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建築探偵・桜井京介シリーズ第6弾。この作品から第二部。‘美しい’ってどういうことだろう、と考えさせられた。男がどうしようもないのか、女が怖いのか。両方かな。
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全然トリックってか謎解きできなかった…。
でも今回の蒼いいと思いましたっ。頑張ろうと、過去に負けずに一生懸命やろうとしてました。
…この巻は…愛憎でしたね…。愛と憎しみは表裏一体(ん?)
美しさゆえの哀しみがあるんですね。
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『建築探偵 桜井京介の事件簿』第6作目!
伝説の名女優が28年ぶりに復活!劇中で、老婆から美女に見事に変身してみせる。そして、怪事件が相次ぎ、更なる悲劇が!?
第2部の始まりです。
今回のテーマは、愛憎。愛があるから憎しみもある…。
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事件が始まるまでが長い・・・。
説明も難しいので、途中で飽きそうになりました(笑)。
始まってからはあっという間に読めるんだけどな〜。
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建築探偵シリーズ。このシリーズのすごい所は、1冊の本でミステリーとして1つの物語を完結していると同時に、シリーズを通して楽しめるような要素が要所要所にちりばめられている所だと思う。だからこそ何度読んでも面白いのかな。今作ではジョサイアコンドルを取り上げている。他にも旧朝香宮邸などが出てくる。
2008/4/5再読
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桜井京介シリーズ
第二部開幕。かつての名女優の復活。消えた演出家。謎の火事。
大学を卒業した京介、深春、高校に通う蒼。それぞれの成長。
2009年6月18日再読
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27歳でフリーターみたいな事をしている京介と
高校に通い始めた蒼。このシリーズでは無情にも
時が進んでいきます。
今回のお話は「未明の家」で知り合った杉原静音さんと
遊馬朱鷺が登場します。朱鷺って好きだなぁ~♪
今回も建築探偵とはいえ、建物は脇役になってます。
ジョサイア・コンドルの話と鹿鳴館の奇妙さについての話は
とても興味深いんだけど、自分の描いた自説に芙蓉への思いを
無理矢理こじつけたい天沼の愛という名の執着が見えて不愉快。
京介が高1の時の先輩、遠山もやたらと京介にホモばりに
迫るけど、これも別の意味で愛憎と執着なんだと思う。
色々な人の愛憎と執着の帳が京介によって開かれる。
置いていかれる淋しさと悔しさを想像し恐れる蒼。
この気持ちが痛いほどわかる。
京介も似た様な切なさを抱いているのよね・・・
過酷な世界を吸収するするために、我が身を包む夢の帳。
この二人、いや深春を含めて3人が一緒にいられることを
切に願います。
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■美しさは罪なのか? 修羅の舞台の幕が開く
伝説の名女優・神名備芙蓉が28年ぶりに復活。伊豆の会員制高級ホテル(オテル・エルミタージュ)で三島由紀夫の『卒塔婆小町』を演じ、老婆から美女へ見事に変身してみせる。だがその後、演出家の失踪、ホテルオーナー天沼龍麿の館の放火、芙蓉への脅迫と怪事件が相次ぎ、さらなる惨劇が!? 京介の推理が40年に亘る愛憎を解く!
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ええっ!京介に結婚話が~~~
相変わらず謎はそれほどでもないのですが、登場人物が年齢を重ねていっているのでその変化が楽しめます。今回はこの結婚話と、芙蓉さんのモデルが美輪明宏というあとがきがサイコーです。
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建築家探偵シリーズ。ホテルの記念パーティーで上演される舞台に、若くして引退した伝説の女優が復活する。パーティーに呼ばれた京介と蒼。演出上の諍いで演出家が失踪、オーナーの自宅の火事、支配人の死と事件が起こる。さらに昔に起こった、京介の高校時代の先輩の兄の死。これらがどう絡むのが予想がつかないまま、前半はやや間延びした展開だった。今回はミステリーというより、時代を経たロマンスの方が目立っていた印象だった。
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二部の一作目。
蒼は高校生となり、京介はフリーター。
アンジュではない方を名乗っているのか。。。
解説が西澤 保彦氏。 偶然ミステリーランドの作品を最近読んだのだが ザ・解説!という感じ。
難しい。。
蒼も自分なりに探偵?として調べていくうちに
事件に関わる事により受ける苦しみ=京介の取るスタンスの理由について考え、気づいていく。
トリックや建物は相変わらずそこまで重視されていないようなイメージを持ってしまったが
これはあくまでも
主役は蒼や京介である、物語なのかなぁ、と。
時系列は前後するようだが、蒼や登場人物の過去を知って
彼等について多少理解するようになって
どんな行動をするのか、続きが楽しみになった。
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建築探偵桜井京介シリーズの6作目、第二部開始です。
今回舞台となった建築は伊豆のオテル・エルミタージュ。
東京都庭園美術館を模したアール・デコスタイルの邸宅建築です。
もしくは隣接するオーナーの私邸である純和風建築になるのかな。
隠れ家的な会員制高級ホテルなんて泊まってみたいです。
もちろん事件は無しでですが。
ミステリーの部分では半分位分かったと思いますが、
残り半分は予想外という感じでした。
最初に3通の手紙が出てくるんですが、
途中まで思い違いをしていてミスリーディングされてしまいました。
トリックや動機で一部納得しきれない部分が無きにしも非ずですが、
やはりスピード感のある展開に一気に読ませられました。
それにしても鹿鳴館をフルスケールで再現とは豪気です。
実際は時間が足りなくて中途半端な形で終わりましたが、
もし完成してたら絶対観光名所ですよね。
蒼は17歳になって高校に通い始めましたが、
相変わらずかわいいというか健気というか。
蒼自身の独白だから特にそうなるのかもしれませんが、
今時の子はこんなに素直に気持ちを表せるのかなぁと感じました。
それだけまだ精神的に不安定ということでしょうか、
最初に刷り込まれた雛のように京介を追いかけてます。
京介も謎めいた過去がちらほら垣間見えるようになってきました。
読み終わるとすぐ次を読みたくなるシリーズです。
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今回は再び蒼視点。
と思ったら京介視点もあって、でも京介が何考えてるのか結局いまいち分からない。
でもレビューを読んでいたら、深春が父親で京介が母親、というのがあって、なるほどあれは思春期の息子に対する母の態度か、と納得した。京介が蒼に踏み込めないのは自分を重ねているからなのかな。
鹿鳴館のはなしや、演劇のはなしは面白い。
でも、二組の恋人たちのはなしがいまいちピンとこない。
なんでかなあと考えたけど、たぶん
遠山兄が暁に遺したことばも、
芙蓉がなぜ再会にこの年に選んだかも、
…わかりづらい!!
からだと!
芙蓉=美輪さん、というのは、それっぽいなあと思ったら、あとがきで作者が明言していて、やっぱり!となったのがいちばん楽しかった。
美輪さんの卒塔婆小町、見てみたい。
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蒼の気持ちになって京介が素っ気ない…はいつもだから、あんまりにも関わりがなくて心配になったよ。
まぁ揺るがないけど。
しかしトリックがちょっと納得しないというか、微妙だったかな。
蒼が大人になって深春と同じ気持ちになったよ…ちょっと淋しい。