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荻窪という地名が付きますが、戦後闇市から発展した商店街の話も、井伏鱒二や太宰治などの文豪の話も、荻窪の地名の由来もなにもでてきません。タイトルは中野でも武蔵小金井でも立川でも八王子シェアハウスでも構わない内容です。
この作者の作品を初めて読みしたが、セルフばかりで話を進めるので、こいつシナリオライターあがりだな、と思ってWEB検索したら案の定そうでした。季節の移り変わりや街の表現があまりに粗暴です。わざとしているならいいですが、これしか書けないなら早晩消えていく作家の仲間入りは確実です。
ただ、いいところもあって、まずドラマにしたら面白くなりそうということ。あと登場人物の距離感が、付かず離れずの微妙なところでうまく絡み合ってるところが現代っぽくて良いです。台詞の言い回しも味があります。
若い人には人気がある作家のようなので、この作品を良いと思う年齢と、ひどいと思う年齢の境が知りたいと思いました。
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希望のある温かい話。図書館で手に取って著者略歴を見たらおもしろく感動もしたテレビドラマ「東京バンドワゴン」の作者だった。期待に違わず素直に読めた。
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作者の作品としてはじめて読みました。
文章は意外とくだけてて読みやすかったです。
登場人物の中のセリフでハッとしたのも何個かありました。
そういうとこが良かった
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自分が昔お世話になっていた医院がシェアハウスに。
なんか、面白そう。
通うのと生活するのでは馴染みがあっても違うもの。
これ、入居する人をちゃんと選んでいるところがポイントかもね。でないと、こううまくいかないと思う。
先生と居住者との関係も近すぎずいいし。これ、あまりにも介入されると鬱陶しいもんなぁ。
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読み出すと直ぐに小路幸也の世界へと入り込めます。
内科を廃業していた近所の小助川医院がシェアハウスになった。若い女性3名、40歳の独身女性、37歳のおじさん、そして家事の得意な主人公の佳人の6名の赤の他人と管理人兼大屋のタカ先生が共同生活を始める。ハートフルな温かい物語。
スーッと読めて、つい一気に読み終えてしまいました。しばらく、この世界から離れたくなくなります。
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こんなシェアハウスがあったら住んでみたいし
ラスト、作る予定になっていたレストランで働いてみたいなー
一年後にまたみんなで暮らしているんだろうな。その世界を少し見てみたい。
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小路幸也さんのお話は、みんないい人ばっかりで、とても穏やかに時間が流れて、ほっとする。こんな人たちに囲まれて暮らしてみたい。
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お初の小路さん。
バンドワゴンが気になっている今日この頃。とんな感じか、一冊読んでみよ〜って気軽に手に取ってみたら…なんということでしょう~!ハマりそう!
シェアハウスに集った人々にタカ先生のアリガタイ人生のお話がジンワリと心にしみて良い一冊でした。
バンドワゴン是非読みたい!シリーズがすでに17冊か。手強い。
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元は医院だった建物を改装して、元医者のオーナーが住民の健康相談に乗ってくれるシェアハウス小助川。そこに入居した6人の男女とオーナーとシェアハウスを作った不動産会社の建築士のお話し。年齢、性別、育った環境が異なるそれぞれの思いが語られて行く。
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シェアハウスは、何となく胡散臭いなという個人的な偏見があったが、これであれば悪くない。登場人物は個性的で、読んでいて飽きなかった。それぞれの人生が垣間見得た。