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えーっと、時代小説?推理小説?実はコメディ?
各種要素をたっぷり配合。
もうメタメタです。
さて、きちんと時代物です。
「時代物は任せておけ」って知識自慢の方は、
最大のトリックに気がつけるのかしら。
私、気になります。
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傑作か迷作か、それが問題だ。
「このミス」で話題をさらったので興味本位で古本入手。結果、300円の価値は十分にありました(笑)。でも作者の遊びゴコロが許せない人は、途中で怒って本を放り投げるかも?
ひと言でいうと軽いノリの時代小説×本格っぽいミステリ。メタフィクション云々・・・はまあ軽い座興程度。
なんちゃって密室殺人、わらべ歌に乗せた見立て連続殺人、顔のない死体、被害者のすり替え、鉄壁アリバイの館モノ?殺人と、ミステリの常套手段を駆使した縦横無尽の展開。最後にあっと驚く?どんでん返しまで待っていて、これはたしかにてんこ盛りの賑やかさ。ある意味、ツウ向けです。
バカバカしいと思っているとちゃんと推理小説として成立していて、二度読みすると伏線の緻密さに気づかされる。最後のびっくりは歴史、時代小説好きなら予想できるはず!・・・なのがますます悔しい(笑)。
あなどっていると思わぬ落とし穴にはまり、真剣に読むと途中でアホらしさにげっそりする。相性の合わない読み手にはツライかもしれませんが、イマドキの時代劇テイストのライト・エンタメだと思えば腹も立たない。
わらべ歌がタイトルにするほど効いていないことや、江戸とお国許で起こる事件の繋ぎなど、あと一歩足りないと思うところもありますが、これはこれで面白い。冗談のわかる大人に、読んでほしいと思います。
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うまいなぁ。そしていい意味であほである。
バカミスの脱力小説に見せかけてだまさえれると痛い目を見るぞ!
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どうなんだろうなあ…
バカミスで、いろいろミステリ趣向やらメタやら取り入れてはっちゃっけているんですが、何か作者が楽しみすぎて、ついていけない感じでした。
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この“やりたい放題感”がよいですね。「四の五の言わず、楽しんじゃえ!」って感じで読みましょう(笑)。
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ミステリ時代小説ということで、捕物帖のようなものかと思い読み始めたのですが、まさかの密室殺人や見立て殺人まで出てきて奇想天外な小説となっています。
あっと驚く結末も用意されていて、最後まで楽しめます。
ミステリ好きにはもちろん、時代小説好きにもおすすめしたい1冊です。
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賛否両論あるようですが私は楽しめました。
似たようなオチの「葉桜〜」より、最後の最後までオチも分かりませんでした。細かい所に粗さは感じますが、社会正義のために頑張る藩士に好感が持て読後感も悪くありません。
「上州〜」も読んでみよう。
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普通に、ミステリ時代物(?)と読み進めてたらメタ視点あったり、違う意味での「読者への挑戦状」があったり…嫌いじゃないぜこういうのw面白く読みました!最後のトリックは不意をつかれ、いい驚きを。(むしろ誤解してたw)
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同著者作品の「大富豪同心」シリーズからやってきたせいか、同じエンタメ時代モノでも、本書の作風には驚いた。確かにこの作風は、時代モノでは見たことなかったかも。ミステリとしても禁じ手ばっかりだったけど、これだけ重ねればお見事。わらべ歌の見立ての結末は私は結構好きだし、最後の仕掛けもどこかで見たことあるモノだけど、本を放り投げることはなかった(笑)。確かに途中いくつも違和感はあったんだよね、、、。バカバカしさを感じつつも、最後まで楽しく読める一冊でした。
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シリーズ物が苦手なワタクシですが、これはシリーズ化してほしい!というほどにすべてのキャラが魅力的で良い!
が!結末的に静馬グループの方はダメそうなので、奥村・忠吉の猫間グループあたりでひとつ。
また、時代小説ならではの現代でいうところの正義側でないところも良い。とても良い。今のところないんですが続き読みたいなー。
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時代物ミステリということで、ホラー寄りのタイトルといい多いに期待していたのです。
いやぁ、ホントいい本でした。
ネタバレ何も触れずに感想書くのは非常に難しいから、ちょっといつもと違うの読もうかなって時におすすめしたい。
ホント良くできてるんです。
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時代劇に密室殺人(それも変化球)と連続殺人事件の要素を取り込み、これでもかと有名ミステリーのパロディ、リスペクト?まで盛り込んだ盛りだくさんのミステリー
盛り込みまくってるので豪華だし、寄り道しまくってるのに、収斂のさせかたはスマートだし、良くできてるミステリーだとは思うのだが、俺にはちょっと苦手ジャンルかな。
入ってきたい人はどうぞ、中でワーワーやってますが分からん人には分からん世界です。分かる人だけ楽しんでくれたらいいと思います。というウチワ世界が感じられた。
それが悪いわけではなく、SNSや同人誌の類、いや商業ベースにのっている媒体でも多かれ少なかれそういうウチワで盛り上がっている世界はあるわけで。ただ俺にはどうも入りこみづらい世界だったということ。
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バカバカしいけど真面目に作ってあった。
息抜きによいかも。
これはこれでありかと。
パロディ元の古典を読んでみたくなった。
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これはねー(笑)
面白かったですよ。
時代もので、ミステリーで。
密室? 見立て殺人?
トリックもダイナミック。
私は最後の最後まで、●●トリックには一切気がつきませんでした。
いやー、参ったな。
面白かったです。
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そもそも密室で死んだ男を殺人として証明しろ、という初っ端の展開が笑えます。でもちゃんと時代小説でちゃんと本格ミステリで…だけど途中であら!これ好き♪のメタ展開。そこでのやり取りがまた楽しいのです。他にも見立てとか館とかアリバイとかぎゅうぎゅうと詰まってます。そして最後にダメ押しが来て力が抜けました。言われてみればあれもこれも伏線じゃないか。落ち着く先がそれとは、絶対誰も思わないでしょう。壁投げ本?いやいや本格好きな私ですが十分楽しみました。