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「賢者はベンチで思索する」の続編。
23歳の普通の女の子を主役とする連作短編集。
突然会社を首になったところから始まるが、この作家のOLもの、会社ものは好き。
(図書館)
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赤坂老人とOL九里子のお話、パート2。
このシリーズも面白そうだ。会社を辞めさせられた理由探しが、ミステリー仕立てになっている。
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この近藤 史恵はサクリファイスで好きになり、贔屓評価をしてしまうけど、実際サクリファイスがなかったら糞作家だと思うわ。すげーつまんねー。
読みやすいからスラスラ読めるけど内容がつまんなすぎて読んでて苦痛になってくる。
ちなみにこの作品は「賢者はベンチで思索する」の続編なんでこれを読む前にそっち読んでおかないと全くついていけないと思います。
ちなみに前作もそんな面白くないです。
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これは再読中。『賢者はベンチで思索する』の続編となるんですが、このシリーズ、すごく好きですね。これが文庫化された時に購入して、一度読んだんですが、久しぶりに読み返したくなって読みました。赤坂老人はどうなったんだろう? これの続きが読みたい。
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こないだふと借りてきた『ふたつめの月』。シリーズの2冊目らしいが、まあ独立でも読めるヤロと読んでみたらおもしろかったんで、シリーズ1冊目の『賢者はベンチで思索する』も借りてきて読む。この著者の名前はおぼえがあるので、前に「なにか」読んだと思うが、どの本なのか図書館の蔵書を見ても思いだせず(…ここで過去ログを検索して発見。『ねむりねずみ』を読んでいた)。
主人公の七瀬久里子は、契約社員からようやく正社員になったところで、クビになった。喜んでくれた両親に言い出せず、退職後も朝はうちを出て時間をつぶし、ヒマな部署にうつったからと以前よりは早めに帰る日を送る。しかも、リストラにあったと思っていた会社で、どうも久里子が勝手に来なくなったことになっている、ということが分かり…
退職から半月ほどして、あの人みたいになりたいと思っていた憧れていたかつての女性上司と会い、それから元同僚をつうじて連絡のあった、どちらかといえば嫌いだったうまのあわなかった女性上司と会う。好意をもっていた上司には肝心なことを訊けず、むしろ嫌いな相手と、なぜ自分が辞めたことになっているかを踏み込んで話せることに気づく久里子。
久里子のリストラ話から始まった『ふたつめの月』を、2話、3話と読んで、ファミレスでアルバイトをしていた頃の同僚・弓田とか、赤坂老人といった登場人物のおもしろさにも、アンとトモという犬の存在にも、興味を引かれた。
そして、さかのぼって読む1冊目の『賢者はベンチで思索する』。2冊目で出てくる赤坂老人らしき人が、かなり最後まで「国枝老人」として出てくるので、どうなってんのかなあと思っていたが、3話目でようやく事情がわかる。
久里子の"長女気質"みたいなところも、ひじょうに親近感がわく。一つ違いの弟がいて「お姉ちゃんだから」と言われるとこなんか、わかるなーと思う。それと同時に、専業主婦の母に対してひどい物言いをしていた久里子が、物語のなかで何年かのあいだに変わっていくところも、ええなーと思った。
著者は同い年の人だった。2冊目の、文庫解説で「ものすごい悪人は出てこないミステリー」とあって、あーこういう感じ、加納朋子なんかの作品と似た印象を受ける。
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日常の謎としてはちょっと弱かった気がするけど、面白かったです。久里子がめげながらも前に進んでいく感じが良かったです。
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この人、「サクリファイス」の作者だよね?作風が全然違うのでよくわからなかった。前の話の続きのようなのですが、読まなくてもなんとなくはわかります。おもしろくないことはないんだけど、なんか印象弱いし、エピソードも弱いような・・・遠距離恋愛のほんわかした感じはいいんだけど。読んだらすぐ忘れそうな気がします。っていうか、なんか読んだことあるような気もするけど、思い出せない。と思って調べたら、別冊、文芸春秋に連載中のときにちょこっと読んでたわ。でも、ほぼ話を忘れてました。というくらい印象が弱い本でした。いや、悪くはないんだけどねえ・・・
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主人公の若い女性の3つの短編。1つめはそんなことで!?と思ったが、残りの2つはとても心にしみた。特に「パレードがやってくる」は、しみじみ感じるものがあった。ぜひ若い女性に読んでもらいたい。
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『賢者はベンチで思索する』 の続編。
主人公の少女の淡い恋や、前回もお世話になった老人との交流。
日常の些細な出来事と小さなミステリーが柔らかい表現で書かれていてとても読みやすかった。
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人ってかわいいなぁとか思ってしまうお話ばかりでした。
すれ違ってすれ違って、結局からまわって振り回されて。
それでもやっぱり久里子はそんな人たちが大好きで、これからも大事にしていくんだろうなぁ。
近藤先生の世界はどれもやるせなくて、でもあったかくて大好きです。
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「賢者はベンチで....」の続編。随所から女性の冷やかさ、不条理さが伝わってくる。飼い犬が登場することで、ほんのり癒される一面も。普通の女の子をここまでうまく表現できるってすごい。
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どの登場人物にもあまり魅力がない。
ストーリーのインパクトも薄い。
すべてが中途半端な気がした。
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登場人物の説明が不足してるんじゃないかと思って読んでたのですが、続編だったんですね。(苦笑)
失敗した…。
でも主人公の人柄や境遇には共感できる点が多くて、感情移入しました。
他の登場人物も憎めないかわいい人達ばかり。
人間って面白いと改めて思いました。
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「賢者はベンチで思索する」の続き。
本作は前作よりもダークな雰囲気が漂っていたけれど、今回も赤坂氏のかもしだす謎めいているけれど温かい感じが好きだった。
くりちゃんと引田君のエピソードが一番ほっこりした。
このシリーズもきりこちゃんシリーズと同様、好きだ!!
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先輩に借りた本。
2冊同時に借りて「ふたつめの月」の方を読み終えて気づいた。もう1冊の「賢者はベンチで思案する」の続編が本書だということに(涙)
表紙にもある保健所から引き取られてきた犬、アンとトモ。処分寸前の一度は不要な命と選別された2匹。これに退避した人の命。
優しいタッチのミステリーだった。
それから温度差の違う恋愛にも興味をひかれた。
さて、今から「賢者・・」を読み始めよう(^^)