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「リスクを負わない人間にはリターンを得る資格がない」という言葉。もっとも印象に残った言葉ですが、リスクを負うのは難しいと感じる自分は、起業に向いていないのだろう。日々の仕事でもリスクを正しく評価して、一歩踏み出すことを意識してるつもりであるが、なかなかできない
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マーケティングのプロの金森さんの新刊ということで読んでみました。
「破壊的不動産投資法」
「インタネットを使って自宅で1億円稼いだ・超マーケティング」
「お金の味」
などや監修本を好きで読んでいます。
1.2億の借金を抱えて、理詰めで富裕層になると宣言してそのまま実行しているところがすごいです。
ノウハウを提供しても度胸のある人は少ないのでどんどん提供しているそうです。
リスクをとらない人間にはリターンを得る資格がない
というフレーズが気に入りました。
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士業に関わる人間だけでなく商売のコツについて書かれたものだと思います。またビジネスに関わるにあたり、行政書士のアドバンテージを書かれていますので行政書士の成功例ではありません。事業家としての成功例と考えた方が良いかと思います。そう、士業の方も一人の事業家なのですよね。
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タイトルのみで選んだ本であるが、私に新たな気づきやひらめきを与えてくれる本ではなかった。
ただ、内容が悪いというわけではなく、単に読み手の私が本書のターゲットではなかっただけである。
【本書のターゲット】
・旧来の手法に手詰まり感を持っている自営業者
・新たにビジネスを始めたが、思ったより軌道に乗らない人
・起業したいとずっと思っているが起業できずにいる人
【本書読む必要性が低い人】
・サラリーマンで生きて行こうと思っている人
・資産運用を財産形成の中心に考えてる人
私の主観ですがご参考まで…。
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ハロー効果とはある対象の顕著な特徴に影響されて、他の特徴について評価がゆがめられる現象のこと
物知りであることと、「お金に関する能力」があることとの間には、何の関連性もありません。
メラビアンの法則、人間が相手とコミュニケーションを取るときに、話す内容はわずか7%しか相手に印象を与えず、それ以外の視覚情報や聴覚情報と非言語的な要素で全体の93%もの印象が決まってしまう
バイブル商法、差し込みハガキを使って、資料請求させて名簿を集め、これにDMを出して販売していく、2段階販売法を取るパターンと、ダイレクトに商品を販売するパターンと二つに分かれます。
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■マーケティング
1.消費活動のためではなく、お金を働かせて収益を上げる活動の場合には、それによって収益を生み出せる限り、どんどん借金をすべきです。
2.何をしゃべっているのかより、どんな風にしゃべっているのかが重要。
3.リスクを負わない人間にはリターンを得る資格はない。
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金森氏は過去に不動産会社ダイナシティを上場させた一人。東大法学部卒業だと納得がいく。その後、不動産投資関連事業をしている過去を知ったが(今も健在?)行政書士をもしている事は初めて知った。
幾つかの本が出ているが、マーケティングの重要性とリスクを取るという事の内容が納得出来る。
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読み様によっては拝金主義に感じる内容です。
そのため、【そこまでせんでも】的なツッコミをいれたくなるところもありますが、本文中でも脈々と語られているように【リターンを得る資格があるのはリスクを採ったものだけ】ということです。そのリターンやリスクをどのように考えて、リスクをコントロールするかということを、著者自身の経験を通して語られています。
主に実践的マーケティングについて書かれています。
そして考えさせられるは、(はじめの)の最後にかかれている次の文章。
誰も成功を保証しない自己責任原則の中で、ごくごくシンプルなルールを守る度胸がある人間は実際にはほとんどいないから、僕のノウハウを100%オープンにしてもどうということはありません。模倣してください。どうぞどうぞ。
その通りである。そこまでいかなくとも、リスクヘッジのためのマーケティングや視点の変え方など学べる点があります。
【付箋ポイント】
財務レバレッジについて
自己資金だけでやっていた場合に、350万円しかもうからないのが、自己資本プラス自己資本と同額の借り入れ金にした場合、350万円+200万円で550万円儲かるわけです。 P34
楽天的な性格で思いついたことをどんどん実行して、10のうち9失敗して1成功する人間のほうが、沈思默考して1しか試さない人間よりは、よほど成功の確率が高まります。10実行して9失敗する人間は、言い方をかえれば、100実行したら、10成功する人間なのです。 P44
あなたも、人の模倣をするのではなく、新しい分野を自らかいたくしていってはどうでしょう。数千種類ある業務の中には、まだまだ未開拓の業務分野の方が多いですから。(筆者は行政書士) P55
自分自身が、お客さんに対して十分な情報提供をして、お客さんの問題を解決する手助けができていれば、お客さんにとって、弁護士であろうが、司法書士であろうが、行政書士であろうが関係ないはずです。(中略)何士であるかを気にしているのは資格コンプレックスを持った本院だけなんです。 P62
そのときはうまくはいってなくても金持ちオーラが出ている人はいずれ成功するケースが多いようです。逆に、そのときは商売に成功しているように見えても貧乏オーラが出ている人は、何らかの偶然が作用して事業があたっているだけなので、いずれダメになるケースが多いのです。
そのような人間の思考の矯正法として、ロバート・アレンは、手首に輪ゴムをはめておいて、もし貧乏臭い考えが頭に浮かんだり、貧乏臭い発言を口にだしてしまったりしたら、その輪ゴムをピシッとはじくように推奨しています。 P67
どうしても自分では手に負えない業務がきたときは、喜ばれますので、先輩に外注しましょう。
先輩にタダで教えてもらって、自分で業務をやろうなんて考えないことです、何度も無料で聞いてたら嫌な顔をされます。
そして、先輩が取り組んだ仕事の成果である申請書などをよく見て勉強しておけば、次から同じ業務の依頼が来た場合には、自分で対応できるでしょう。先輩が業務を完了した段階��先輩がやった仕事に関してわからない箇所があれば、その点で質問することは何ら問題がないわけです。 P81
交渉事において、成功するための考えかたは、
・相手にリスクを与えないで自分がすすんでリスクを引き受けること
・相手に経済的なメリットを与えること
です。このような考え方を基準にした場合には、申し訳なくてとてもじゃないけど、先輩に業務の内容を無料で聞けませんよね。 P84
「チャンスは前髪でつかめ」といわれます。いつチャンスが訪れても、100%の自分が発揮できるように準備しておいて、チャンスを確実にものにすることが大切です。また、多少ハードルが高いと感じても果敢に挑戦していくことが、自分を成長させるのです。 P85
ブランドの世界において、勝目がないように思えた行政書士が、低価格の市場においては、独壇場であるということがわかっていただけたと思います。
これこそが、マーケティングというものです。自分の強みを活かせる市場で、自分のルールで戦うというのが商売の鉄則です。 P93
商材はマーケティングの視点から探していけばいくらでもあります。要は、あなたの思考のフレームワークを変えて、物事を多面的に見れば、いくらでも儲けのネタは転がっているのです。
(中略)マーケティングの工夫がまったく凝らされていない弱者の市場であるため、参入しやすいと思ったからです。
強者の市場は強烈な競争にさらされ、マーケティングについても誰もが成熟した技術をもって戦いますので、巨額の投資、高度な技術をもってしても、その中で勝つことは容易ではありません。 P94
個人で勝負する業界では、「○○の金森」(○○=自分が強いテーマ)などとよばれるようになる水準に達しなければ、意味がありません。 P118
僕は、自分のメルマガで毎回十数万人の読書に情報を提供していますが、恩恵としていろいろな情報がはいってきます。また、情報だけでなく、人脈、ビジネスチャンスなど、いろいろなものが入ってきます。これは、情報を相手にていきょうしているからにほかになりません。
考えてみてください。あなたが頭の中に持っていいる情報のうち、大抵の情報は、インターネットを検索すればでてくるものばかりです。そんなものを出し渋ってもしかたありませんし、いつかは相手も知ることになるでしょう。だとすれば、最初から情報を相手にどんどん出していって、自分に足りない部分を協力してもらって一緒に業務を展開していったほうが何倍もおもしろいでしょう。 P120
適切な利益があるからこそ、事務所が運営できて、サービスの提供ができるわけです。
サラリーマンをやってきた人の中には、「お客さんから高い料金をとることは悪いんじゃないか」とか、「安くすればお客さんが喜ぶんじゃないか」という勘違いをしている方が多いようですが、基本的に行政書士のギュオウムには外部からわかるような相場はありません。安くしてもお客さんは気づいてくれませんので、感謝されません。 P124
許認可の相談を受ける立場にある人間は、通常の人よりも「勢いのある事業の発見」をできる可能性が高いということです。
その事業に資金を突っ込んで、自らが許認可事業のオーナーになって顧問料を受け取る形にビジネスモデルを転換していけば
、行政書士事業での価格競争とか広告のクリック単価の高騰競争に巻き込まれないで十分に超過利潤を享受できるようになります。 P187
投資におては99%の人間が失敗し、大衆はいつも敗北者なのです。
他人の意見に左右されてはいけません。耳と耳の間にあるものを使って自分で考えるのです。
例外的に、意見を聞いてもいい相手とは、膨大な失敗の山の上にせいこうしてきている人間です。
99%が負け組となる中で勝者となるには、自分を信頼する必要があります。自分の判断こそがすべてです。 P192
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行政書士資格というのは、著者の場合、マーケットに入るためのチケットに過ぎないだろう。むしろ顧客開拓における投資回収に特化した内容の本書といえよう。
許認可業務の相談を受ける人、という立場を最大限利用すると勢いのある事業の発見が可能になったとして、レイ・クロックがシェイク製造機の販売を通じてマクドナルド兄弟に出会った例を挙げていたのには、がっつり腹落ちするものがあった。
「リスクを負わない人間にはリターンを得る資格がない」と繰り返し、上記のような事業に出会った場合に、きちんと自己責任を払って回収に繋げていく。 周囲のノイズを取っ払った静寂の奥で、むしろ自己と向き合う事業運営のなんたるか、それを教わったと感じました。
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相手にない強み、自分のルールで戦うというのは、成功するための思考のフレームワークです。商売は自分に有利な土俵で勝ちやすきに勝てばいいのです。
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売上げが凄いのは分かるのだが、具体的に何をしているのかはよく分からない。。。札束を詰めたトランクにガソリンをぶっかけて火を付ける、というのは良い喩えだと思う。まだまだやれることは沢山ある。
20170820再読して評価を変えました。初見では分からなかったことも分かりました。見落としもたくさんありました。いよいよFAXDMだな。
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・食えないと言われる行政書士でいかに稼ぐか、その方法論について書かれてある。
・行政書士について「許認可業務の相談を受ける人」という再定義することによって、勢いのある事業の発見をできる可能性が高くなる。その事業に資金を突っ込んで、自らが許認可事業のオーナーになって顧問料を受け取る形にビジネスモデルを転換していけば、超過利益を享受できるようになる。
☆リスクを負わない人間には、リターンを得る資格がない。
この著者には批判的は意見も多いし、私も苦々しく思うこともあるが「稼ぐにはどうしたらいいのか」という視点から学ぶとこは多い。
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読み方次第で、ためにもなれば、毒にもなる本だと思う。
真似はできないし、する必要もないが、ところどころにもっともなことが書いてあった。
ただ、挑発的で自慢?ちっくな話も多いので、そういうのが鼻につく面もあった。
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(目次)
PART1 成功への心構えとメカニズム
お金を捨てる勇気を持とう/なぜ半年間、広告を出し続けられない?/借金ができない人は商売をやめなさい/お金を働かせる方法=財務レバレッジ/広告で集客したほうがラク/100実行したら10成功する人間に/東アジア某国での金鉱開発! /人の模倣をするな-先駆者利益を取れ/法律家は金じゃない!?/お客さんの希望を上手に聞きだす/自信を持って話すためのメラビアンの法則
PART2 「資格」だけで食えるほど甘くない
6割が所得0という現実/バッジで顧客は集まらない/「開業から3年は食えない」の嘘/仕事を確保する前に外注先を確保する/「チャンスは前髪でつかめ」ば成長する/学歴、資格コンプレックスの人たち/強みが生かせる市場での戦い方/どこかに「市場のゆがみ」がある
PART3 「お客・情報・金」が集中するビジネス戦略
戦略を持たず開業する人へ/特定調停ビジネスをSWOT分析する/バイブル商法を絡めたプロモーション/「選択と集中」で大きく成功する/どうしたら人脈をつくれるか、考えているか?/情報発信をするものに、すべてが集中する/価格戦略におけるこんな誤解
PART4 ベンリで効果的な集客手法
新規開拓を飛躍的に進める秘策/FAXDMで効果をあげるためには/反響率の考え方で成功と失敗が分かれる/月商100万円をいかにして達成するか/低コストでできる見込み客の大量獲得/広告宣伝費ゼロでできる集客技法/ブランド価値を高める情報発信/せっかく集めた反応が受注につながらないわけ/メールの相談にはメールで回答するな/業務受注したお客さんを“殺して"いないか/一度獲得した顧客を逃がさないために
PART5 価値の再定義でさらに大きく稼ぐ
個人事業から、組織としてのビジネスへ/自分の仕事をどのように減らせるか/ネット集客が終わった理由/いかにして新しい事業を発見するか?/僕はどんな風に価値の再定義をしたか/高額のリターンだけ求めるさもしい姿/許認可ビジネスへ…質屋営業許可の話/潰れそうなラーメン屋を整理した話
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厳しい意見が多いが恐らく内容は正しい。
ただ許認可ビジネスとは言ってるが要はコンサルティングや資金援助の報酬で巨額の富を得ているのであって、そのコンサルの導入部として行政書士を役立てているって感じ。
書類書きビジネスは終焉を迎えているってのはその通りだと思うが、ノウハウを自己ブランディング能力があれば今後も経済的に成り立つのではないかな?と思った。
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もはや、著者が行政書士であることは刺し身のツマのようなもの。
「カネを稼ぐためには、どのような視点を持つべきか」に特化した本であり、著者にとってはたまたま自分の立ち位置が行政書士だっただけで、別の仕事をしていれば同様の視点でカネを稼いでいただろう。
さすがに7年ほど前の本なので、利用しているツールは古いものの、著者の考え方は古びることはない、おそらくは真理なのだろう。
実践できるかどうかば別として、自分も新たな視点を獲得できた、そんな気になれる本だと思う。