紙の本
わかりやすい
2020/06/17 09:28
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
古今東西の哲学者の考えが、わかりやすく解説されていて、よかったです。生きるための思索が、参考になりそうです。
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『超訳ニーチェの言葉』の編訳者が書いたものです。
確固たる信念を持っているのはもちろん強いが、世の中にはいろいろな考え方があることを知っていて、多面的に見れる方がもっと強い。
成功や失敗、良い/悪い、明るい/暗いといった相対的なもの・言葉を取っ払ってしまえば、つまらない想像がなくなって、世の中への期待も恐怖もなくなる。
要は、とらわれない、素直な心になるということかな。
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最初はちんぷんかんぷんだった。(眠かったから)
ちゃんと読めばなるほどな〜と思える。
特に仏教の考え方とか。
哲学なんてただの暇つぶしかなんかだと思ってたけど、知ってたら少しは楽に生きられるのかもしれない。
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世には実に様々な哲学者がおり、多種多様な哲学がある。
しかし私たちも、それぞれ一人の人でありながら、相手や場面によって、全く異なる考えや態度を示す。
であれば、あらゆる哲学者たちの言葉を知っておくほど、臨機応変にしかし心落着いて過ごすことができるのではないだろうか。
しかしこの本は、単なる名哲学者たちの寄せ集めではない。
現代の素晴らしい哲学者、『超訳ニーチェの言葉』を生み出した白取春彦氏の、心慰める哲学である。
法的な都合で医学上の死を宣告されても、まだ身体の一部は機能しているのあれば、それは絶対的な死ではない。
ろくに考えもしないで即相手を切り捨てるのではなく、共苦の精神を持ち、辛抱強く相手を待ちづづける態度こそ愛であること。
他者に対して、言外の意をを汲み取ろうとすること、いたわりを示すこと。
物語のダイジェストを読むだけでは、本当に作者が伝えたいと思うことを読み取った事にはならず、作品そのものを読むことによってのみ、意味の把握や読み取りが可能になる。
自分の考えや欲求を客観的に把握する。
これらの教えを受けながら、本を閉じたら終わりにしたくない。
願わくば、意識せずして自らの言動となるようにと願う。なかなか難しいことだが。
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ふと精神的にしんどい時に取った本。考え方次第でこんなに変わるんかと思うと同時に、昔の偉大な哲人もいろいろ悩んでいただと実感した。ということは、人が生きるということに悩みはつきものだろう。そんな時に、ふと気持ちを楽にさせてくれる一冊である。
<内容>
1.幸福は現実の中にのみ存在する
2.「強く生きる」とはどういうことか
3.「自分の仕事」を見つける
4.自分の人生を採点しない
5.運命を決めるもの
6.人は何のために生きているのか
7.幸せになる方法
8.この世を全て理解することなどできない
9.考えは言葉や行動にしなければ存在しない
10.願いを実現する確かな方法
11.「わからない」ままでいること
12.「心」は本当にあるのか
13.心と体は別物ではない
14.言葉にできない世界が存在する
15.相手の見ているものが見えているか
16.自分の中の「野生」を知る
17.相手を本当に理解するために
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個人的には知っている内容も多くて、少し物足りなかった。
入門書として興味を持つきっかけには良いかもしれない。
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禅で言うところの「無」とは、自分という存在が在りつつも、あらゆる存在に浸透できることと知った。言わば、人間界、自然界と調和した状態を指すのであろうか。