投稿元:
レビューを見る
アルゴスまでパロの双子を護衛したグインは、旅路の果てにマリウスと邂逅し、ケイロニアを目指していた。
ふたりは赤い街道沿いに進むうち、死の国ゾルーディアにたどり着く。
死の娘タニアとゾルーディア国王アル=ロートから、イリスの石の所有者とみなされたグインだったが、死刑執行人として潜り込んでいたヴァラキアのイシュトヴァーンの手によって窮地を脱する。グイン、マリウス、イシュトヴァーンが初めてトリオを結成する巻。感無量。
イリスの石は結局何だったのか。ルアー(兄・日)とイリス(妹・月)の不具の子とされるイリスの石。グイン自身との関係は……?
投稿元:
レビューを見る
グインはイシュトヴァーンと別れた後、ケイロニアに向かいます。その旅にマリウスが偶然加わります。しかし、彼らは誤ってか、何らかの力の導きによってか、死を生業とする国ゾルーディアに入ってしまいます。
彼らからイリスの石を奪おうとする死の娘タニアとゾルーディアの支配者アル=ロート。しかし、グインにはイリスの石にまったく心当たりがありません。
そして、思いもかけない者との再会。
はたしてイリスの石とは何か?死の娘タニアの正体は?謎は明かされぬまま物語はクライマックスへ!
グインの出生の秘密に深くかかわる外伝です。
プロローグ
ゾルーディアへの道
死者の宮殿
閣の迷路
死者の怒り
エピローグ
著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)
投稿元:
レビューを見る
ゾルーディア。グインとマリウスの出会い、イシュトと再会。
本編だけ60巻位まで読み進めて、そろそろグインのストーリーをフォローしないとまずいと思い、一旦本編を休んで外伝へ。まだグインの冒険まで何冊もあるけど…。
本編では国際情勢が絡んで殺伐とした展開になっているので、こういう、身一つで冒険しているエピソードはすごいなごむ。
投稿元:
レビューを見る
何故か『イリスの石』だけ本棚に見当たらず、仕方なく図書館から借りてきました。そして返却期限に追われ、『七人の魔導師』より先に再読。
アルゴスでイシュトヴァーンと別れたグイン、ミアイル公子暗殺事件で傷付きトーラスを去ったマリウスの二人が出会った巻。そしてイシュトヴァーンも意外な登場の仕方をします。