紙の本
果たして自分は
2009/05/02 11:20
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投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
70冊余りの城山作品から登場人物の特徴的な発言を抜き出した教訓集と言えるようです。様々な作品の様々な場面での発言ですから相反する言葉も交錯していて、それがまた時・所・立場の違いを感じさせます。
そこにはまた、ひとつひとつの言葉を身の回りに置き換えながら、果たしてどこまで遠くへ行けるだろうかと、想いを巡らしている自分も居ます。
これでまた幾つかの本編も読みたくなりました。
電子書籍
人生の流儀と似てます
2017/09/04 12:29
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投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生の流儀と同様に、城山さんの作品から引用された珠玉のメッセージ集です。両者での重複もありますが、それだけ名文ということなのかと思います。
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【読書その107】スミスの本棚を読んで、一度読みたいと思っていた城山三郎の「静かに健やかに遠くまで」。本書は、これまで城山氏が書いてきた本のフレーズを整理したもの。読んでみて改めて素晴らしい本だと思った。以下が心に残ったフレーズ。
①人間は、どこか見どころがあるはず。それ見て使うのが上司の役目。
②魅力を感じるリーダー。常にあるべき姿を求めている。生き生きしている。教養とか文化に対する関心だけではなく、人間に対する関心、好奇心を失わない。さらに、卑しくない。
③サラリーマンの勝負どきは、上司から質問を出されたとき、いつでも明確な答えを出せるよう、常日頃、勉強をしておくこと。その上で、「おまえ、やれ」と言われたら、捨て身になってやり抜くこと。
④スランプは新しい飛躍のための陣痛のようなもの。陣痛がなければ子供は生まれない。
⑤読書をすると情報を部品として使いこなせる。読書をする人間は信頼できる。読書した人間は楽に生きれる。出世するしないは人生のごく一部。読書をすることで色々な生き方をする人、色々な人生というのを追体験できる。それにより慰めれたり、もっと励まされたりする。
⑥初心に立ち返るためには、ただ手をこまねいて、「初心」、「初心」といっているだけではダメ。そうではなく、つとめて新しい勉強をし、新しい角度から物事を眺めようとする努力が必要。
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GUEST 013/スターツコーポレーション会長・村石久二:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京 http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2010/08/post115096.html
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"城山三郎さんの著書からの文書をテーマ別に再編集。エッセイ集のような体裁となっている。
ランダムにページを開いて、1日一節を読むのも良いかと思った。
今開いたページの一節を抜粋する
<不激 不騒 不競 不従>
けげんな顔をする津秋に、ナオミは言った。
「激さず、騒がず、競わず、従わず。おじいさんの一人が信じている四不のおしえというものなの。いい言葉なので、書いてもらったの」
「激さず、騒がず、競わず、従わず、か」
津秋も声にだしてみた。たしかに、心にしみてくるものがある。人間のひとつの理想の状態をいっている。
『うまい話あり』
全編を通して、人生の先輩からのありがたい助言集のような感じがして、とてもありがたい気持ちになった。"
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戦う男の金言集と言った感じ。
熱い野望を持った企業戦士が読む本で、私のようなのんべんだらりとした人間が読んでもあまり響かないかな。
男たるものみたいな考え方の人が読んだら良いかも。
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起業を決意した私に是非読むようにと社会人の先輩から頂き、この週末一気に読みました。直接の言葉とは異なる引用という点で、メッセージとしては静かに聞こえるのですが、働く人としての長い期間の折々に体験した事を振り返って、時には相反する事を並べたり、言い切りの所で引用が終わったり、これからもゆっくりと時々振り返ってみるために読もうと思います。