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どんどんどんどん読みたくなる。
機械と人間の違いがわからなくなる。
私は、どっちを選ぶのだろう?
舞台も設定も現実離れしてるのに、現実をつきつけられているような感覚。
とっても面白い。
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映画『ブレードランナー』の原作ですが、こっちの方がタイトル良いですよね。
最終戦争後の死の灰に汚された地球を舞台に、主人公のバウンティハンターと、人間を殺し火星から逃亡してきたアンドロイドが戦うというストーリ設定は、いかにもなSFエンターテイメントだけど、実は純文学にも劣らない深みがあります。
いや、もちろん先の読めない展開など、エンターテイメント性も充分あってぐいぐい読ませてくれるんだけども、ところかしこに、哲学的要素が含まれている。
その中でも特に重要なのは、人間の尊厳について、というか、どのような要素が人間を人間たらしめるのかという問いかけでしょう。
小説の中で、アンドロイドを識別する方法は、人間だけが持ちえる感情移入能力があるかないかだが(簡単に言うと)、果たして、現代に生きる人間は真の意味で感情移入能力つまり他者をいたわる気持ちを持っているのだろうか?もしかしたらアンドロイドと変わらないのではないか?とも考えました。
まぁ、こんな難しいこと考えなくても、純粋にSFとして最高に楽しいんですけども、こんなにエンターテイメント性に溢れ、文学的な深みもあるとなると、そりゃあ、みんな読むだろうし、影響も受けるだろうし、映画にもなるだろなぁ。
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『ブレードランナー』という題名で映画化されて有名になったSF小説の名作。
SFだけあって、最初は話の筋を掴むのに苦労するかもしれないが、途中からは主人公に同一化して物語に入り込んだような気がしてしまう。
様々な出来事を通して、人間のこれからについて述べている面白い作品である。
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そのタイトルのパロディの多さだけでも特筆に価する一冊。
映画『ブレードランナー』の原作としても有名だけど、原作の主人公は尻に敷かれ気味な冴えない妻帯者。
思えば、主人公が冴えない男というのはこのジャンルの不文律かも知れない。
なぜって、ジャンル自体が旧来のハードボイルドやアクション・ノベルのアンチテーゼであり写し身でもあるから。
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説明長いので口調がおかしいです。(私の)
第三次世界大戦後のサンフランシスコが舞台。地球は汚染されまともに住めなくなった。そこで他の星に移住するのだが、移住するためには検査をパスしなければならない。そして検査にひっかかったものは移住の資格を与えられず、マル特と呼ばれる。
主人公のリックは妻のイーランと共に未だに地球にいる。彼等のように移住権を持っていても地球に残っているものは存在するのだった。
彼の職業はバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)でアンドロイドを狩って生計を立てている。ここでは動物を飼うことが贅沢というか一種のステータスとなっているのだが、リックの飼っているのは普通の羊ではなく電気羊。なので本物の動物を手に入れたくて仕方がなかった。
彼は火星からやってきた8人のアンドロイドを処分することになったのだが、その中には彼が好きになったアンドロイドと同タイプ(容姿が同じ)のアンドロイドがおり…。
とまぁこんな感じです。
簡単にいえば主人公が人間とアンドロイドの境が分からなくなるということなのですが、タイトルが解せません。
最初リックは実はアンドロイドで電気羊が最終的に恋しくなるのかなぁと予想したのですが。
で次がアンドロイドであるレイチェル(リックの好きな人)がリックの手に入れた黒い山羊(機械ではない)に嫉妬して殺すということなのかなぁと思ったのですが、電気羊は関係ないし…。
結局何なんでしょうね。
この小説で大切にされていることは"共感"
アンドロイドと電気羊は他の命を何とも思わないと主人公は言っているけど、アンドロイドは殺し屋(多分自分)に似てるとも言ってる。
結局アンドロイド=殺し屋(っぽい)=自分(人間)ということになったのでしょうか。
そして嫉妬という感情を見せたレイチェル。
まぁ要するにアンドロイドでも感情はあるということ。
そして人間の自分もアンドロイドを殺すことに何の感慨もないからアンドロイドになり得るということ。
ただ、アンドロイドがペット飼いたいと思うということで彼等にも感情があるということを表すなら、普通の羊で良かったはず。
ということはリックが電気羊に共感を求めたように、アンドロイドも他のモノに共感を求めるのか?ということなのですかねぇぇぇぇ。
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まずタイトルが秀逸だと思う。
アンドロイドと人間の決定的な違いを「共感」だとして、人間にとって大切なことが描かれている。
冒頭で妻と出勤前に喧嘩する主人公、そして最後に仕事から疲れて帰ってきた夫を労わる妻。
対照的なこの2つのシーンとそれにサンドされたアンドロイドと主人公の攻防によって人間の持つ人間らしさが引き立っている。
ラストにみせる妻の思いやりに、やっぱり人間っていいなと思ってしまう。
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難しかったー…。1回じゃわからなくて2回3回と読みました。
SFという形をとった哲学の本だという気がする。
レイチェルが自分のことを「びんのキャップのように型押しされた製品」と言っていたのが印象に残りました。
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zozopeopleに投稿しようとして長い書評書いたのに消える。
要約。
おもしろい完成度の高い作品。
人間とアンドロイドの違いは愛せるかどうか。
それだけだ。
本当に。
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核戦争後放射能に汚染された地球。人類の多くは他星へと移住しアンドロイドを与えられて生活するようになっていたが、それでも地球に残る人々は死へと向かう世界で放射能におびえながらも日々を暮らしていた。
移住先から脱走してきたアンドロイドを狩るバウンティハンターの仕事で生計を立てているリックは、あらゆる生物がもはや貴重であり、生物を所有することが特別の価値をもつなかにあって電気羊しか所有しておらず鬱々とした日々を送っていた。
そんな時、新型アンドロイド8体がリックの住む地域に逃亡してきた。前任者から仕事を引き継いだリックはアンドロイドに懸けられた賞金を狙って狩りを始めることになる。
人間とアンドロイドの違いはなんなのか、そもそも人間って何をもって人間とするか著者はそこに共感や感情移入というものを持ってきている。あとがきの引用をさらに引用すれば「親切」であるかどうかだと言うことである。
そこに至っては、人間もアンドロイドになりうるし逆もまた・・・
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「ブレードランナー」という映画にもなった作品。
内容よりもタイトルのオマージュをよく見かけます。
戦争によって荒廃した地球。すでに富裕層の殆どが火星に移住している世界。
主人公はレプリロイド(人間そっくりの機械)にかけられた賞金を稼ぐバウンティハンター。
科学と宗教。人間とレプリ。救済と機械。
世界観を捕らえるのが難しい作品です。映画のほうがわかりやすいと思います。
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冒頭から、情調(ムード)オルガンなるもののダイヤルを回して自らの気分や振る舞いを操作する夫婦。
その雰囲気や舞台設定に引き込まれる!
…が、後半から思っているのと違うベクトルに話が進んで飽きてしまった。
0624-0629
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長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。そのため異星での植民計画が重要視されるが、過酷で危険を伴う労働は、もっぱらアンドロイドを用いて行われている。また、多くの生物が絶滅し稀少なため、生物を所有することが一種のステータスとなっている。
そんななか、火星で植民奴隷として使われていた8人のアンドロイドが逃亡し、地球に逃げ込むという事件が発生。人工の電気羊しか飼えず、本物の動物を手に入れたいと願っているリックは、多額の懸賞金のため「アンドロイド狩り」の仕事を引き受けるのだが…。
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こんなに緻密な設定の本は初めて読んだ。ジャケットもよければ、内容もよい
かの有名な映画「ブレードランナー」の原作。
ストーリーは、火星から地球に逃亡してきた8人のアンドロイドを公務員賞金稼ぎが追うっていうSF物なんだけど、ただのSFエンターテイメント作品に留まっていない。
限りなく人間に近いアンドロイドとそれを追う人間の係わり合いの中で、人間とはなにかというとっても哲学的な問いかけが絶えず行われる。
ストーリーの展開がアクロバットで、次はどうなるの?とぐいぐい読ませる。人間に限りなく近いアンドロイドと人間を峻別するのは一体何なのか?その設定がむちゃくちゃ秀逸。
ちょっと?な題名だけど、読み進める中でその意味がだんだんわかってくる。
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ディック好き。
これに関してはタイトルがステキすぎる。
Do Androids Dream of Electric Sheep?
でも
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
でも
どっちも良いね。
もちろん物語もいいし(映画よりもっといい)
テーマも好き
人間と、アンドロイドの違いとゆーか
人間が人間たる所以を考えさせられるかも
登場人物がそれぞれキャラクター濃くて
みんな脇役じゃない。
みんな好きだしみんな嫌い。
そのキャラクターを作れるバランス感覚すごいな。
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2008年、ハヤカワ文庫の100冊
「ブレードランナー」観て「AKIRAだ、イノセンスだ!」と思ったけど、いやこっちが先だよね
あの影響力は相当なもの
でも原作本読んだこと無いのでいtかは読みたい
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ジャケ買いと、作品名に興味を引かれました。
そして、案外古い作品で、『ブレードランナー』の原作。
「人間とは何か?」という大きなテーマに描かれる作品。
未来。技術はどこまで進歩していくのか。
人間と全く見分けが付かないようなアンドロイドが、
同じ街を颯爽と歩いている風景。
想像してみると・・・。