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この本も歴史書だけど、今回は江戸時代から明治天皇崩御ぐらいの歴史。古すぎるんで知らないことばっかり、日清、日露戦争とか。あまり楽しく読めなかったけど、鎖国解禁以降からすでに今のような世界との価格競争はあったらしい。よく考えてみれば先進国の中で日本は唯一の島国。その土地柄が文化意識の違いを作ってるんでしょう。そして、それが日本史の面白無さの理由なのかもしれない。
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幕末から大正までをわかりやすく、大きな流れを解説した本。
当時の人々が何を考えていたのかをわかるような気がした
下巻が出たらぜひ読みたい。
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「坂の上の雲」ブームになんとなく乗っかってしまっているのかも
知れないが、明治維新〜第二次大戦に至る日本人の生き方、考え方に
関してはいろいろ考えてしまう。
それを通じて今の日本を再定義したいという思いが強い。
これは知人から勧められて読んだのだが、非常に分かりやすく
この時代の流れが解説されている。
上巻では開国から大正時代まで。
明治の人間の確固たる信念と献身によって
わずかの間に主要国の一員に躍り上がった、
痛快な歴史を振り返る流れになっている。
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[ 内容 ]
近代化の原動力となった江戸の実力、アジア初の立憲国家として憲法を守り通した意義、韓国から近代化という「青春」を奪った日清・日露の二度の対外戦争―。
アジアの小国から世界標準の国家を作り上げた苦闘の道程をたどりながら、著者の卓越した歴史観を通して、「日本にとっての近代とは何であったのか」を大胆に整理する。
単なる知識ではない教養としての日本近代史入門。
[ 目次 ]
第1章 近代を前に、江戸は運動神経を研ぎ澄ましていた
第2章 近代国家へのスタートダッシュが成功したわけ
第3章 なぜ、憲法は必要だったのか
第4章 独立を維持するための戦争だった日清・日露
第5章 「義」の時代から「利」の時代へ
第6章 第一次世界大戦は天佑だったのか
終章 日本にとっての近代とは
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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江戸時代もざっと俯瞰しながら、明治維新を経て第一次大戦まで。近代化が一気に推し進められた後、戦争に明け暮れながらだんだん混迷を極めていく様子が、読みやすくキレイにまとめられている良書。近代史をサラッと眺めるのに適した作品だと思いました。
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2014年104冊目。
新書上下巻で黒船〜敗戦までがまとまった本。
数ある歴史書の中でこの本がどこに着眼点や切り口を置いているのかがいまいち分かりづらく、
淡々と読んだ印象。
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「文学者もまた歴史を語るべきではないか」それは「歴史が物語であるからです」という心意気は悪くはないし、文学者ならではの人物像への切り込みや、ネタ的な裏話もあってそれなりに興味深い部分もあるのだが、やはり内容的に間違いもある。なら小説書いてフィクションにしちゃえよって話。「知識ではなく教養としての歴史」との事だが、これだから歴史領域における研究と文芸の溝は埋まらないんだろうな。
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文芸批評家であり、保守派の論客としても知られる著者が、1968年の明治維新から1945年の敗戦にいたるまでの日本の近代史を概説している本です。上巻では、1919年の第一次世界大戦終結までがあつかわれています。
歴史とは「物語」であり、われわれが生きている「現在」がどのようにつくられてきたかということを理解することは、文芸の領域の任だと著者は語ります。本書では、とりわけ歴史のなかを生きてきた人物にスポットをあてられているところに特色があり、たんなる知識の集積ではない歴史の姿を示そうとする著者の意図がうかがえるように思います。
個人的には、もうすこし著者自身の歴史観をストレートに押し出してほしかったように思うのですが、「教養としての歴史」というサブタイトルをもつ本にふさわしく、その点にかんしては謙抑的なスタンスがつらぬかれており、日本の近代史をおおづかみにするためには役立つのではないかと思います。
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日本近代史をざっと語った1冊。上巻は江戸時代から第一次世界大戦まで。ほとんど教科書のような記述なので、読んでいて正直なところ退屈感はあった。