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マープルもの。後味の悪い終り方だった。あの娘さんの心境はいまいち分からん。
どうでもいいけど、ジェーン・マープルをイメージした服のブランドがあるよね。
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やっぱり性格悪いよ、マープルおばあちゃん‥笑。
刑事コロンボにも通じる悪さ。まぁ名探偵とはそういうものか。
ホテルの豪華な描写がステキ。わたしもノコノコ行ってお茶したい!
肝心のミステリー的には、殺人もあまり起らないし、期待するクリスティではないのかも。
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群像劇のように進むので、全体で何が起こっているのか、ややわかりにくいかと。強盗団を追う刑事もの…に、いつものマープルものが合体した感じ。殺人が起こってからは急展開で解決します。古きよき英国趣味に期待していたので、ホテルの描写には満足。
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クリスティーの中では普通のほう。ファンなので高く評価したいのですが。でも二つの話が同時進行して読者を惑わせるところはさすが。
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これは、ミス・マープルシリーズの最後、もしくはそれの一つ前、と呼ばれるものらしい。
本当のところは知らない。
最初の頃より随分とお年を召されたミス・マープルは、既に自分が意欲的に犯罪解決に乗り出すのではなく、解決される過程を傍から見ている、というスタンスでこの事件に関わっている。
こう……元来の主役とは違った形でのかかわり方。
どちらかというと、刑事が主流に話を進め、ミス・マープルはそれに思考的に寄り添う程度。
だからか、多少話がもったりしているところもあり。
だが、なんだろうなぁ……この話、ちょっと話があっちこっち飛びすぎて、構成的にとっちらかっているようにも見える。
話の進め方がそうだから仕方ないのだろうけれども……。
ついでに、出ているキャラの人間性も、これまで以上に最悪だった。
こういうところが、アガサ・クリスティ作品なのかもしれない。結構あからさまに、人間の劣悪さを押し出してくるよなぁ。
あらすじ。
若い頃に訪れたホテルに、甥夫婦の好意によってまた滞在することになったミス・マープルは、そこで二つの事件に遭遇する。
古きよき時代を、そのまま残したホテルに隠された、様々な事情。
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著者:アガサ・クリスティ(Christie, Agatha, 1890-1976、イングランド、小説家)
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ミス・マープル第十作。
もしかしたら訳のせいなのかもしれないが、
これまでのシリーズとは少し雰囲気が違う。
タイトルのバートラム・ホテルを中心に話が進む。
マープルが推理するという立場ではないのが、
異色に思えるポイントなのかもしれない。
過去に想いを馳せるマープルがどこか切なく感じる。
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ロンドンのバートラムホテルに滞在するミス・マープル。スイスでの会議に出席する為にホテルに泊まるペニファザー牧師。忘れっぽくなり会議の日程を間違えて夜中にホテルに引き返してきたペニファザー牧師。何者かの襲撃。多額の遺産を相続しているエルヴァイラ。彼女の後見人ラスコム大佐。エルヴァイラに近づくレーサーのマリノスキー。記憶を失い田舎で発見されたペニファザー牧師。ホテルの支配人ハンフリーズ。エルヴァイラの産みの母親セジウィック。アイルランドへ出掛けたエルヴァイラの目的。霧の朝、何者かに銃撃されたエルヴァイラ。盾になって撃たれたドアマンのゴーマン。捜査を担当するデイビー警部。
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図書館で。
古き良きイギリスのホテルで繰り広げられる100年ぐらい前と同じような毎日と思いきや…結構エグイ犯罪が起こっていたというお話。
ちょっと人が多くて混乱しますね。
マープルさんがロンドン滞在を堪能している感じは面白かったですが…ちょっと偶然にも犯罪者が一堂に会しすぎな気もしないではありません。
本物のシードケーキってどんなのなんだろう?ちょっと気になるな。
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ミス・マープルが活躍する長編第12作目
【あらすじ】
古き良き時代の雰囲気を残すバートラム・ホテル。数十年振りにこのホテルを訪れたマープルは、もてなしの快さに満足しながらも違和感を感じる。やがて、このホテルを利用していた牧師が行方不明になるという事件が発生する。
【感想】
久しぶりにマープルがメインでない作品。終盤のストーリー展開がありきたり。。
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古き良きエドワード王朝の面影を残すバートラム・ホテル。そのホテルでの偶然の再会が契機となって起きる殺人事件。殺人事件が起きるのは、小説の3分の2以上が過ぎてからであり、それまでは周辺で頻発する強盗事件、牧師の失踪事件、列車強盗事件の調査が中心となって、物語は展開される。
本事件でのマープルの役割は探偵ではなく、事件の重要な証言者。強盗事件の謎を追うデイビー主任警部らの警察の調査が中心の話。最後まで読むと、マープルの役割が何とも皮肉なのが印象的。
バートラム・ホテルという舞台やセジウィックという冒険好きの女性の人物造形は良くできているし、エルヴァイラが一時姿を隠して自分に関する謎を調査しようとした理由にも説得力がある。
殺人事件の真相には二重のひねりがあるが、強盗事件の背景にある真相は大掛かりすぎて、リアリティーに欠け、全体の印象を損なっている。
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※まず、ミステリ小説に対し門外漢であることを言い訳しておきます。
ジョーン・ヒクソン主演のドラマ版を先に観ていて
(その後、山岡久乃さんの吹き替えも聞きたくてDVDを借りて)
ホテルの描写、特にティータイムの場面が好きで、気に入っていたんですが
肝心のミステリ展開に対してはさして気に留めていませんでした、ぶっちゃけ。
で、今回は、原作とドラマ版の描写の違いを確かめようと思ってkindle版を購入。
ドラマ版以上にエルヴァィラの言動が小狡いっつーか……。
ミス・マープルの活躍度が控えめなのはまあ……同意しますが、仕方ないのかどうなのか。
何にしてもお茶もマフィンも美味しそうなんですよ。
余談だけどクランペット食べてみたい。
(作中には出てこないけど)
追記 後で思い出したので。
どうしても気になってしまうのは
色男君の名前。
フランス人とポーランド人の混血だと
大抵フランス語な名前にならないかな……。
あと、原作者が英国人だからなんだろうけど
ラジスロースという読みは日本人としていただけない。
ラストネームも「~スキー」ではなく「~スキ」だよな……。
(些細なことなんだろうけどどうしても気になる)
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再読。ミス・マープルもの。
ロンドン、エドワード王朝時代そのままの佇まいを保つバートラム・ホテルを舞台にしたミステリ。
事件そのものより、なぜ昔の佇まいのままに営業できるのかという謎の方が興味深かった。
今回は、ミス・マープルもあまり活躍せず、事件も謎解きも散漫とした感じ。
古き良き時代のホテルの雰囲気やお茶の時間を楽しむ本だった。
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事件に関してはいまいちで、マープルさんはたまたま情報をゲットした感じが多く、解決編も警察がやっていてつまらなかった。本書には、本物のシードケーキやマフィン等々気のなる食べ物が出てきます。そしてバートラムホテル。一度行ってみたいなと感じるところがいっぱいありました。
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英国式の古式ゆかしいホテルであえるバートラムホテルという舞台設定が魅力的です。
表面上は昔のままに見えていたホテルの裏側が明かされていき
後味のよい物語ではありません。
明らかになった真相がかなり大きくリアリティに欠けるようにも感じます。
ミス・マープルの活躍も本作ではそこまで大きなものではなかったのは残念でした。