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佐藤一斉という素晴らしい方が残した、日本が誇る帝王学の書。
西郷隆盛が愛読していたというこの本は、若きセールスパーソンから指導者まですべての人のために役立つ素養を習得するのに必読です。
良きリーダーとはなんなのか。
人格者とはなんなのか。
江戸時代から今なお受け継がれる「武士の魂」がこもった作品。
まさに日本人の必読書です。
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志を立て生きるとは何か。
人としてどうありたいかということに対して向き合うことができた。
大志を抱き、謙虚に人の良いところを見る。
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徹底して道を説く。ただし、すべての前提に志がある。
この本を自ら手に取る人にとっては忘れられない文言が見つかる本なのではないだろうか。個人的にも忘れたくない言葉がいくつもある。
個人的に好きな言葉は「やむにやまれなくなって、花はつぼみを破って咲くのである。」
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志を高く持つには
己を律するには
人の上に立つ者の心構えとは
現代にも通じる自己修養・リーダー論。
時に、耳に痛い内容も。
詩的な表現の美しさや、ぱっと開いてどこからでも読める構成など、中国の「菜根譚」と共通するものがある。
折に触れて読み返し、かつ学んだこと・気づいたことを実行に移したい。
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この歳になってやっと?と言われそうだが、確かに30代、40代にこの本を読んでいればもう少し人生は変わったのかもしれない。
まぁ、還暦を過ぎた今だから内容が素直に頭に入ってくるのかもしれないけど。
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志を高く持つこと。それは、大金持ちになるとかそういったことではない。
非常にありがたい内容でした。これからも読みたい内容ばかりでした。
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ー少にして学べば、壮にして成すあり。壮にして学べば、老いて衰えず。老いて学べば、死して朽ちず。
吉田松陰の師匠である佐久間象山、そのさらに師匠である佐藤一斎。西郷隆盛も座右の書とした『言志四録』。
誤解されそうな言い方だが、しかし、ただの江戸時代の自己啓発本であった。これを身につけるには、文章を頭に入れるだけではなく、人生観、立ち振る舞い、反射神経、脊髄にまで染み込ませねばならず、経験と読書を照合するような代謝を経て、漸く意味を持つのだろう。
誰がいつ言ったか、が極めて重要。言葉だけなら、現代にも溢れている。
同じ美辞麗句、死に際に祖父の言う「正しく生きよ」と、守銭奴の自己啓発ビジネスで発せられる「正しく生きよ」は、テキスト以上の周辺情報が異なるから、全く価値が違うのだ。
受け手の心理状態、人生の段階によっても異なる。
心に響く言葉は、タイミングにより、咀嚼度合いが異なって代謝される。
今の私には「志を立てて成功するには恥をかくことが肝心である」「事上磨練ー日常の仕事の中で自分を錬磨しろ」が響いた。
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「天」、「志」という言葉が多用されている。
自分の見栄や欲望のためではなく、信念や使命のために働くべきだ、という強いメッセージを感じる。
また、知行合一、知識だけでなく実行が不可欠であることが強調されている。
しかし、一斎の言葉と比べると、編訳者の注釈の文章のレベルの低さが目立つ。「最近の〇〇は~」というのは、根拠のないただの感想だろう。まあ全部の言葉に一言書きをつけるのも大変だろうが。
「仕事をする場合には、天に仕えるといった謙虚な気持ちで行うのが大事で、人に自慢しようといった気持ちがあってはならない
(13頁。第三条 凡そ事を作すには、須らく天に事うるの心有るを要すべし。人に示すの念有るを要せず。)」