち悪さも嫌悪感もそのままにしつつ、きちんとラストのページまで連れて行ってくれる具合がとても丁度良い。
この人の描く女の子が全体的にいまいち可愛くないことが救いです。これで女の子が妙に写実的で愛くるしかったりしたらつらすぎる。やっぱり絵柄ってだいじ。