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画家志望の主人公ミシェルと芸術家のパトロンの伯爵ジュリアンとあって、結構色の描写が出て来ましたが、ちょっと分かりづらかったかも。
援助している芸術家を愛人にすると噂があるジュリアンの元に行って、しばらく何もなくて愛人はタダの噂かも?っていってた割に、1回してしまうと、あとは毎晩って・・・。うーん、まあティアラだから?
あと、恋人になってからのジュリアンは、結構嫉妬深いし、空気を余り読まずにベタベタするし、それに対してミシェルは完全服従って感じで、ちょっと二人の性的描写のところはSMっぽいなぁって思いました。
最後の方で、ミシェルが城を去ったあと、ジュリアンが荒れてたみたいですけど、そこをもうちょっと読みたかったです。
途中で、ジュリアンの悪い噂を流していたっていう隣の領地の伯爵令嬢がからんでくるのかなって思ってたんですけど、文字だけで姿は見えず、ちょっと拍子抜けしちゃったし、まあ、さらっと読めたんで、これはこれでよいのかな。