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これは凄い!
恩田陸としては異色の作品だと思ふ。
恩田陸と云へば、ファンタジーのイメージがある。
しかし、この作品は破天荒なユーモア活劇(ドタバタコメディ?)なのである。
登場人物は27人と1匹。
描かれてゐるのは、わづかに1日の出來事。
ただし、樣々な出來事が描かれてゐる。
1億圓の契約書は間に合ふのか。
子役の女の子はオーディションを通るのか。
別れ話の行方は如何に。
推理研究會の次期幹事長は誰になるのか。
俳句仲間と待ち合せをしてゐる老人は仲間と出會へるのか。
え、俳句仲間は警察のOB?
過激派くづれの仕掛ける爆彈はどうなる!
こんな出來事が、ドミノ崩しのやうに、眞夏の東京驛構内に收斂して行く。
なんとも面白い。
サスペンスにあふれた作品だ。
それぞれの登場人物が生き生きと描かれてゐるので、讀んでゐて時間の經つのを忘れさせてくれる。
族あがりのOLや柔道の心得のあるOLの、なんと魅力的なことか!
恩田陸の新たな一面を見たやうな氣がした。
もやもやした氣分の時には、この本を讀んですつきり爽快、間違ひなし!
2004年3月19日讀了
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もちろんドミノ倒しのようなスピード感で読了。中盤にさしかかるとラストのオチがまるわかりなのだが、わかっていてもそのスピードワゴンから降りることはできない。痛快ドタバタもの。恩田さんの中では異色といえる作品かも。
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恩田陸のドミノを読みました。登場人物が27人と1匹いて、それぞれが切羽詰った状態になっています。彼らが雷雨の中の東京駅で絡み合いながらパニックに陥っていくという物語でした。ところどころにツボを押さえた笑いがちりばめられています。軽い読み物としては楽しめます。
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とある日の東京駅。普段だったら見知らぬもの同士のはずが、その日の偶然で微妙に絡み合う運命の糸。
とにかく、扉の次のページに出てくる登場人物の多さにこの後ついていけるのか?と焦るものの、それは一瞬。28人紹介されていますが、覚える努力なんて微塵で大丈夫です。ハラハラドキドキとはまさにこのこと!
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真夏の東京駅を舞台に27人と1匹が縺れ合う、スラップスティックパニックコメディ。
中途でそれぞれが置かれている状況がなんだかわからなくなるのがポイント。流石に登場人物が多すぎな気はするんだけど、ドラマでやったら面白いかもしれない。
タイトルどおり、次々と倒れてゆくそれぞれの運命を楽しむ小説。
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お話はありきたりな日常なんだけど
偶然&必然で東京駅に集まって来ちゃうところとか
俳句仲間が実は元警察官集団だったり
生保のOLのひとりは、過去に○○だったり・・・
みんな個性的で、パワフルで!!楽しい〜♪
思わず読みながら吹き出しちゃいました。
恩田さんもさぞかし書いていて楽しかったんだろうな・・・と感じる位良かったです。
ご興味のある方は是非読んでみて下さいね(^^
この内容で、この値段だったら買いだと思います。
それにしてもこの映像を見てみたいと思いました。
映画化してくれないかな??
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ドミノ。タイトルがすばらしい。なぜかって、ばらばらにはじまる物語の断片が、読み進めるうちに次々とつながっていく。まるでドミノを組み立てるように。そして、最後には全てがひとつになってクライマックスへと突き進む。ドミノが倒れていくように。
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どたばたがすきでね
途中推理マニアのところで中だるみはあったけれど、この先続けていろいろと読む気にはなった本だなあ
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複数の一般人が、それぞれ別の目的で東京駅付近に集まり、やがておおきなうねりになって物語を形作るというスタイルの小説。まぁ、面白い。
しかし、どうもこの恩田陸という作家とはウマが合わないというか。絶賛されているから買ってみるものの、いまいち次に同じ作家で何か読もうと思えない。一気に読み切ってしまうので、つまらないわけではないし、内容もちゃんと覚えているのだけど。
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タイトル通りドミノのようにすべての出来事が繋がっていく様はホントに爽快。
主要登場人物27人と動物1匹。
こんなに出てくるの!と引きそうですが、どの話も面白いので楽しいです。376ページあって、最初は躊躇したけどサクサクと読んでしまいます。
東京駅を舞台にした話なので、最初の東京駅構図を参考にして読むともっとわかりやすいかもです。
私は最初これを飛ばして読んでいて、最後の10ページくらいで気付きました(汗
またじっくり読み直したいです。
想像しやすいので映像化したら面白そうだなとも思いました。2005.07.19読了
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東京駅に仕掛けられた爆弾。
その爆弾事件に27人の人物がなにかしらかかわっていくお話。
一番印象に残った人物は子役の麻理花と玲菜です。
色々あったけど仲良しになれてよかったね。最後はちゃっかり宣伝してるし。
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誰かのちょっとした行動が、ぜんぜん関係ない他の誰かに影響することもあるんです。
こんなにたくさんの登場人物をよくまとめたな〜 ラスト、ドミノが倒れていくシーンは笑いました。うまい!
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痛快ドタバタコメディ。東京駅を舞台に、多すぎる登場人物がてんやわんやと騒ぐお話です(説明端折りすぎ)
テンポが速いんですが疲れず、読んでて楽しいです。
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ノンストップで読める本。
かなり多くの登場人物がいるにもかかわらず、しっかりとその個性が伝わってくる。そしてハラハラドキドキの展開。
まさにドミノ倒しのよう。
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最初は登場人物の多さにやられる。が、そのうち全部が1つの線につながっていくのがおもしろい。そして、この中に出てくる女の子のプロフィールに、「キンキキッズの光一くんのファン」とある(笑)