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どの話も面白かったけど、特に「猫じゃらしの女」「大川の隠居」が好き。
同心たちや密偵たちをただの駒としてではなく、一人の人間として扱い、大切にする鬼平さんだからこそ、同心たちや密偵たちも命を懸けて盗賊改めの仕事に従事してるんだろうなぁ。その信頼関係が素敵。今回も泣けたり和んだりで楽しめました。でも働き通しの鬼平さん、たまにはゆっくり休んで~と言いたくなる。
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「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」など七編収録。
作者の池波氏もいよいよ脂の乗った筆運びで描きまくる。
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鬼平犯科帳六巻目。
「大川の隠居」が、好き。
幼い頃、ドリフターズのコントで、泥棒や、お化けが、追っ手の後ろにいるのを「後ろ!後ろ!」ってニヤニヤしながら見ていたのと、同じような感覚。
若い頃に繋がった縁が、盗賊改になった後にも完全に繋がっている。義理人情に厚く、どんな人でも分け隔てなく人として扱う平蔵さんだからこそ、できること。
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今回は捕物よりも人情話の色が濃かったように思う。猫じゃらしの女およねと伊三次を夫婦に取持とうとする平蔵。下情に通じている筈の平蔵なのだが、今回ばかりは的が外れていたようだ。「盗賊人相書」「のっそり医者」の2題は、脛に傷持つ者を最後には許す、平蔵の情けの深さを感じた。表装は有名な画家の手になるものなのだろうが、時々違和感を覚える。本巻も、鷹の鉤爪の大きさと両足の付き方が気になって仕方がない。
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おまささんは報われたのだろうか。
盗人と鬼平さんはライバルともいえる間柄。
敵同士でありながら、最も近いとも言える。
普通のライバル関係と違うのは、鬼平さんは一人だけど、盗人は山ほどいるってことね。
だから鬼平さんは、盗人から味方を引き込んでいく。
盗人でありながら、盗人を捨て、それを捕まえる役回りを担う人たちを作って行く。
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安定していて安心して読める。
今回は、大捕物というよりは人情話のような気がした。
6巻だが、まったくマンネリせずに毎回、楽しませてくれる。
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礼金二百両
猫じゃらしの女
剣客
狐火
大川の隠居
盗賊人相書
のっそり医者
密偵たちにまつわる話が面白い。
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大川の隠居
平蔵は風邪を患い寝込んでいるところ、亡父・宣雄の遺愛の品の携帯用の銀煙管を盗まれてしまう。盗んだのは、密偵粂八の盗みの師匠ともいう友五郎。
平蔵、粂八、友五郎の掛け合いが、また面白い。
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鬼平犯科帳 (6)
風邪をこじらせて寝込んでいた時に、寝間に忍びこまれ、父上の形見の煙管を盗まれてしまった鬼平さん。(「大川の隠居」)
とにかく、働きすぎなのですね。
鬼平さん曰く「この御役目が、おれの性にぴたりはまっている」ので「・・なればこそやめられぬ」のだそうです。
身を粉にして激務に励むのは大したものですが、くれぐれもご自愛してほしいと思った次第です。
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2020.8.17 読了
同じ人を見ても、
『これは怪しい』とわかる長谷川平蔵。
部下の同心の人たちも 決して
ダメな人じゃないのに。
恐れ入り。。。
カッコよすぎです!長谷川平蔵!
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【礼金二百両】佐嶋メイン誘拐事件
【猫じゃらしの女】伊三次メイン
【剣客】沢田小平次メイン
【狐火】おまさメインあまりに短い新婚生活
【大川の隠居】煙管とか印籠とか盗む話
【盗賊人相書】犯人の絵を描かせたら・・・
【のっそり医者】敵とかそういう話