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この人は物語ではなくて短歌。
いつのまにか見つけてくれてありがとう わたしがあなたにぴったりなこと
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形とか指の長さを知ったのに
何も知らない あなたのことを
縁あって隣で寝てる人がいて
わたしのものにならないらしい
目の前のわたしを見てよ
本当に大事にしてるものが何でも
知られたくないことがある
本当はあなたといると心臓が痛い
・・・いい!!
今、すごくよく分かる!
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うす暗い本ばかり読んでしまうので、ほっこりしたくて表紙買いした本。
一時間あれば読めます。
バックに忍ばせておいてサッと読み返したくなる本かも。
叶ってるけど叶っていないような二番目の恋愛を題材にした短編がほとんどでした。
さりげない一文にチクチクしたり、学生の頃は車を持っていたり煙草をすう男性がすごく大人びて見えていたなぁ、と思い返したり。
挿し絵の水彩画もとても綺麗です。
グスタフ・クリムトの『接吻』の絵画を思い出したのですが、関係なさそう。
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ザックリ言うなら、ちょっとイイオンナ風の第一人称「わたし」による、恋の短歌とプチエピソード、て感じの一冊。
私の場合は、数年前、この本より先に同著者の『プライベート』を読んでしまっていたため、そしてその本はとても素敵な「イイオンナの短歌集」だったため、どうも、こちらの本は青臭さに目がいくというか、狙って表現されているであろう生意気さが狙いすぎてる感があって、やや遠巻きに楽しむ程度にしか入り込めなかった。
以下、今の私が気になった短歌。
▼目の前のわたしをみてよ 本当に大事にしてるものが何でも
▼恋のせい 真夜中過ぎに呼び出され スナギモなんか食べているのは
▼知られたくないことがある 本当はあなたといると心臓が痛い
▼縁あって隣で寝てる人がいて わたしのものにならないらしい
▼一匹も猫に会わない帰り道 わざと遠くのコンビニに行く