投稿元:
レビューを見る
自分を語るだけでこれだけおもしろいって、いいよね。
ただ絵の線が細い感じなので、緩急ある絵が見てみたいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
『テルマエ・ロマエ』の作者によるコミック。家族をテーマにした自叙伝がベースになっているようです。
濃いキャラクターの割には、始めから話の進みが早いと思ったら、『ルミとマヤとその周辺』(未読)の続編だとのこと。
母親ののびやかな教育方針のもと、すくすくと育つ姉妹が描かれます。
幼虫が好きで、幼虫の写真を撮っては下敷きに入れて持ち歩いている主人公ルミは『虫愛づる姫君』のよう。
周りに引かれても自分の好きなように生きる自立精神が培われており、その姿に勇気づけられるいじめられっ子。
オオムラサキのさなぎが孵化する様子は感動的でした。
そのあと、バイオリニストの母親の意志で、14歳でヨーロッパ一人旅をする彼女。
すごい度胸です。それでも、会話の本を手に、ドイツでもフランスでもなんとかホストファミリーと会話を成立させている彼女のたくましさ。
一人で散歩に出かけるというのも豪胆だなと思います。
旅する彼女が気になって、ついあとを追いかけてしまう心配性の男性。
その人の孫が、実際の著者の旦那様だとのこと。まさに縁は奇なり、です。
人生を変えるほどの大きな体験だと思いますが、そのあと日本に戻って普通の学校でやっていくには、もう飽き足りなかったんじゃないかしら?
それにしても、オノ・ナツメといい、この人といい、今日び漫画家を語る人たちは、イタリア留学などを経験したハイカラインテリな人が多いんだなあと思います。
投稿元:
レビューを見る
旅は人を成長させるものと、昔から決まっているのです。
いくら旅をしても成長のないのは、私くらいのものです。
投稿元:
レビューを見る
面白かった。現実は小説より奇なり、とは良く聞くフレーズだが、本作はまさにそんな感じの作品。こんなに素晴らしい体験をしてきた人だからこそ、テルマエロマエのような発想豊かな作品に繋がるんだろう。テルマエロマエは見た事ないけど。
投稿元:
レビューを見る
前にも一度読んだことがあったけれど、人が貸してくれたので再読。
どの話も少しほろっとしたり、笑えたり、実話ベースだから前にもどこかで読んだことがあるけれど、悪くない雰囲気。
でも、家に置きたい程ではないかも。