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東日本大震災後、日本企業が取り組んだ支援や決断が紹介されています。
当然ながら、ここで紹介された以外にもたくさんの無私支援や厳しい経営判断、復興のために何をすべきか、何がやれるかを一人一人の思いと行動が今日の復興をささえてきたことと思います。
最も印象に残った言葉は、「今回の災害は“不運”だったかも知れないが、決して“不幸”にはしない。“不幸”かどうかは我々で決められます。幸せは自分たちの思いと行動で得るものなのです。」
この東北だけでなく日本全国、世界での活動を後世に伝える義務が今の我々に課せられた責務だと感じています。
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■無私
A.東日本大震災の発生直後から、ヤマトホールディングスの現地社員は自ら行動を起こした。例えば、宮城県・気仙沼支店の社員は、救援物資センターの運営を自分たちにやらせてほしいと市役所に申し出て、自衛隊に代わり陣頭指揮を執った。
B.富士フイルムは、津波で汚れた写真の最適な洗浄方法を、実証実験によって明らかにした。そして、洗浄に必要な機材を被災地へ持ち込み、現地で写真洗浄の支援を行った。
さらに、大量の写真を神奈川工場に運び、同社およびグループ会社社員やOB・OG を集めて、洗浄ボランティア活動を行った。
C.福島市に本店を構える東邦銀行は、顧客の本人確認や預金残高の確認ができない中で、迅速な払い戻しを行った。
それは、頭取の「『事故を起こさないこと』よりも『被災者の役に立つこと』を優先してほしい」という指示によって実現した。
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東日本大震災に際し、数々の日本企業が「無私の支援」=利益を度外視した復興支援をおこなった。
<ヤマトホールディングス>
宮城県気仙沼支店の社員は救援物資センターの運営を自分たちにやらして欲しいと市役所に申し出て、自衛隊の代わりに陣頭指揮をとった。
復興支援のため、宅急便1個につき10円の寄付を1年間継続し130億円を寄付。
<富士フィルム>
津波で汚れた写真の最適な洗浄方法を実証実験によって明らかにし、洗浄に必要な機材を被災地に持ち込み、現地で写真戦場の支援を行った。
また、大量の写真を神奈川工場に運び、同社およびグループ会社社員やOB・OGを集めて洗浄ボランティア活動を行った。
<東邦銀行>
顧客の本人確認や預金残高の確認ができない中で迅速な払い戻しを行った。
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震災によって多くの人、、もの、こと が失われたが
残った中で人がここまで強いのかと ここまで試されても立ち向かえるのかと 正直驚く場面が多かった
3年間前のあのとき、ブルブル身震いして気になって眠れなくって を九州にいながら経験したのに
それに立ち向かっている東北の人たちに尊敬の念を持った
私だって出来ることがある 頑張らねば!
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第1章 徹底した現場主義とトップの決断力―ヤマトホールディングス株式会社
第2章 津波を被った写真を洗う―「思い出」を救うプロジェクト―富士フイルム株式会社
第3章 NPOとの連携に見えた企業の可能性―富士通株式会社
第4章 全ては地域、お客様のために―地域経済を支える「信頼」―株式会社東邦銀行
第5章 希望の灯となった地域の「足」と集いの「場」―株式会社みちのりホールディングス
第6章 雇用を守り、地域を想う―若きリーダーの信念―株式会社八木澤商店
第7章 希望のかけ橋となる「場」を創る―一般財団法人KIBOW