紙の本
大勢の人がやっていないのなら、それは必要ないのではないだろうか?
2016/10/17 22:42
6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウオーレン・ゲイツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
たとえば「紙資料は保管しない」とある。
スキャンでPDF化しパソコンへと。
今流行の手法であるが、検索性に優れてはいるものの一覧性がない。
結局、紙資料と併用が求められているのに、デジタル化一本にこだわる。
これでは、スコップ一本で済むところに、巨大なブルトーザを入れているようなもので
非効率極まりなく、本末転倒を絵に描いたようなものだ。
だから、今や99%の人はやっていないのではないだろうか?
たとえば「名前を覚える」との項目。
初対面では意識的に会話中に相手の名前を差し込むと覚えられるという。
しかしこれでは、そこまでしないと覚えられないのかと相手に思われ
相手の自己重要感を逆なですることにならないか ?
テーブルの上の席順に置いた名刺のチラ見しかりだ。
極めつけは「すぐやる」のパラグラフ。
『「問い合わせのメールを送信し、マウスから手が離れるかどうかというときに手元の電話が鳴った」。
圧倒的なスピードは、人に感動をもって自分に印象づけるのです。』と著者。
印象づけるのは、相手はただの暇人ということには、ならないか?
あるいパソコンやスマホの前で、メールを待ち続けているストーカー気質とか思われないだろうか。
99%の人がやっていないのは、やらないことが必然だからだと納得。
電子書籍
要点・全体→細部・すぐやる
2016/04/09 05:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のい - この投稿者のレビュー一覧を見る
目新しい内容が特に多いわけではなく、要素としても「1%」より多いのではないかという印象だが、各章で頻繁に出てきたアイデアは以下の3点だった。
・要点を短く伝える
・全体→細部で伝える
・すぐやる
「メールのコツ」で、本文は箇条書きで書くと良いという提言にあたってマジカルナンバー7にも言及しているのだが、本書の項目はそれ以上に敷き詰められているあたりやや皮肉ではある。
また、「報連相のコツ」では「背景」「経緯」「全体像」の説明から入ることをすすめる一方で、「報連相のコツ」の他所や「会議のコツ」ではアンチ・クライマックス法をすすめるなど、手法を選択する基準の明示がないまま羅列している感もある。
本書は頭からお尻まで読み通すというよりは、目次を見て興味をもった箇所だけ読んでいく方が良いだろう。
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確かに日本人はまじめすぎるし、余計気を遣いすぎているかもしれない。それが良いところでもあるとは思うが、仕事の効率を考えると非効率なときもある。報連相のコツはすぐに使えそうです。
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筆者の方はかなり論理的、合理的に仕事をされる方のようですが、仕事を効率的に行うヒントは随所に見られました。私の場合会議を効率的に行う方法が書かれた箇所に書かれた、「会議の目的を決める」「目的を図れる状態を作るのがゴール」の手法を今、会議で取り入れている最中です。
まだ効果は定かではありませんが、他にも試してみたいテクニックが多く書かれていますので、買ってよかった本と思います。
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●内容
・IBMの新人研修を取り仕切る30代の若手マネジャーによるお仕事の基礎論。
・いわゆるホワイトカラー能力の基礎になるテクニックがてんこ盛り。身近のデキる人に共通してみられる行動が言語化されている。
●感想
・説明がうまい人の特徴について。
“流れるような説明。森→木→枝葉。まずは全体像(森)を話すことで相手の頭のベクトルをこちらに向け、話のポイント(木)を説明し、続いて詳細説明(枝葉)に入る”
職場で課長レクをすんなり通す先輩がまさにこれ。彼の説明では全体と部分が色分けされており、それらがシナリオに沿って流れていく。聞き手のアタマに受け皿を作り、そこに素材を流し込んでいく感じ。言語化するとつまり著者の表現になる。
・上司との仕事の進め方について。
“完成した仕事(コンプリーテッドスタッフワーク)の追求。上司に負担をかけず、しかも仕事を最速で進められるホウレンソウの方法。
選択肢を示し、上司は「A」とか「Bに近いけど、xxさんと握って」などの返信をするだけでいいようにしたり、「Go」「NoGo」の回答を得られれば次へ進められるカタチにまで整理してからホウレンソウする。
具体的には、「こうしたいと思います。理由はA,B,Cです。リスクはありますが回避できます。よいでしょうか」とか「選択肢はA、B、Cですが、xxという理由でAがいいと思います」”
これは別のデキる先輩がやっていた。
いわば上司の仕事を一部先取りしているんだけど、ふだんから出来ていると自分が判断する立場になったときにスムーズになるのかも。
最近流行りのインバスケット思考で鍛えられる部分。
●これやってみよう
・資料作成。森→木→枝葉の流れを意識。
・上司への説明。「完成した仕事(コンプリーテッドスタッフワーク)の追求」。オプションと理由の提示の意識。
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さくさくと読めるお手軽な本だと思ってたら、
意外におっと思わせられることも書いてあり、
社会人の基本を見直すにはよい本。
一人称を私にする、自分の思考のクセを掴むなどは、できてない人間が本当に多い。
まさしく「当たり前のことだけど、すべて自然にこなすのは大変」なことばかり。
簡単すぎると軽く見ず、
見出しだけでも、たまにパラパラと見返すと良いかも。
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この本に罪はない。
なるほど、と思えることが分かりやすく説かれている。
しかし一方で、こういう本が平積みになって売れるのか・・・と思うと、つい嘆息が漏れる。こういうことをマニュアル化しなければならない時代なのか?と。
言っていることは正しいのかもしれないが、コミュニケーションのマニュアル化とも言うべき機械的な“コツ”の連続に、どうしても違和感が拭えない。
悩み多き中高生が読むのならまだしも、明らかに企業人向けの一冊。
流行りの「『コミュニケーション力』に長けた要領の良い人材」になるべく、みんなこういうことを日々、実践するのだろうか?
率直な感想を言えば、こんなことを丸暗記したって根本的な解決にはならない。自分の意思や感性で、周囲の雰囲気や自分に求められているものを感じ取って、その都度、対応していくことが必要なのであって、ロボットのように自動的に、「反応」する人間が必要な訳ではない。
相手の状況を顧みずに、こうしたマニュアル通りの行動をする読者が出現したとしたら、それはコミュニケーションという意味で逆効果以外の何物でもない。
もちろん、前者のような、本当の意味で「デキる」、考えるチカラを持った人の育成を目指して著されたのかもしれない。しかし、見開きにひとつずつというルールで箇条書きにされた頁をめくっていると、なんだか受験用の暗記本みたいで、「丸暗記と実践」を前提としているような気がしてならないのだ。
「空気を読む」のは難しい。いくつになっても日々、冷や汗の連続である。
自分がそうだからといって他人にもそういう思いをしろ、と強要するのは、上から目線のイジワルバアサンみたいだが、社交的じゃない部分や要領の悪い部分を克服したいなら、安直なマニュアルに頼るまいとするエネルギーも必要なのではないか、とお節介なことをつい、考える。
もっと言えば、人付き合いが苦手な人がいたっていいじゃないか、という思いもある。企業の側に、一律にこういう薄っぺらい長所を求める風潮があるのもいただけない。
同じ内容でも、こんなにマニュアル然としておらず、もう少し人生哲学のようなものを含んでいれば、ここまで違和感を感じることもなかったかもしれないのだが、、、。
繰り返すけれど、この本に罪はない。
社交的になり、所謂「仕事がデキる」ようになりたい、と自発的に思っている人には、ヒントが沢山つまったバイブルになり得るのかもしれない。
ヒント集として活用できるか、空気を読まないロボット的なマニュアル人間になってしまうかは、ひとえに、読み手次第ということか。
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基本的だが、忘れがちな重要なこころの置き方、意識の仕方が書かれてい。たまに見直すとよい。
■報連相談
-自信があるように振る舞う
-流れるような説明をする
森と木、木と枝葉の接続詞を考えておく
しかし、具体的に言うとなど
-3分ください、を口癖にする
-「とりあえず」ではなく、「まず」と言う
-優先順位は、対面-電話-メール
■会議のこつ
-目的 と ゴール を事前に共有
-シナリオを考え、時間を区切る
-根回しをする
-席順に配慮する。主導権握りたいならホワイトボードの近く
-ホワイトボードを使う、会議をコントロールする
■文章作成のこつ
-ポイントは3つにまとめる
■コミュニケーション
-名前を覚える
-相手のプロフィールに興味を持つ
-ポジティブワードを使う
すみません、と言わない。ありがとう。
お疲れさまでなく、ご活躍ですね。充実していますね。
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キレイな装丁。読みやすい。見開き1テーマで、実例に伴った記述なのですんなり納得。当たり前といえば至極当たり前のコトが書いてあるんだけど、そのちょっとしたココロ配り,コツができるかどうか、なんだろうなあ。若いうちに読んでおきたい本。個人的には読みやすすぎて、ちょっとココロに残りにくいかも。繰り返し読んで実践しろということか。そういや、Dicover社さんの内定者研修図書にするって干場社長書いていたなあ。納得
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まじめとみじめは紙一重。
このタイトルをたまたま見て、面白いなと思い手に取った本。
デビュー作との事だが、なかなか分かりやすく、使えるテクニックが満載。
最も響いたのは、nothing is too late to start.始めるのに遅すぎると言う事は無い。
自分に限界を作らない。この二つ。
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基本的なことと分かっていれども、実行できている人は本当に少ない。
思わずメモしてしまったポイントが沢山。
久々にビジネス書で最後までペースが落ちずに読み進められた良書!!
入社年数が経って来た人が今こそ読んでおくべき仕事術。
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新しいことは多くなかったけれど、一つ一つのコラムはよくできてると思います。新人さんの教科書に、と思ったけれど、チームとして同じ認識を持って働けると、とても生産性が上がるんじゃないかと思います。
「結論を先に」なんて当たり前のように思うけど、できない人も多い。会議でのホワイトボードの存在は言われてみれば確かに。
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新奇な提案はありません。でも、そうなんだよな…と心に残るのは、私も含めて99%が分かっていても実行できていないから。
またいつか読み返します。
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とりあえず→まず。私もたまに口癖にしてるので要注意。
内容としては初心者向け。コツと言いつつ、社会人三年以上やってる人ならだいたいノウハウとして身につけてることが多い内容だと思います。改めて振り返ると言う意味では、有意義な、ような?
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知っているつもりでも出来ていないことが意外に多いものです。そんな気づきと新たな動機付けを与えてくれる良い本です。