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自治体や部署は違えど、同じ公僕として共感できる部分が多い。
自分が携わったことのない分野の仕事内容を知る事ができて、単純に面白いとも思う。
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県庁職員をしていた著者の体験を元にした、コミックエッセイ。
行旅人、無縁社会のことが印象的でした。公務員だったからこそ、分かる現実もあるんでしょうね。
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公務員ってのは楽な仕事ばっかりじゃないんだよ!というのを訴えたくて書かれたマンガです。
ピックアップされた仕事内容・エピソードは、民間を見れば似たようなのが五万とあるのでしょうが、筆者はひとまず「公務員は全員楽して高給取り」というイメージを取り払いたいのでしょうから、そこはクリアできているのではないかと思います。
公務員になる人自体、「公務員=安定した高収入な仕事」というイメージで就職しているのでしょうから、辛くて辞めちゃう人は、そこは考えが甘かったというか自業自得というか。
「私と同じ勘違いによる過ちを犯すなよ~公務員を目指す若人よ!」そんなメッセージも読み取れなくもありません。
「公務員=楽して安定高収入」という考え方は誤りなわけですが、この本の内容が公務員のすべてってわけでもないでしょうから、これから公務員を目指す方は、「こーゆー道を歩む可能性もあるんだなー」程度に捉えるのがよろしいかと思います。(もちろん民間に就職しても同じような辛い仕事に当たる可能性は十分にあります)
でもまぁ、やっぱり民間よりは安定高収入だよね。
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いちよう自分も出先だけど…公僕…のはしくれ…。専門職だから、違う課の仕事はよくわからないのですが、これを読んで公務員の大変さが少し分かったような気がします。
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かつて公僕として従事した経験がある自分にとっては面白く読めました。世間様のご指摘通りの事も多いけど、知られてない辛い部分もあるんですよ、公務員って。
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同じ公務員として「よくぞ書いてくれた」という思いが強い。
しかし、イラストが硬く、内容もやや難しい。一番読んでほしい(理解してほしい)層には、書店で目に留まらないのではなかろうか。
主題そのものは明確で、着眼点もよいと思う。もう少し、親しみやすい作品にして、公務員の実態を訴えてもらえるとありがたい。
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楽しく読めたが、もっと突っ込んで描いてくれてもいいように思う。
マスコミが与える公務員バッシングは真面目な公務員もダメにしていることをこのような本でつたえていってほしい。
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公務員とは、時間にゆとりがある職業である。
そんな世間の固定観念にまったをかけるエッセイ漫画。
人様に罵倒され、脅迫まがいの事をされ
それでも仕事をしなければならない公務員。
部署によっては大変、というのは知っていましたし
生保の人達が多いのも知っていましたが…作中の
47人もやってきて外国人登録をして生保申請は
知りませんでした…。
これ、どうなったのでしょう?
とはいえ、つぶれる事がない場所ですし
大変な仕事ほど給料がいいのは当然なので
罵倒代、と思っても…無理ですね、これ。
病気にまでなるなら、それはもう諦めた方が。
主催すれば、そこに参加せねばならないし
当然それに対して手当てもつかないし…。
いやでも大企業でもこんな話は聞きますから
給料安定してるだけましじゃない? と言われたら
平行線になってそれまで、かと。
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生活保護ケースワーカーさんの漫画としては「健康で文化的な〜」の方が有名ですが、中の人のリアルな声としてこちらも是非、手にとって頂きたいと思います。ちょっと古い本ですが。ケースワーカーとして心を病みかけたり、親しい同僚の件をきっかけに退職を決意した筆者の気持ち、自分に重なるところもありましたし、私達の働き方、これで良いのかな?って再考させられます。
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「公僕」。読んで字のごとく、「公(おおやけ)」に司える「僕(しもべ)」。作者は元公務員。
ちまたでは、安定度抜群とか、働かないなどとのイメージがあるけど、実体はどうか、というレポート的コミックエッセイ。
私の職業柄(精神科医)、精神障害者は生活保護受給者が多いし、養育能力が乏しいため「子ども家庭課」の担当者と守備範囲が被る機会も多い。
個人的には生活の保護の担当者が、逆ギレされたり、脅されたり、というエピソードが身につまされたし、「子ども家庭課」(児童虐待などを扱うところ)も激務だと描かれていてさもありなんとおもった。
民営化すれば、体質もスリムになって、公費の無駄遣いがへるというのは、耳に聞こえのいいロジックなんだけど、そこそこ現場にいている者としては、やっぱり公でやってもらわないと回らない仕事ってあるよなぁ、、、とはつくづく感じる。
がんばってください、公僕。税金を納めている一市民として、応援しております(合掌)。