紙の本
餃子屋と高級フレンチの違いは?
2009/03/14 14:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
餃子屋と高級フレンチの違いは?
と、訊かれたら、どうこたえるでしょうか?B級グルメと高級料理の違いは、やはり単価です。
餃子屋では定食を食べても、ひとりあたりせいぜい500円前後。高級フレンチだと、それが数万円になります。
本書は、その単価の違いから考え、商売を考える上でどのように利益を稼ぎ出すのか、そのメカニズムを解説しています。
利益の源は、売り上げではありません。
売上から原価を差し引いた粗利益です。
経営者であれば、どうしても売上高に目が行きがちです。今月の目標として売上高を掲げる企業がほとんどであることからも明白です。
しかし、売上高が多いからといって、利益が出ている企業とは言い切れません。
餃子屋と高級フレンチの場合でも、儲かっている餃子屋もありますし、赤字ばかりのフレンチ店もあるのです。
その分かれ目は、固定費。家賃や人件費など、売上高の金額にかかわらず毎月必ずかかってくる費用の金額です。
収支トントンのラインとは、固定費を粗利で回収したところ。
餃子屋の場合、固定費は低いです。つまり収支トントンラインまでのハードルは低いということ。ただ、トントンラインを超えても、急激に利益が増加することはありません。
反対にフレンチの場合は・・・
本書は、どちらが良いかということは書いていません。ポイントは自分のビジネスがどのような収益構造となっているかを理解し、戦略を練ることができるかということです。
これから起業しようとする人にはお勧めの一冊。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
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書いてあるのはどこぞの会計本と一緒これらの本は読んでも、覚えて活用できるまでにならないと意味が無いですね最後に日産の逆粉飾決算を書いているが、この人はこれが書きたかったのではないだろうか
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会計知識の基本について記したもの。
決算に関する書類は万能ではない。作成手法によっては、うまくごまかせるものなんだと感じた。
やり方によっては、日産がV字回復したときの決算書のように作成し結果的に会社が立ち直った
ケースもあるし、アメリカのエンロンのように結果的に崩壊した会社もある。
結局は、現場の状態ときちんとリンクしていることが重要であるという視点はとても重要である
ということがわかる。市場を欺いても、どこかでばれるということだ。
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餃子屋と高級フレンチ・・・いったいどちらが儲かるんでしょうか?
この本のタイトルを見たとき、その場にいた友人と討論になってしまいました笑
タイトルが気になりますが、中身も面白いですよ☆
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企業によってB/L,P/Lの算出する手法が異なり、例えば日産のリバイバルプランでのV字回復も、数字を巧みに操作した結果とは正直知らなかった。会計を知ったところで、全てを解決する方策が見つかるとは決して言えないが、必要な知識であろう。
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書名に惹かれて購入。本書は会計の視点から小説仕立てで読みやすく構成されていて、その解説として会計手法が簡単に紹介されている。小説仕立ての部分が面白くて実際に会計を企業運営上どう扱うと効果的なのかがわかりやすくまとめられていた。
読み進むスピードもかなり速くて、あっという間に読了。
個人的にはこれまで勉強した会計に関する書籍に比べると、テクニックそのものについてはそれほどページを割いていないけれど、実践的な感じを受けた。あと、勉強したはずだったいくつかの会計に関する知識に理解不足だった点が確認できたのもよかった。
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とてもまとまっており、経営における会社の使命とは何か?会計の仕組みをわかりやすい文章で書かれていた。いい本です
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マグロとコハダの寿司ではどちらが儲かるかなど、従来の視点からとは違う見方で驚かされます。
現金って大事なんですね。。。。。。
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これは会計の本です。
とってもわかりやすく書いてあります。
バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー計算書といった基本の財務諸表の
見方から、粉飾、逆粉飾といったテーマまで浅く広く網羅してあります。
この本の特徴は、会計の解説書でありながら物語調になっているところです。
会計の解説書は用語に偏りがちだったり、ルールばっからいダラダラと書かれていると読む気が起きなくなると思います。
この本は違います、簡単!明快!
社長であった父親を亡くして、何の知識もないまま会社を継いだ娘が
奮闘しながら経営を立て直していくお話になっています。
図も多いので、視覚的に理解できます。
また個人的なお気に入りとして、このレクチャーの舞台が常に
おいしそうなレストランで行われることです。
銀座のフレンチレストランや築地の会席料理屋、丸の内のワインレストラン、
新橋のふぐ屋などなど読みながら『この店一体どこのことだろう?!』と
生唾を飲んでしまいます。
そこからこのタイトル『餃子屋と高級フレンチではどちらがもうかるか?』も
生まれたものです。
『銀座のフレンチレストラン』と『蒲田の餃子屋』の利益構造を分析して、
それぞれの異なる儲け方が理解できるようになっています。。
唯一の不満は登場したお店を実名で教えてくれたらなぁ・・・
というところでしょうか。
簡単に読めるので、会計に興味のない人もぜひ読んでみることをオススメします。
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タイトルから薄っぺらい内容を想像していたけど、予想外にしっかりとした内容。ストーリー仕立てで分かりやすく書かれていると思う。
でも、やっぱり会計ってのは分かりにくい。
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会計の話を物語り形式で書いてある。一気に読める量。分かりやすく考え方が分かる。お勧め!!
実はプロジェクト管理にも通じる話だと思った。マンパワー見積もり、予実績の管理、、、。設計者は手探り状態でこのような手法を考えているが、既に長い実績のある会計手法を適用するのが効率的な気がした。
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企業会計の話としてはわかりやすく、例も結構示しえくれるので初心者としてとっつきやすかったです。
小説仕立てにしてますが、その話じたいは・・・と言う感じでした。もうちょっと面白くなったらもっと読めるんでしょうけどね。企業会計もそのうち勉強してみたいなと思うようになりました。
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購入者;松木(2007.3.16)
会計の基本を知りたいけど、どの本にしようか迷っている人は最適です。
ストーリーも一人の主人公をもとに物語形式で読んでいておもしろいです
会計の基本がわかれば、営業の視点が大きくかわります。
是非読んでください。
貸出;横井(2007.3.16)
本の中ではタイトルのように飲食店や他業種の会計例が出てきますが、基本は同じであるので、今の仕事に置き換えて考えると学ぶことが多く勉強になりました。返却(2007.3.28)
貸出:古野(2007.3.28)
在庫減らさないと…。返却
貸出:下司(2007.6.15)返却:(2007.6.29
)
貸出:丸橋(2007.12.19)
貸出:宇都宮(2009.4.23)返却(2009.5.12)
こういった知識が頭の中に入っていると仕事での提案内容が大きく変化します。営業は知っておかないといけない事ばかりです。ものすごくわかりやすい会計入門書です。コーディネーターには本当におすすめです。
貸出:馬場(2009.5.15)返却(2009.5.25)
話としてはスッと読めますが、会計を本気で学ぶには役不足感はあるんだろうと思います。
ただ、基本的な考え方などは分かりますし、個人的にはこれでも難しいと感じる部分は何個所もありました。
本気の会計本はかなりハードル高いんだろうな・・・と思う一冊でした。
貸出:IVAN吉田様(2009.6.17)返却:(2009.7.7)
貸出:清水(2009.9.15)返却(2009.10.6)
タイトルと内容が、僕の中ではかなり違いました。読んでみて、何となくわかったような…
時間があれば、もう一度読んでみようと思います。
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ある書評を読んで気になった本。
デザイナーの社長令嬢が、社長の急死をきっかけに新社長に就任。
会計知識も持ち合わせていない彼女が、知り合いの会計士のレクチャー
を受けながら、経営者として知っておくべき会計知識を学んでいく
というお話で、単元ごとにストーリーと解説がセットになっている。
結構わかりやすくまとめられている。
会社の活動を「現金製造機」に例えるあたり、わかりやすく
伝えるために工夫されていると思う。
キャッシュフローや損益分岐点分析の考え方なんか、限られた
紙面でよくまとめられている。
エピローグでバランススコアカードにつなげるのはちょっと
無理があるような気がするものの、現在の経営管理の旬なテーマ
がきちんと整理されている。
オススメである。
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http://ameblo.jp/norun3sisters/entry-10030653323.html