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紙の本
ランプの精
2022/07/10 04:47
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
アラブもの
しかもアラブの王子様が受の話です。
(今では時々見かけますが、
発売当時はとても珍しかったのではないでしょうか)
まあアラブでBLですから、ファンタジー色入ってますが
それは折り込み済みで。
石油会社の跡取りの加賀谷
アラブのフサーム国の第三王子のシャフィーク
いきなりの王子の夜這い
加賀谷の性的嗜好が明らかでないままそういう関係になるのが
ファンタジーだなぁとは思いましたが。
その後の流れが自然に受け入れられるように描かれていて
その点はさすが。
宗教観や国の有り様、王子の有り様とかが現実的で
ファンタジー色を薄めてくれたせいだと思う
(とはいえ秘密の関係に背徳感は薄い)
王子の懊悩や
その孤独に惹かれていく加賀谷の様
(加賀谷自身も跡取りとしての人生を歩まされている)
そして最後に至るまで現実と夢のような話が綺麗に織り込まれているような作品でした。
最後にちらと出てきた加賀谷地父が思っていた以上に強烈な人で
すごく気になる・・・
そしてシャフィークは第三王子で結婚しないと広言(理由もきっちりとある)していて
今後問題はないのだが、
一人息子の加賀谷側はどうするのかな・・・
そこらへんが一切書かれてなかったのが、少し気になったところです。
☆3.5
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