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2012/7/13 Amazonより届く。
2023/9/13〜9/16
今野さんの警察小説シリーズはこれまでもたくさんあるが、今作は新しい「同期」シリーズの第1作。
警察学校で同期であった現在刑事の宇多川と公安にいる蘇我。宇多川が操作中に発砲されるが、突然現れた蘇我に助けられる。その数日後、蘇我が懲戒免職される。理由を探る宇多川であるが、調べれば調べるほど謎が深まる。そうこうするうちに蘇我は捜査中の殺人事件の容疑者となってしまう。同期であったが蘇我について何も知らなかったことに気づく宇多川。命を助けてくれた蘇我を救うことができるのか・・・
いやあ、なかなか面白い展開。続編も楽しみである。
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出だしは、背景や設定がなんだか大沢在昌風?という気もしたが、やっぱり今野風ですネ。主人公はアツいんだけど、めったやたらにアツいんじゃなくて、深く静かに強く、みたいな。おもしろかった。
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今野さんらしい、熱く猛スピードで駆け抜ける話。
同期ってタイトルの通り、恥ずかしくなるくらい、青い話でした。
突然、懲戒免職になった主人公と同期の公安刑事。
主人公が撃たれそうになったとことを助けてくれた直後。
いろいろな人たちのいろいろな思惑が混じり合って。
情報合戦や刑事部と公安部の対立など、見どころは多いです。
組織や政治に縛られて動きたいように動けない部分は共感しました。
どこの会社や組織も少なからずそういうのってあるんですよね。
若干、ご都合主義で進んでいく部分はご愛嬌。
それでも引き込まれてしまう熱さは健在ですね。
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おもしろかった! ちょっと違うけど、よく見ると似た者同士のふたり。そしてよきライバルである同期。素敵な関係^^
GANTZコンビのニノ・マツケンで観たいかも。
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刑事の宇田川は現場で発砲されるが、突然現れた公安所属で同期の蘇我に救われる。数日後、蘇我は懲戒免職となり消息不明になる。
宇田川は真相を探るが、2つの殺人事件と蘇我の消息不明が重なってゆく中、公安、組対、刑事の組織の壁に捜査が阻まれる。
組織の壁に無力感を感じながら、仲間の支援を受け、行動することにより、それを乗り越え、同じ方向・目的に向かうことにより、その壁を取り払っていく。警察官の熱情と同期の絆を熱く描いている。
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今野敏の新しい警察シリーズ読んでみた。刑事と公安の同期もの。ハラハラ感はあんまりなかったが、警察組織ものとしては面白かった。
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同期との絆だったり、先輩や上司との信頼関係だったり、組織の中のしがらみだったりの普遍的なテーマに、先へ先へひっぱるような展開と読みやすい文章。面白くて、あっという間に読んでしまった。映像化しても(脚本がちゃんと書けていれば)面白いのではないかと思った。
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初めての今野敏作品、楽しませていただきました。
警察機構がどうのって所よりも、登場人物の会話が楽しいお話だから、推理しながらじっくり読むよりも、主人公が走って話を進めてくのを一緒になって追っかけていく、くらいでちょうどいい感じ。酒の肴みたいな本。つきだしが不味い店など二度と行かないが、このお店はリピートしそう。
難をひとつ挙げるなら、主人公に公安はムリじゃないかなーと思うところかな。
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今野敏の警察もの。
ハンチョウシリーズ以外で久しぶりに読んだ。
いやーおもしろかったー。さすが今野敏。
字も大きいし、そんなに枚数はないんだけど、ぜんぜんうすっぺらくない。
途中で読むのをやめられないぐらいおもしろかった。
主人公の32歳の刑事は、いまどきの32歳ってこんなに頼りない?っていうぐらいどこかふわふわした奴だけど物語が進むにつれて
ようやくかっこいいとおもえるぐらいぐんぐん成長していく。
その成長ぶりもカタルシスを感じた。
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2012/8/11読了。レビュー書いたのに登録できてなかった…orz 面白くて一気に読みました。自分の知らない世界の話。
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一気読み必至。
ホントに面白い。
ただ、ちょっとご都合主義宜しく話が進んでいく部分があるので、★4つ。
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せっかくおもしろかったのに、ぼーっと読んでしまい後悔。
そんなわけで、事件についてはそんなに深く考えを巡らすことはなかったけど、同期って貴重だよなあと新卒で入社した会社の同期達をぼんやり思い出した。
改めて思い返してみると、個人個人で性格や考え方は全然違うんだけど、やっぱり「仲間!」って感じだもんなー。繋がってるというか、なんというか。仲がいい先輩や後輩もいるけど、やっぱ同期は特別。
同じ時期に、同じ会社の説明会に参加して、興味を持って、面接を受けて、内定をもらって、その道に進むことを決めたってことは何かしらの共通点はそりゃあるんだろうなあ。
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友達が貸してくれた本。続きが気になって一気に読みました。
途中途中で、作者個人の意見と思われる主張がでてくるのには面食らった。二度も、男の嫉妬は女より怖い、と出てきた。そんなに強く言いたいんだなぁと小説を中断して感じてしまった。
August, 2013
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まだ若くて青いボンが、事件解決に向けて先輩と組み成長していく話。初めはホントに青かったけど、同期を思い体当たりでぶつかっていくところはその青さ、若さゆえ。年取ったら、できない。そうして少し成長して先輩に少し認められる。いいねえ。そういう職場でありたいと思う。
それでも、宇田川が八十島の所へ行くのは、ちょっと無理があると思う。
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キャラクターがしっかり描かれていて面白かった。サスペンス要素は薄いが、スピード感溢れる展開にページを捲る手が止まらない。主人公が一冊を通して、かなりの成長を見せている。それを周りで見守り、叱咤激励する上司、先輩の関係性が特に良い。