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多くの困難に直面し、のりこえられてきた人の言葉は重いね。
「易きに流れそうになるとき、なぜ自分がここで踏ん張らなければならないのか。その理由を明確に持っているかどうかがキャリアの分かれ道になる。踏ん張る理由は、本で読んだり、人から聞いた話ではなく、日々の仕事における努力の中から生まれた必然性の高い理由であるはずだ。」
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なんと言うか、読むと元気が出る本。
そしてなぜか面白い。なぜかというのは失礼かもしれないけど、どこがどうというわけではないけど、
映画ソーシャルネットワークを見終わった後のような気分になる。
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元松下の人らしい、全編に泥臭い努力ととことんやり抜く根性が横溢している。この人は少しでも停滞を感じると焦燥を感じるという。エグゼクティブの素質がある人は、環境関係なく一人でブラック企業になれる。「この本が転職の契機だった」という人はかなり多いと聞く。
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一見、華やかな経歴を歩んでいるように思えたが、不器用ながらも「愚直」に仕事に打ち込んできた筆者の姿勢に共感を覚えた。ハーバードの卒業式で、証書を手にするとパーティーには出席せず、一人部屋に戻り、午前二時まで涙を流しながらバーボンを飲んだというエピソーヂに著者の人柄が表れているように感じた。
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元マイクロソフト社長の樋口さんが、HP社長時代に描いた本。もともとエンジニアだったという話をNewsPicksで興味を持って読んだ。MBA取得、コンサル経験という経歴から、社員6000人の社長になる直前まで、Compaqのコンシュマー向けパソコンの部門長(部下30人くらいで)、OEM先の生産管理表を一緒に作るなど、開発・マーケティング・営業まで全てを見るスタイルでやっていて、役職よりも、現場や自分でプロジェクトをドライブすることにやりがいを感じていたらしい。留学先、コンサル時代、Apple時代、自分で決めたことを徹底的にやりぬいた話から、ハードワークする事のすごさと価値が伝わる。理屈抜きに実行した人の話は説得力がある。
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パナソニックの技術者を出発点として、MBA取得後に外資系やコンサルティング会社、IT企業を経て、最近パナソニックの子会社の社長に戻られた。
そんな経緯を知りたくて読みたくて、パナソニックに戻る以前の時点までの内容だが、面白かった。
バリバリの理系の技術者の人が、経営者になるまでのたくさんの苦労談が参考になる。
いわく。
社長の仕事は皿回しのようなもの。
両手に数えきれないほどの皿を回し続ける。
1つの皿に固執すると、別の皿が落としてしまうので、すべての皿の動きを眺めながらバランスよく皿を回していく。
様々なタイプの人と上手に付き合うには何よりも経験がモノを言う。
そのためには、各タイプを類型化し、うまくことが運んだケースを頭の中のデータベースに蓄積しておく。
同じタイプの人と遭遇した場合は、過去の情報を適用するのだ。
人を動かすときには、このデータベースが力を発揮する。
もし、面倒な相手に出会った際には、データベースにない人間と遭遇したのだから対処方法を蓄積するチャンスだ、と思うぐらいの気構えでいい。
⇒この話を聞くと、理系の技術者で人間関係が苦手と思う人ならば、すごく参考になるように思う。
人間関係を良くするためのデータベースを自分で作り出す、ぐらいの気持ちを持つので十分。
たぶん、この方は、最終的には将来のパナソニックのトップに立つ人ではないだろうか。
また、出戻りになるような人を自社に呼び寄せたパナソニックも偉いと思う。
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著者のこれまでのキャリアにおける格闘が、タイトル通りに描かれる。
教訓をまとめるものではなく、個人的なことから見えてくること。
スコープを広げることと、自覚的成長によるキャリア経験のつながり、活用。
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マインドこそ、大事。いかにひたむきに、本気で取り組むか。できることを徹底的にやること。
経営統合(hp)のプロセスは参考になるかも。
その他、BCGの内容などもリアル。
仕事をつうじて、自己実現。
そのために気概、志をもて。
熱意と経験。が大事。
◯
経験がリアル。mba、bcg、社長のオファー。
出来たわけでないが、ひたむきな正義感、馬力が引き寄せた。おそらく周りからの信頼が厚いのだろう。だから必要とされる。
読んでて精神の成熟を感じる。自分なりの考えをもつて、状況を好転させようと、本気になっている。
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日本では珍しいプロ経営者のうちの一人、パナソニックからボスコン、アップル、コンパック、hpと来たすごい人が語る仕事論。ちなみに、本著を書かれた後もダイエー、パナソニック(ブーメラン社員…というか役員のはしりですかね)と務めておられてこれも凄い。
本著を読んでいても、特に物凄い気付きが得られる訳ではないなぁと感じたのですが、「当たり前」の水準が高いなぁというのは感じました。社会に出てから空気を読んで誰しも遠慮してしまうような箇所でのひと頑張りと言うか、ひたむきさが刺さりました。
あと、結局大事なのは人との出会いなんだなぁ、とも思ったのですが、コレってやっぱ日本の大企業特有の何かなんでしょうか。外資系企業に著者が転職してからは特定の人に引っ張り上げられる図は無いようだったので。
ちょっとだけ思ったのは、著者はある意味では幸運な人との出会いやマクロ環境や運に支えられてきた、という言説をおっしゃってはいたのですが、個人的にはそういった謙遜が無い中で、冷静に何が良かったのか/悪かったのかを分析して教えてもらえるとより良かったなぁと思いました。
なお、実は本著は私アマゾンの古本で買ったのですが、後付のページに思いっきり著者っぽい格好良いサインが書かれてまして。。そんなん出品すんなし!というツッコミの気持ちがモヤモヤと生まれました。
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最初に読んだのは学生時代。
社会人になっても、
目の前のことに熱くなれるものがあると
幸せだなと感じた。
社会に出て挑戦したいと思う気持ちが
強くなった。
社会人になって改めて読んでみると、
参考になる点が多いことに気付いた。
著書に出てくる
「T字型人間になれ」
これは常に念頭に置いている。
仕事への向き合い方、考え方によって、
成長度合いが異なることも
この本に教えてもらったと感じる。
自身を鼓舞する良著である。
精神的に余裕のある時に読みたい本。
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樋口さんが大好きになりました。
何かが変わるかもしれないという期待と信頼を持てる人。
純粋に応援したくなる真摯な姿勢に好感が持てます。
若い世代にぜひ読んでほしい一冊。学生の時に読むのと、社会に出てから読むのとでも、印象が違ってくると思います。
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営業、仕事をやる上での心意気を知りたいと思い、先輩からおすすめされて読みました。
頑張ったら何でも出来る、自分で自分の選択を肯定して正解にする、という生き方はかっこいいなと共感しました。