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流転の海の第3部。順風満帆に見える家族に、少しずつ影が差し始める作品。益々、続きが気になってしまう。
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流転の海の第3部を読み終わりました。第2部では自分の田舎である南宇和に戻った熊吾一家でしたが、第3部でまた大阪に戻ってきました。息子伸仁が面白い子に育っていて、これからも益々楽しみに。熊吾の健康がちょっと心配かな。続きはいつ出るのでしょうか。
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流転の海 第三部
一作目を書き始めてから数えること14年で、第三部を書き終えたとのこと。
こういった作品に出会えたことがうれしい。
宮本輝さんの本を読み出したのは、大学に入った頃なので、17年近くになる。
これからも楽しみ。
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流転の海第3部。昭和二十年代後半、大阪に戻ってきた熊吾たち。小学生になった息子と熊吾との関係が面白い。
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昭和20年代後半になり、一家はまた大阪に戻っての生活が始まる。
相変わらずの経営力で中華料理店や麻雀店、プロパンガス会社とあれこれ手腕を発揮する様は読んでいてもビックリです(笑)
でもそれ以上になかなか面白い子供に?育った伸仁が可愛い(笑)
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6月2日~8日
昭和27年、大阪へ戻った松坂熊吾一家は、雀荘や中華料理店を始めとして、次々と事業を興していく。しかし義母の失踪に妻房江の心労はつのり、洞爺丸台風の一撃で大損害を被った熊吾も糖尿病の宣告を受ける。そしてたくましく育つ無邪気な小学生伸仁にも、時代の荒波は襲いかかるのだった…。復興期の世情に翻弄される人々の涙と歓びがほとばしる、壮大な人間ドラマ第三部。
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読まないまま社会人になってしまった、宮本輝。面白い。熊吾の人間味溢れる魅力にはぐいぐい引き込まれた。書き方が上手いので、買い置きした3部まであっという間に読んでしまった。
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熊吾一家が大阪に戻り、熊吾の事業と小学生になった伸仁が描かれる。
時代も昭和30年代になった。
相変わらず熊吾は豪放磊落。
伸仁も何か将来の大物の片鱗を見せる。
昭和の時代の大阪に住む市井の人々。
今ではみられない船で生活する人々。
そのような人々も丁寧に描く。
今後の飛躍の前のタメのような巻。
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勢いづいて第3作目に突入。
やはり、田舎でくすぶっているわけにはいかなかったみたい。
まぁ、これほど勢いのある人ならムズムズしちゃうだろうね。
大阪でいろいろな事業に身を乗り出すが、そこそこうまくやってしまうのだよ。凄い。目の付けどころがいいのか、商才があるのか?
伸仁も少しは元気になったようで、ご近所での独特の存在感が父親譲りなのか不思議な魅力をもつ子供に成長している。
怖いもの知らずなのかね?
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連作第三巻目。大阪に戻った主人公のドタバタ生活。いろんな事件があるからどんどん読めてしまう。主人公の病気も発覚し、おとなしくしてて欲しいとドキドキしながら読んでます。続きも楽しみ!
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人間の心の機微をここまで表現できる作家さんて他にいないのではないでしょうか。男として、父として、息子として、夫として、そして人として、あらゆる立場のあらゆる視線や心情をこれほど濃やかに描いた作品を読んだのは多分初めてです。
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流転の海第三部。松坂親子の物語の折り返し地点にあたる本作では、両親の愛情を一身に受けながら健やかに成長し、自由闊達で多彩な側面を見せ始めている息子・伸仁の姿が印象的です。豪胆で情に厚い父親のもとで心の贅沢を思う存分味わってきた作者ならではの豊かな感性が第三部の壮大な人間ドラマの中にも息づいています。
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相変わらず力強い作品。
流転の海シリーズの3巻です。
伸仁が小学生になり、熊吾には今までと違う感じの優しさを感じました。
子供を持つと親が成長するんだなあ、と丸くなった熊吾に感慨を覚えました。。
観音寺のケンが気になります。
また絡んでくるのかなあ。心配なような心強いような・・・
あ!そうそう。
心配していた麻衣子。
田舎の大家族暮らし?が思いがけず彼女に安らぎを与え、幸せに生きていけそうな感じがうれしかったです!
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再び大阪に戻り、新たな事業を始めるが台風被害でまた一から出直しの熊吾。伸仁の成長、戦後の大阪の復興なども興味深い。ますます面白くなってくる。
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熊吾一家が大阪に戻り、商売も軌道に乗って、何やかやと事件やら騒動はありつつも安定した暮らしぶり(最終的にはそうでなくなるが)をすんなり読み進めた。