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リブレ出版と東京漫画社とで同時発売。
初回版には描き下ろしペーパー付き。前後編になってます。
リブレ出版が前編、東京漫画社が後編。
短編集なのですが、どの作品も、個性的な絵柄が織り成す独特な雰囲気があって、その世界がじんわりと染み入ってきます。
ガチなBLではなく、BLの匂いのする作品といった印象です。
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外国人描かせたら右に出る物はいない域になってきましたね!!イヴが古代ギリシャの少年のようで本当に美しい。お話はファンタジーっぽいけど何だか現実にありそうな話。書き下ろし(?)がまた切なくて良い!
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▼あらすじ
「男娼? 天使? 君は一体誰なんだ――」
幼い日に見た一枚の絵…少年モーリスは絵の中の青年に心を奪われた。その悲しむような、愛おしむような、すべてを赦すような眼。10数年後、新進気鋭の絵画修復師となったモーリスの目の前に絵から抜け出た青年が現れて!?
えすとえむリブレ初コミックス、番外描き下ろし19ページを収録!!
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今じゃなかなか手に入らない作品ですが、大好きな作家さんという事もあり、何よりずっと気になっていたので何とか入手して読んでみました!
感想はまさに大人のBLって感じで、まず雰囲気が良いなぁと思いました。
数年前の自分だったらこの良さはまず理解出来なかっただろうな…と。
独特の空気感だったり、雰囲気だったり。そういう独自の世界を作り出すのが非常に上手い作家さんだと思います。
正直、めっちゃ萌えたー!っていうのは無かったけれど、それでも最後には面白かったなぁとじんわり余韻が残りました。
エロは少なめですし、ガッツリBLって感じでもないけど好きな人は好きな作品だと思います。
とりあえず海外モノが好きな方には全力でお勧めしたいです。
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絵画の修復士。絵から抜け出てきたイヴが美しい。表題はファンタジー。全体的に大人向け作品。色気が半端ない。同時収録は、ダメ馬に願掛け、フラメンコダンサー、公園のベンチに毎日通う老人。
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読切集。
エロ:有
全5作収録されているが、どれも読み終わったあとに、導入部分を読み返しに戻ってしまう。読み終わってから導入部を読むと、より深まる。
少ないページの中で奥深いドラマを見せてくれる。
幸せな老いを描くのが上手いよなあ。
どれも良かったが、
「ラスゲアード」が特にお気に入り。
フラメンコを踊る主人公、ヘスス。踊りを愛しているがどこか一歩ひいている。そんな彼が燃え上がる様がとても良い。恋も燃え上がりそうでなんか…あう…