投稿元:
レビューを見る
AR落書きに満ちた日本をニートが守るライトノベル感覚の群像劇。
SF周りの設定にリアリティがある。
投稿元:
レビューを見る
評価できるほど本を読んでいないので保留。
SFだけど読んでいる感じはライトノベルかと。
独特の文体というわけでもないからなんと書けばいいのかわからない。
ところどころちぐはぐな印象を受けている。
それはキャラクターがどこかで読んだことのある本のペーストに見えたからかな?
もちろんよくかけてはいるんだけれど、世界観の枠組みは出来ても掘り下げができてない浅い感じ。
作者自身がゲームデザイナーということもあり(?)PCに関する設定やそれが現実へ使われる用途には注意が払われているけれど、肝心の主人公とそのヒロインがなんともいえない。
「こういう子がいる限り、この空のまもりは誰かについて考えることはなくなるだろうと考えた。」
いい言葉のはずなんだけれど、いまいちピンとこない。二回目の大輔の感想でやっと意味がわかる。もちろん、狙っているのかもしれないけれど、そこまでする価値があるのかな。
いろいろな人間の視点が描かれるのはいいんだけれど、こういうのが鼻につくと読みづらくて、自分は辛かった。
投稿元:
レビューを見る
拡張現実とタグが発展しまくった世界でのSF。彼女のために世界を守ろうとする男の子が、淡々と活躍して行く。醒めている今時の若者が、こなすように世界を救う姿はとても現代的で、悪くない印象だった。
投稿元:
レビューを見る
青春偶像劇って感じ。
ニートとか少子化問題とかからめて、主人公のダラダラ感が好き。
リーダーは損する立場にあるらしいです。 率先して損をとらないと、組織は瓦解するらしです・・・
そんな上司ならついて行ってもいいかなって思う。
『八紘一宇』 。歴史的にどうだか知らんが、いい言葉だね。
"みんな仲良く"だろう
投稿元:
レビューを見る
ふうーやっぱ面白いなあー。
色々と中二というか、ロマンだよねえ!
拡張現実とか、現在でもロマンだし。良き発展を望みたいものです。
「良いファンタジー」とか「妖精」のくだりはガンパレを思い起こさせた。
マジオペとリンクしてるとは思わなかったのでびっくり。
投稿元:
レビューを見る
ホントにこうなりそうな近未来がそこにあって非常に面白かった。こういう交錯モノは結構好きだ。最後に全員が出会うのだろうとわかってはいるのだが、そこに至る過程にドキドキする。この手のパターンは結構読んできたはずなのに最後の種明かし的部分で首相の正体にビックリしてしまった。そこまで考えてなかったとも言う(笑)綺麗ごとかもしれないけれど、世界はこうあって欲しいと思う。
投稿元:
レビューを見る
芝村裕吏。
ある種の人間には忘れられない名前である。
まぁ、はっきり言っちゃえば、ガンパレード・マーチをやって、世界の謎掲示板にまで出張っちゃってた人たちだ。
恥ずかしながら私もそのハシクレではあったので、彼の小説だというだけで買ってみるしかない。
ところどころいかにもな芝村節。
「たかが日本を守ったところで彼女からの無限のおせっかいのお返しにはならないが、多少なりとも世話を返したい」
「おまたせしました。そしてもう、待たせません。二度と」
「良いファンタジーが良い現実と手を携えて、悪いファンタジーと悪い現実と戦いだした」
田中翼くんはどうしても速水くんにしか見えない。
ヒロインを守るため、それだけの理由で、世界を守る。
(あー、舞はヒーローで、ヒロインは速水だっけ?)
ぼんやりしているんだけど、打つ手は正しく、間違えない。
見事な厨二設定。
まぁそれが芝村裕吏。
話としてはまぁそれなりか。
タグ表示はセカイカメラがすでにやっていることだからなー。
あと、バーセイバーさんの正体とかはもう少し伏線がほしかった。
オタクの描き方が古いような気もするけど、わかりやすくするためには仕方ないのかも。
投稿元:
レビューを見る
現代社会でもネットに接続すれば目にはいってくる広告、それの延長線上にあるのがこの作中かなと思った。ネットに対して法整備は後手になり、法が機能しないなら、自分たちでと行動したネット民。そんな感じ。面白い話ではあるが主人公に魅力を感じないので面白さは半減と受け取った。
投稿元:
レビューを見る
タイトル見た時に大きな誤解をしてて、もっと戦闘機とかが飛び交う話だと思ってた。この空とは、空だけじゃなく、その人から見える世界の話で、日常意識できるレベルでの自らの(そして大切な人たちの)居場所を居場所たらしめる機能・機関の全てという感じかな。ある意味、「この国の守り」ってな意味だったわけだけれども、そう言わないのは、政府が何もできないから勝手にいろいろ始めちゃった人たちのドラマだからでしょうかね。いろいろとモニョモニョする登場人物もある感じなんだけどさ。
投稿元:
レビューを見る
世界観は分かりやすく、展開も明快で読みやすかったです。
相変わらず主人公が頑張る理由が理解できないのは、この作者のやり方なんだろうか。
投稿元:
レビューを見る
時代背景や個人の思想、ガジェットなどは面白いものがあるのに、物語全体としてまとまりがなく、何が言いたいのかよく分からないのが惜しい。強化現実が一般的となった国際社会、高齢社会が進み子供の将来の結婚相手を確保するための幼なじみ、人員補充のための外国人招致など、細かな設定は興味深いものがある。群像劇が嵌まらないのか、方向性が弱いのか、どこが盛り上がりで何が言いたいのかいまいち把握しにくい。残念。
投稿元:
レビューを見る
主人公がニートで、ウェブ上で大量の同士を集めて仮想軍とか結成しちゃったりして世の中を変えようとがんばります。
なんだ、アニメ「東のエデン」か。と思いますが大体そんな感じ。
舞台は近未来日本で、少子化と貧困が極まって外国からの移民がたくさん暮らしている。
拡張現実が進化して、お店や人や、なんにでもARタグが付いていて、国内の法整備が手をこまねいている間に中国韓国からの大量のスパムタグがAR世界を汚染している時代。
たいていの人は「電脳コイル」のメガネを付けているけどスマホをかざしてARを読む人もまだいる時代。
人口減少社会で若者が結婚するのが難しいので、幼馴染≒許嫁という図式が常識となっている、、、ってそれなんてラノベ。
少子化・貧困・外交の失敗あたりのリアルな時事問題が極まっちゃった世界とか見せられると凹むというかきついですよ・・・?
んで、移民と地元民が対立して暴動になるのでネット上の架空軍ががんばってリアルに立ち向かうと。
文化や常識が違っても共存できる世界になるといいですね。
子どもたちが活躍するのと、アラタっぽい人が出てくるのが良かったです。
投稿元:
レビューを見る
現実にレイヤーを重ねた強化現実が存在する近未来
強化現実への法対応の後手後手に回った日本政府に対して生まれた架空政府の軍を率いるニートのお話し
まぁ、新しいテクノロジーへの法対応が後手に回るのはいつものこと
検索エンジンが出始めた時、検索結果に本文が表示されるのは著作権がどうのこうのとか
2ちゃんねるを介した惨状の歴史を見れば、これが全くの非現実的な空想でもない
PokemonGo!のポケストップやイングレスのポータル情報は一体誰のものなのか?
口コミサイトによるお店の評判は果たして風評なのか
今現在起こっている問題から想像力を働かせれば自然と納得できる
ただ、架空政府、架空軍についてはどうかね?
例えるなら、2ちゃんでそんなスレが盛り上がって勝手にタグを消す活動をするようなものでしょ
う~ん、どうかなぁ?計画性やまとまりや、倫理的な面から、ここまで組織だった活動はイメージがつかない
そもそも、組織がある程度の大きさになったら、警察や政府関係者にも目をつけられるだろうし
そんなに自由には動けないと思うけどね
それはそうと、愛国心と言うなの獣という表現はなかなか好き
おとなしくしてる分には問題ないけど、暴れると厄介
そもそも愛国心は誰かを攻撃したり排除したりするためのツールでなないんだよね
自分の好きな人を守りたい、好きな人が住んでる環境を守りたい、好きな人のいる国を守りたい
こんな単純な動機でよいのではなかろうか
投稿元:
レビューを見る
初めましての作家さん。
強化現実技術により、世界中のあらゆる場所と人に
電子タグ(電子版落書き)をはりつけられる時代。
弱腰な政府に嫌気がさし、ネット住民達は、架空政府を立ち上げた。
防衛大臣は、ニートの天才ハッカーで人気者。
ある日、架空政府が決行した作戦が世界中に衝撃を与えた。
その結果、今まで高みの見物を決め込んでいた住民達が
「正義心」を隠れ蓑に架空政府への参加を求めて集まりだす。
便乗という仮の正義を振りかざして集まりだす。
身勝手な正義心をまとった者たちの群れは
高揚感という無駄なエネルギーをダダ洩れさせて
集団ヒステリー状態になり暴動へと移行する。
あぁ~なんてわかりやすい群集心理
暴動は勢いを増していき、物語も加速して、
飛び立ってぇ~・・・着地!
いやぁ~最後の収束のさせ方は感動物でしょう。
面白かったぁ~!
投稿元:
レビューを見る
主人公のおじさんとAIの秘書のやり取りが気持ち悪かったです
気に入られようと色々するAIをたしなめるおじさんの構図がなんか嫌でした
無条件にモテモテな描写がなにか気持ち悪いんですよね
ただの風俗を勘違いして高尚なものに取り繕っているというか
カッコいい小説読みたいのに男子小学生が書いたような手のひらに収まるハーレム出てきのでちょっと違うなってなりました