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手塚治虫文化賞短編賞受賞作。
よかったー。
西原の上京してからの自伝だと思う。苦労してるんだなあと思った。
最後はちょっと泣けた。がんばんなきゃなあと思った。
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「毎日かあさん」シリーズ以外で読んだ初めての本です。西原さんが上京してからの心模様が描かれていて、いろいろな事があったんだなぁ、と思いました。こうして自分の事を漫画にするということは、彼女が自分を見つめなおし、前に進んでいく力になっているのではないかなぁ。楽しい思い出ばかりではないかもしれないけれど、彼女はそれを否定することなく受け止めていて、それが彼女を成長させている気がします。(勝手なこといって、西原さんすいません。)自分の力で生きて、仕事を探し、少しずつ認められていく。頑張ったんだなぁ。
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久しぶりに本棚から引っ張り出してきて読んでみた。
ここまでドラスティックではないが、彼女に共感する上京少女は少なくないはず。
まわりよりもどこかいけてなくて、やっぱり都会の素敵な生活なんて到底かなわなくて。ただ、転んでただ起き上がるだけでは、おもろないよねーと。
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古き良き時代を西原さんが体験した美化しないで描いた作品。
淡々と少しの幸せとたくさんの不幸をこなしていく。
心折れる描写が少なかったのが救い。
リアルではもっと壮絶に辛かったと思う。
最後、彼女が評価され、世間受けしていることを評価され、彼女の存在に救われる人が。
本音が少し漏れてるけど、幸せそうな笑顔が描かれていて嬉しかった。
しない方が良い経験ではあるけど、決して無駄ではない経験。
淡々と、しんみりと、ほっこりと。
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試写会が当たったので、観てきました!!
この夏公開の映画、北乃きい主演、『上京ものがたり』!!
(※DVD化されるまでここに記録しておきます。)
私はもともと育ちは埼玉(≒東京)かつ実家なので、上京って感覚はピンとは来ない。はっきりと断れない主人公・菜都美とはあまり似てもいない。だから、すごーく共感したか、と問われれば、違う、といえる。
ただ、この映画、夢を追う菜都美を叱咤激励し、温かく見守る、先輩ホステス・吹雪がかっこいい。
――最下位には最下位の戦い方がある
吹雪のような人になりたい、と思わせる。
ネタバレになるので書かないけれど、ほろりと泣かされるシーンもある。
可愛らしく健気な吹雪の娘、沙希。彼女が『絵、描いて』と、差し出すシーンは切ない。そして、夢を追う菜都美にどれだけ勇気を与えたことか。
がむしゃらに頑張る菜都美の姿、それを見守る人々。頑張ろう、と思える作品。
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サイバラさんの自伝。この人は苦労してきてるからこそ小さな幸せを大切にできる。 「次はなにをかいたらしんどいひとはわらってくれるかなぁ」
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初めての西原理恵子。生活の猫写とか身につまされる・・・。仕事をしない彼氏の話とか、なんだか分かんないけど、ぼくが西原理恵子に謝りたくなった。仕事が軌道に乗っていく後半が面白かったけど、全体的に繊細な印象があって、自分にはあまり合わなかった。
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私の好きなバージョンの西原さんの作品だった。基本的にあまり人生記やエッセイは読まないけど、西原さんのは読んだ後いつも心にグッとくる。適当に描いてるみたいで、でもこういう漫画は一生懸命じゃなければ描けない。
猫の描写が好きだった。いつも動物に対して少し残虐な一面を描くけど、西原さんは実は心の優しい人で、そしてとても現実的である。最後に捨て猫を拾わないで、可愛いからきっと良い人に拾われるのでちっともかわいそうじゃない、というところが良かった。
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東京にあこがれて上京した女の子が、結構ハードな生活をしながら夢をかなえる実感を描いた自伝的マンガ。西原理恵子といえば辛口の作風が定番ですが、これは何とも素直な女の子を描いていて、泣けます。
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ちょっと疲れた時、しんどい時。
西原さんの本を読むと笑って元気になれる。
明日からもまあ、ぼちぼちやっていこうと思える本。
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西原理恵子が状況し大学に通っていた時の話。
メランコリックな、センチメンタルな話
ダメな男とつきあって、水商売しながら明日の見えない生活をする。
というのは、女流漫画では意外とよくあるタイプの話だと思う。
その日常をカラーのエッセイ風の漫画で表現しているのが、当時としては面白かったのではないか。
いまや、サイバラ節というのは確立されたジャンルのような趣なので、新鮮さよりも、大家が自分の青春時代をウェットに振り返っているかのように見えてしまう。
良くも悪くも自伝風なので、成功を収めた(?)サイバラさんが書いたというよりも、誰でもない未来があるとも思えない一女性がいました。というようなフィクションの方がグッとくるのでは。