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月9のドラマが面白かったので原作を読んでみた。榎本と青砥の環境や性格が若干違っていたけど、さすが原作、トリックがより一層緻密だった。原作を読んでから映像化されたものを見ると大抵がっかりするけど、こういったトリックや実験モノは実際の映像で見せてくれると大変わかりやすい、と「ガリレオ」の時も思った。来週放映分の話は原作を先に読めたのでどうなっているのか楽しみ。小説では榎本と青砥の掛け合いが更によかった。
単行本の方は表紙が鍵のかかった部屋の中の絵なので、文庫の方でもこの絵が見たかったなぁ。
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防犯探偵シリーズの第三弾で、今のところ最新作。こちらも4編収録。
4編のうち3つが既にテレビドラマになっちゃってるエピソード(^^;)。
構成的にベツモノであるにせよ、トリック系がネタバレした状態で読んじゃってるので、
こちらの緊張感が若干欠ける(^^;)。しかも、テレビ未放映のエピソードに関しては
来週オンエア予定なので、今度はドラマから同じ思いを感じそう。完全に読むタイミング
を誤ったと思います・・・。
作品は前作同様カチッとした高品位の密室モノに間違い無いが、まぁ短いったら無い(^^;)。
シリーズ初作が長編で読み応えのある文章量だったので、どうしてもそう感じてしまう。
もちろん間違い無く面白かったのだけど、短編4つだと若干食い足りないなぁ・・・。
続刊時には、これを倍くらいにしてしまってもこちらは余裕で読める!
久々に出会えたすばらしい密室モノ、次巻以降の存続と充実を大きく期待します。
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今、月9でドラマ化されている本です。
元(現?)泥棒の防犯コンサルタントと新米女弁護士による密室トリックのみを扱ったミステリです。ドラマとキャラクターは大分異なります。よくできた密室トリックですが、ものすごいというほどではない気がします。
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密室にこだわった短編集。テレビドラマでやっているのは知っていたのだが、偶然解決シーンを読む前に目にしてしまい、落ち込んだ…。密室ものは本当にできてしまったらまずい部分もあるので、「そううまくいくのか?」なのが当たり前なのだけれど、それをあたかも実現できそうに描いているのを読むのはやっぱろドキドキわくわくして楽しい。
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3冊目。
これも短編集なので、基本的に『狐火の家』とほぼ同じ感想です。
ただ、月9のタイトルにもなっているこの『鍵のかかった部屋』というタイトル、すごく好きです。
シンプルだけど、密室ミステリーのわくわく感を秘めてる。
このタイトルに惹かれてこのシリーズ読み始めたと言っても過言ではない。
ただ、これを冠している1作も、個人的には・・・うーん。
いまいちでした。
短編でこんなに密室ばっかりだと、密室のありがたみがないですね。
正直、ほんとにそれって密室状態なのか疑問な話もあるし。
微妙でした。
あまり、買うのはおすすめしません。
読みたいなら貸しますよ、ていうくらい。
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防犯コンサルタント榎本径を主人公とするシリーズ三作目。
すみません、一作目二作目があるのを知らずに読みました・・・。
なお、一作目が硝子のハンマー、二作目が狐火の家だそうです。
探偵役でありながら、あまり探偵ぽさのない、どこか飄々とした風のある榎本。
そして、頭に浮かんだ推理を口走っては、読者までも「?」とさせる弁護士青砥純子。
彼らの活躍と多少のドタバタを込めた4編の推理モノ。
推理モノというものの特段犯人探しがされているわけではなく、ひたすら密室トリックを片付けていくことに特化されています。
人物描写に乏しいわけではありませんが、犯行にいたるまでの心情のようなものは少し薄いかもしれません。
特に短編でもあり、一編あたりの軽さとテンポの良さを感じる反面、謎解きや動機部分は物足りないかもしれません。
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<あらすじ>
元・空き巣狙いの会田は、甥が練炭自殺をしたらしい瞬間に偶然居合わせる。ドアにはサムターン錠がかかったうえ目張りまでされ、完全な密室状態。だが防犯コンサルタント(本職は泥棒!?)の榎本と弁護士の純子は、これは計画的な殺人ではないかと疑う(「鍵のかかった部屋」)。
ほか、欠陥住宅の密室、舞台本番中の密室など、驚天動地の密室トリック4連発。あなたはこの密室を解き明かせるか!?
防犯探偵・榎本シリーズ、第3弾。
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防犯探偵シリーズ第3弾。
4篇収録されている中で一番好きなのは「歪んだ箱」。犯人の執念というか怨念というか、そこが良かった。
「密室劇場」は前回の「犬のみぞ知るDog knows」で登場した劇団がまたしても再登場して嬉しかったが、青砥さんがあまりにも壊れていて、少々行き過ぎのように感じた。
全編を通して、青砥さんのイメージが大分変わった1冊。
キャラクターありきで読み終えた。
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ちょっと理屈っぽくも感じるが、ミステリーの謎解きとしては意外性も多く面白い。私は理科系なので、あまり違和感なく読めてしまうが、普通はどうなんだろう。貴志さんの本は青い炎以来かな。
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防犯探偵3作目をやっと読めた。
短編集だから読みやすかった。
青砥さんの壊れっぷりがちょっと心配になる(笑)
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ドラマ化の言葉につられ手にとりました。
なんだかすっきりしないなぁ・・・と感じていました。
が、読後、ほかの方のレビューを見て納得。
違和感の正体はシリーズものだったからですね~。
しかし、それを差し引いても面白みがなかった。残念!
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防犯探偵榎本シリーズ第三段は、短編集。
やっぱり一作目の重量感ある作品に比べると、さらっとしてます。残念。人間の心理描写が見たかった。
ただ、コメディ色の強い密室劇場は、ドラマがほんと上手く作品に仕上げたなという感じで、改めて鍵部屋スタッフすごいです。犯人への肉付けが深みを増して原作をいかしてる!
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貴志祐介だし、月9にもなったしと期待したもののイマイチ。
ミステリーとしては物足りないし、コメディとしてもぱっとしない。
貴志祐介はもっとダークなもののほうが面白い。
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前作、「狐火の家」とは違い、図解もいくつか入ってて、話の内容も分かりやすく面白かったです。密室のトリックが犯人の特徴を上手く生かしていて、「へぇ」と思ったり、お決まりの登場人物のボケで笑ってしまったりしました。
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ドラマではいいキャラの佐藤浩一が原作にいないことにびっくり。そのぐらいドラマではハマってた気がする。
密室の描写が細かくて、頭をひねった。
だけど、密室だけじゃなく、ちゃんと登場人物の存在感が出ててよかった。
劇団の話はハマれず。あの感じ好きな人にはたまらないんだろうな。