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そんな真剣に将棋をやっているのではなく、将棋を軸に家族がどう動いてるかその雰囲気を楽しむマンガ。ゆっくりみれて面白いです。
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□あらすじ□
宝は小学4年生の男の子。
最近 将棋にハマって、寝ても醒めても将棋三昧の日々を過ごしている。
実力もなかなかで、順調に昇級を重ねるなど、強くなる手ごたえみたいなものも感じている。
一方、宝の母もそんな宝に驚きつつ、自身もあまりに将棋に夢中な宝に感化されてちょっとだけ将棋の世界を楽しんでいる。
強くなるだけじゃない ひとと対戦するだけじゃない 「将棋」という世界の持つ奥深い楽しさをコッソリ覗けるハートフル将棋ストーリー
□レビュー□
シンプルで読みやすい作風に騙されそうになりますが、これはすごい漫画です!
今までのボードゲーム漫画(それは将棋でも囲碁でもマージャンでもなんでもいいんですが)ってどうしても「まだその競技をやったことのない…もしくはその競技で天才といわれる人間がその競技でのぼりつめていく姿を描いた漫画」ってことになって、なんというか 「血は流さないバトル漫画」になるのが通例だったのですが、この「ひらけ駒!」は違います。
将棋を始め、どんどん強くなっていく自分を楽しんでいる…ある意味すごく真っ当な(笑)将棋の楽しみ方をしている息子の宝の成長譚を描きつつ、将棋は殆どズブの素人だけど宝を介することで「将棋界」というちょっぴり特殊ででも楽しい世界を垣間見ることを楽しんでいる宝ママ、ふたつの視点で「将棋」の楽しさ、奥深さをのぞくことができるのです。
特に、この漫画が画期的!と思うのは「将棋を指すことそのものじゃなくて、将棋界という世界の人間関係や特殊性を楽しんでいる」宝ママの存在。
彼女は将棋は殆どさせないし、ルールも完璧にわかっているのかアヤシイ(笑)とさえ思う素人なんですが 将棋の本を読んで「穴熊囲い」の戦法を解説するページに「ニホンアナグマ」の写真が載っているのを見てクスクス笑ってみたり(確かに将棋の戦法ってわけのわからないもしくはクスリと笑える名称だったりすることあるんですよね…特に子供向けの教本は、古めかしい言葉とかの場合過剰じゃねーの!?とすら思える丁寧さで名称の由来とかを解説してあったりするのでオカシイ)、懐かしい「将棋世界」(わからない方のために解説すると、将棋協会が毎月出している機関誌で将棋界の新聞みたいなもの。全ての棋士の試合結果や、将棋ファン向けに詰め将棋のコーナー、新手の検討なども載っています。将棋好き必携の書!)を読んで今は立派な竜王の棋士が若かりし頃はスマートなイケメンだったことに驚愕したり(今は見た目はただのオッサン)する。
ちなみにこれらのエピソードや作中に登場する棋士は全て実名なので、「ひらけ駒!」を読めばちょっとだけ、プロの将棋の棋士がどんな人なのかがわかります(笑)
将棋界っていうのはとてもユニークな人が多いので 将棋、というゲーム自体は意味不明でも 好きな棋士を応援したり 将棋界に残るエピソードを紐解くだけでもとても楽しめる世界。
「ひらけ駒!」はそんな 「ゲームとしてだけじゃない 将棋界という世界そのものの面白さ」を発見できる楽しい漫画です。
将棋ができない方も、宝ママになった気分で、宝を応援しつつ将棋界という世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
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すっごいカワイイです。
将棋好きな小学生の男の子が主人公で将棋を楽しそうにやっていて、こんな男の子が欲しい!
と思っちゃいます。
ママもステキです。
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モーニングで1話だけ読んだ時は?としか思わなかったのだけれど、単行本になったら、飽きずに一気に読まされてしまいましたよ。将棋浪漫集が並んでいたのはグッドだけど、アカシア書店に行くのに神田で降りたのは疑問でした。
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将棋にはまった息子。そんな息子を眺めつつ、将棋に興味を持っていくお母さん。将棋関係のお話って、濃いものが多いですけれど、こちらはアイテムは濃いけれど、雰囲気はほんわかしたお話でした。時々あ、、っていう感情があっても丁寧にその感情を宝くんは、自分の中にしまいこむ。不意に覗く繊細な強かな優しさみたいなエピソードがいいよなぁと思いました。読みやすかった。
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とにかくお母さんと宝くんが可愛い。ほのぼの将棋漫画。兄貴にボコボコにされて以来、トラウマでしかなかった将棋が、この本を読んで大好きになりました♪( ´▽`)
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子どもの視点だけでヒカルの碁みたいになることもなく、親も理解している様子で将棋を好きでやっている様子の描写が好きになって、久しぶりに将棋をしたくなって、アプリを購入してしまった。
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すごく良い。何もかもが新鮮で楽しかった子どもの頃みたいな気持ちになれて、ほっこりにまにまできる。将棋詳しかったらもっと面白いんだろうな。私的この漫画がすごい2011ノミネート。
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将棋が好きすぎる息子ちゃんと、そのクールな母の物語。しかし、母のクールさは単なる仮面で、結婚しようが子供が出来ようが、女子は生涯女子なんだなぁとつくづく思わされるお話です。「人は如何にして将棋女子になるのか」というのが主テーマだと信じてる゚+.(・∀・)゚+.゚
カテゴリ的には「将棋マンガ」なんでしょうけど、むしろ「将棋を巡る様々な話」みたいな内容なので、将棋がわからなくても充分世界観を味わえます。
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2巻まで読了。将来イケメンに育ちそうなポヤーっとした息子とキッツイ系美人の母の将棋日記。母子家庭っぽい雰囲気→お父さん登場のミスリードは面白かった。全体的にだるい感じで一生懸命続きを読むような漫画ではないかな。
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異色将棋マンガで話題になっていたので読んでみた。将棋好きな子供の母親が主人公?。今までの将棋マンガとは異なる視点。こういう行き方もあるんだ。
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~5巻
熱くなく、よったり、のんびりとした感じがいい。
ただ、勝負にこだわってくる回は、他の作品ぽくなってイマイチ。
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将棋少年とその母の話、大会の様子や心境がリアルで読んでいて楽しい。負けた時の悔しがりかたとか、子供に囲碁や将棋を習わしたくなる漫画
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男性誌にはテーマが必要。女性誌ではそれはすべて恋に集約される。男性誌では目的が語られる。女性誌では手段が。そういったすべてが気持ち悪い。
内容には全く関係ありません。
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うぅーんすごい良かった。将棋、もしくは囲碁漫画というと一線で戦うプロの話だったりプロを目指してしのぎを削る少年たちの話だったり、将棋(囲碁)メインの真剣な話が多い。でもこの漫画はそんな雰囲気はまるでなく、ただただのほほんとした将棋ライフを過ごす少年の日常を絵描いている。そこに「母親」からの視点も加わっていてこれがまた良いエッセンスになっているんだ。子供時代になにか一つのことに一生懸命になれるってすごい大切な経験になると自分は思う。