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渡辺ペコさんの「にこたま」が今のところ傑作の匂いがしているのだけど。
多分この漫画、女子は吐きそうな位ダメージ受けるけど、男子はさしてダメージ受けないであろうことが口惜しい。
「晃平みたいなヘマやんなきゃいいんでしょ?」って思うだけの男の人が多い気がする(当てはまらない人もきっと居ると思いますが)。
その隔たりをきっとペコさんは解って描いているだろうこともニクいなぁと思う。
この隔たりはきっと埋まらない。
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まだ結婚していない30間近のカップルのそれぞれの日常を描いた物語っていう感じだろうか・・。
いきなり不倫の話やら妊娠の話やらで、当初想像していたよりもかなり重い方向にストーリーが進んでいったのは正直驚いた。
というか晃平それはいかんでしょ><
ちゃんとカミングアウトしたのはいいけど・・。
不倫カミングアウトのお互いの気持ちの描写がうまく描かれてて、感情移入しやすくかったように感じたかも。
あと、にこたまって二子玉川じゃないのね・・・w
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あたしは、28歳でもなければ
男の人と9年も付き合ったこともなければ
同棲したこともない。
浮気されたこともない。
(少なくとも私にばれてない)
でも、なんかわかる。
なんだなんだ、このもやもやは。
もし、現実に私が彼氏に
浮気をカミングアウト(しかも相手が妊娠してるっつー)された時は
いかに感情が激しすぎると言われる私も、
たぶんあっちゃんのような反応を見せると思う。
なぜか冷静に。
でもだからこそ何日か後に、痛む。落ちる。落ちる。
あ!と思った。この感じ。
状況は全然違うけど、私もこんな感じだったんだ。
うまく甘えられない。感情をぶつけられない。
それって一体、どうなんだい?
「大丈夫か?」って言葉に「大丈夫じゃない」って答えたい時もある。
無責任に、その言葉を発しない人でいてほしいって、
いつも願っている。
「うすかわいちまい」
そこに運命を委ねているんだ、いまのじぶん。
どうなるんだろう。
自分の精神状態と、取り巻く環境と共に、
次の巻に答えをゆだねてみる。
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―――つかぬことというか、大変立ち入ったことをお聞きしますが、もしかして妊娠、ですか。
交際9年目・同棲5年目の浅尾温子(あっちゃん)と岩城晃平(コーヘー)。あっちゃんは新聞記者から友人のお弁当屋を手伝うようになり、コーヘーはちょっと遅れて弁理士になった。
共に29歳、結婚の予定は特になし。今の関係のままでまあいいか…なんてのほほんとしていたところに、コーヘーが同僚の高野さんを妊娠させてしまって…
男性も女性も、共感すること必死。私は7話を掲載誌で読んだのが最初だったんですが、いきなりずばっと心を射抜かれました。ドストライクでした。コーヘーは本当に情けないんですが、気持ちもわかるし、あっちゃんと高野さん、2人の対照的な女性が非常に魅力的。今後も要チェックです!
タイトルの由来は巻末漫画を読んで笑ってください。
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これ、男性側から読んだらホラーだよなあ…と思いましたが、
女性二人の気持ちはとてもリアル。
理屈じゃなく、産むんだろう。女性はこういう時。
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こいうのはありそうだ。29歳というと設定的には80年生まれってことか。あっちゃんが作者の渡辺ペコさんににているかも。
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渡辺ペコを知るきっかけとなった作品。
この人ははずれがない。文学的でもある。
キャラも人間くさい。
大好きです。
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痛いいたいイタイ。
こんなに痛いもの読んだの久しぶり。
あたしだったら、別れます。
自分はさておき、やっぱりこどもに罪はないから。
それでも一緒にいてほしい、って言われても。
自分だけが何事もなかったように幸せに生きていくのは卑怯でしょ。
人それぞれだけど。
でも現実になったら、こんな風に淡々と日常は流れていくのだろうな。
みんな、何事もないような顔をして何かを抱えているのだな、
自分だけがつらいのではないのだな、
と再確認しました。
再読はまた時間を置いて。
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この作者のたまたま目にした違う話が面白くて
今回手に取ってみました。
話のテンポも良くて面白かった。
少し心に凍みる作品でもあります*ジャケットでは
ほんわかマンガかなと思ったんですが、裏切りです!
続きが読みたい〜*
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痛い、痛い、痛い。
身に憶え・・・は無いけれど、
「自分の彼氏だったら・・・」と思うと、死にそうになる。
(男子は男子でいろいろ痛いんでしょうが。)
でもね、
おもしろいです。
実は初めての渡辺ペコ作品だったのだけれど、
他の作品も読んでみたいなと思いました。
とりあえず明日、2巻買ってこよう。
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2巻目の帯の三十路の思春期、につられて購入しました。
晃平の心象風景“今こんな感じ?”のコマがウィリアム・テルと重なって笑えます。あと、むるたんが愛らしくて困りましたね(笑)欲しいです!
しかしよくありそうな話で結構ヘヴィーですよね。
やはり自分ならどうだろうか、と考えてしまう場面もありました。
どんなに親しいと感じる時があっても“お互いが別の人間である”、そう感じる時の痛みを拭い切れないまま一緒の時間を過ごす、その気持ち…分かる気がしました。
どんな決着をつけて いくことになるのか楽しみです。
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そこまで心に響く感じはしなかったけれど
振り返る必要のない過去を振り返り
憂いても仕方のない未来を憂いてしまう漫画でした。
とりとめのない感想を。
あっちゃんに非の打ち所がないことにずーーん。
結婚前の同棲はやはり良くないのではと再認識。
実家早く出た方が良いな。
2巻はもっとちゃんと感想書こう。
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既刊2巻まで読了
にこたま=キン○マ、コーガ○、卵子、精巣、受精卵
といったような意味があるらしい。(あとがきより)なるほど。
モーニング2で読んでいたのをまとめて読み返すと
また一段と味のある物語だと。
人生上手にはできていないね。
何がきっかけで人生の歯車が狂い始めるのかわからないところが。
いつまでも同じ場所に留まってはいられないのだ。
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◎ダ・ヴィンチ2010年12月号
「今月のプラチナ本」。
2011年5月5日(木)読了。
2011-27。
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登場人物それぞれの立場が鋭い視線で描かれていて、苦しくなることもあるけれど、ユーモアもしっかりある作品。
ペコさんの作品には、人間のリアルを目を反らさずに描く強さが根底にあるので、安心して読めます。