投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
第三巻。イゼルローン要塞とガイエスブルク要塞の巨砲対決。ここら辺で同盟のキャラが描かれてきて、段々と自分を同盟好きにしていくw
同盟の政府とヤンを対比することで作者の民主主義に対する考えが出てきて面白い。
あらすじ
貴族連合軍との内乱に勝ったラインハルトは、帝国内の実質的支配者として地歩を固めつつあった。そんなある日、ラインハルトのもとに、ヤンのいるイゼルローン要塞攻略の計画がもちこまれた。それは、貴族連合軍との決戦場となったガイエスブルグ要塞をワープによってイゼルローンの前面にまで運ぶというものであった。そしてついに、要塞対要塞の戦闘になったのだが、このときヤンは、イゼルローンを離れ、首都ハイネセンに召喚されていた。ヤンははたしてイゼルローンを守りきれるか!?好評シリーズ第三弾!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ちょっと鋭さだけが目立つようになったラインハルトであるが、まあ基本的に敵役の強さだと僕は思っている。彼はこれでいいのだ。ちょっと若すぎる気がするけれど。
ヤンは、状況が状況なだけに、ぐれてみせるあたりが美味しいのである。ただ、最後の勝ち方は、ある意味でヤンらしくない。っていうより、これに気がつか
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
怒涛の様な前巻に比べて、この巻は動きが少ないなと思ったけど、後半はまた凄い事に。
要塞対要塞の話は面白くはあったけど、なくてもいいエピソードだった気もする。何だかケンプの扱いが可哀想。
と、前回も思って、今回も思ったので、色々考えてみて、これは後々のロイエンタールの為に用意されたエピソードだったのかなぁと。考え過ぎかな。
何れにしてもケンプはお気の毒な役回りだなぁ。
それにしても、同盟の政治家や軍幹部どものムカつく事といったらない。
帝国側もまぁ酷いもんだけど、何かこっちは英雄譚とか、それこそ歴史の教科書を読んでるような感覚で、落ち着いて読んでいられるけど、同盟の方は、今まさに自分が属している国家の腐敗を見ているようで、どうにも腹が立って仕方無い。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
帝国も自由同盟もどっちもどっちだよなー、な展開が続く第3巻。
面白いんだけど、ナゼかどの陣営にも、人にも肩入れできないまま進んでます。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
初陣◆はばたく禿鷹◆細い一本の糸◆失われたもの◆査問会◆武器なき戦い◆要塞対要塞◆帰還◆決意と野心
星雲賞
著者:田中芳樹(1952-、天草市(本渡市))
解説:細谷正充(1963-)
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ユリアンが大活躍し、あまり焦点の当たっていなかったキャラも立ち始め今までになく魅力を放つ人物にドキドキワクワク夢中になりました。要塞対要塞は迫力満点。
この巻では以下のヤンのセリフに一番影響うけました。
子供は完全な親を見ながら育ったりするものじゃないさ。むしろ、不完全な親を反面教師にして、子供は自主独立の精神を養うんだ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ユリアンが戦場に出たことで、上官サイドにも保護者サイドにも偏るヤンの心情についつい感情移入してしまいます。
どっちにもきれいではない部分があって、完全に片方に感情移入できるわけではないから、完全な傍観者の目で楽しめる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
イゼルローン要塞 vs ガイエスブルク要塞。ミッターマイヤーとロイエンタールの過去も語られる。キルヒアイスは存在感を保持し続け、ユリアンは初陣以降徐々に頭角を現し、歴戦の勇士メルカッツはどうやら新たな居場所を得る。フェザーンがひたすら胡散臭い&きな臭い。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
銀河英雄伝説第3巻、雌伏編!
今回はユリアン・ミンツ巻。ユリアンも良い漢(あえて「男」ではなく「漢」と書く!)になったものだ…登場時はあんなに可愛かったのに…その可愛さを残しつつ軍人としてめきめき才能を発揮しているユリアンが好きだ!
早く4巻を読みたい!
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
絶対的な権力はあるけれど心を開ける相手が居なくて孤独に戦い続けるラインハルトと、同僚には恵まれてるけれど上司から足を引っ張られるヤン。
精神的には後者の方が恵まれてるけれど、どちらの道もなかなか険しい。
ユリアンの今後の成長が楽しみ。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
アニメをすべて観たうえでどうしても小説が読みたく
なったので、入手しました。
あらすじは、あまりにも有名なので割愛します。
このシリーズを読み出してまず思ったことは・・・
登場人物の台詞が自分の頭の中で、アニメの
声優の声に置き換わっているということ。
さらに読み進めていくと、細かな描写や事件に差異が
あるものの、ほぼアニメと同じ(正確にはアニメが小説と同じなんですが・・・。)
ここまで、忠実に再現された映像ものって珍しい。
(私が観た中なので、忠実に再現されたアニメ・ドラマは多いかも知れませんが・・・。)
忠実に再現されたアニメだとしても、やはり、描ききれていない部分ってのもあって、
小説を読み終えると、腑に落ちなかった部分が補完されて、非常にすっきりしました。
それにしても、映像化したスタッフの執念を感じました。
よほどこの小説にほれていたんだろうなぁ~。
惚れ込むほどの仕事をしてみたいものです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
帝国のガイエスブルグvs同盟のイゼルローン。要塞vs要塞の戦いが本巻の見所。ユリアンもいよいよ兵士の一人として戦いに参戦してきます。蠢動するフェザーンにも注目。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ロイエンタールとミッターマイヤーの過去に触れる等、「周りの人々」にも多くスポットの当たる第3巻。
ユリアンの初陣とそれに伴うヤンの複雑な気持ちや、キルヒアイスに対するラインハルトの心の整理 etc. の微妙な問題も方向性を定める。
要塞 VS 要塞の戦い(やその中でのユリアンとヤンの、描かれる関係性)も去る事ながら、
前半のヤン VS 査問会部分も、胸糞の悪くなる要素は大いにあるが、ヤンが格好良く且つ人間味を感じられて好き。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
政治とは何かを考えさせられた3巻。
銀河帝国を手中におさめたラインハルトは国内の基盤作りに励む一方で大義のない闘いを仕掛けた。この巻のラインハルトはものすごく危うい線にたっているよう。ふいにみせるキルヒアイスへの語りが、彼の心のうちにある計り知れない喪失感を物語ってるよう。
ヒルダは防波堤になり得るのか。
かたやヤンは査問会なるものでねちっこく虐められる。最後に爆発して良い放った台詞がすごく気持ち良かった!
民主主義とはなにか。その脆さを示されて、私たちが信じている民主制は果たして真に人民の心を反映しているのか、モヤモヤした印象がぬぐえない。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
イゼルローン要塞を攻略せよ!
手加減しない戦闘描写に心が弾むのを抑えきれない。こんなに心躍るエンタテイメントを読めるのが嬉しい。そしてひしひしと感じる、人の命の小ささ。
ロイエンタールとミッターマイヤーが徐々に描写され始めたのが嬉しい。