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シリーズ第一弾。
玄山記念図書館の別館として保存されている蔵には
小夜子の祖父であり学園の創始者である美袋玄山と
後継者たちが収集した妖しい資料が詰まっている。
そこで美袋玄山の著書「本草霊恠図譜」を小夜子が発見した事で
表面的に大人しくしていた輩達が動き出す。
現存する著書や、実際にあった両派の論戦などを交えながら
本草霊恠図譜をめぐる争いの中で覚醒していく主人公たちのお話。
結構好きかも。
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「妖怪召喚戦争勃発」
人工憑霊蠱猫シリーズ第1弾。
ふとしたことで、
妖怪を実現できる本を、
見つけた小夜子がその本にまつわる、
戦いに巻き込まれていく……。
一人一匹の妖怪を使って戦う、
能力バトルかな。妖怪好きならハマる!
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内容的には面白かったんですが、一人称なのに文章が固くて読みにくかったです。もうちょっと軽く出来たんじゃないかなぁと。
終わり方も唐突過ぎ。「え、これで終わり??」って思わず呟いちゃいました(^_^;)
題材が面白いだけに、残念。
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面白かった。この分厚い一冊で序章かいとは思いました。
文章のあざとさとかへんに凝った感じはアラマタ先生以降の日本の伝奇小説の感じ。展開はややマンガちっくだけれど、薄い、軽いとは思わないな。
妖怪なんて気配が9割なわけで、「妖怪が出そうな雰囲気」を描こうとしていたらこんな展開になっちゃいました、という感じだと思う。そういう雰囲気を共有できる人ならおもしろいのでは。
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妖怪を呼べるよぅになる
本を巡る戦い!!・・・の序章。
これ丸っと一冊で序章でした(^皿^;)
『きっとこぅなんでしょ』ってトコロで
主人公(?)がいつまでも悩んだり疑問に思ったりして
ちょっと飽きそうになったり
無駄に改行が多くて読みにくかったりしたケド
コレは続編も読みますww
むしろ次が楽しみだっ!!
付録にある 専門書も読みたくなってくる!!
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書店で何か面白そうな小説がないか物色していて発見。
通常の文庫コーナーなので、文学系かと思いましたが、どっちかというとライトノベルのが近い感じ。
学園を舞台として、異形のモノを使役して戦うストーリーで、伝奇カテゴリーになるのでしょうか。
そういう類が好きな方なら、楽しく読める作品になっています。
それでもやはり文学らしく、考証や文体はライトノベルのような、悪く言うと軽薄な感じではなく、読みごたえが感じられます。
冒険活劇的なもので読む本に悩んだら、おススメです。
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ツボにハマった。。。 妖怪ものです。京極夏彦を思い出します。 あっちはおどろおどろしい雰囲気でそれはそれでよかったのですが、こっちはちょっとSF風で、自分の嗜好にばっちりはまり込んでしまいました。 その点では「女神転生シリーズ」にも通じるものがあるかも。悪魔召喚プログラムが妄想記述言語に対応するのかな、とか。 妖怪(作中では鬼神)に関する文献や研究者に関する豊富な薀蓄も、士郎正宗の欄外が好きな私のような者には非常にマッチ。
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まず、丸々一冊分、これから始まるシリーズの序章にすぎないです。
古書の羅列がキツイ。
流し読みしてしまうとわからなくなる所が出てくるので、読み返してしまう。
妖かしに関してある程度の知識がないと、ちゃんと楽しめないのでは?
少なくとも、入門編ではない。
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古本で購入。
狂気の本草学者、美袋玄山が書き遺した『本草霊恠図譜』。
妖怪・鬼神などと称される存在を具現化できるこの書物を狙う有鬼派。
彼らから祖父玄山の遺した『本草霊恠図譜』を守るため、小夜子は「蠱猫」の力を覚醒させる―
というわけで、妖怪伝奇小説「人工憑霊蠱猫」シリーズの第1作。
妖怪も伝奇も好きなので、書店に並んでいるのを見て気にはなっていた本です。
友人の勧めもあって読んでみた。
身も蓋もない言い方をしてしまえば、異能力バトルモノ。
スタンド・念・アルター能力…そういうものの延長線上にあると言っていいかと。
文章に少し生硬さ・くどさを感じるところもあるけど、妖怪エンターテインメント小説として素直に楽しめばOK。
元のノベルス版の装丁の方がライトノベルっぽいのも、娯楽小説としての意図があるからかな。
元考古学学芸員にして妖怪研究家という経歴を持った作者だけに、作中において語られる妖怪の話や鬼神論は実に濃い。
少々ペダンティックに過ぎるような気もしないでもないが、薀蓄好きにはたまらん内容でしょう。
1冊丸々で序章となっており、どうも『蠱猫』『白澤』『混沌王』の三部作らしい。
話も気になるし、とりあえずこの3冊は読みたい。
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読み終えてからシリーズ物と気付いた。妖怪とか好きやから妖怪の名前が出る度に喜んだが、実際に登場するのは少なかったので悲しかった。所々で白石が過去を思い返してる記述になってる気がするのは気のせい?この1冊だけやったらネタ振りだけやから、とりあえず次も読みたい。
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文化人類学はけっこう好きで大学選ぶとき迷ったから、読んでてifが味わえた気がする。司書も憧れの職業ですのでなおさら。本業をいかした世界観作りがたまりません。
まだまだ序章な巻ですが、激しくはまっていく予感…
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壮大なオープニング。
登場人物紹介と、前日譚で終わってしまった感じです。
とりあえずは、猫娘ファンにでも勧めておけば良いでしょうか。(^^;
ま、続きを愉しみにってところで。
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扱っている内容は好み。
なんだけど、文章がまどろっこしいというか、ストーリーがだるいというか…詰まんなくはないんだけど、話の展開が遅すぎて飽きる。
しかも、えーこれで終わり? な感じで終わってしまった…続き物のようなので、次はテンポよく進むのかな。
この本はシリーズの前フリ的位置づけなのかもしれない。
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再読。
王道の伝奇小説。
色んな書物と妖怪の名前が出てくるだけでテンション上がる。
プロローグ中のプロローグ、白澤の幻視シーンは長すぎ。
白石の凹み具合には共感できず、そこまで落ち込むことなの?
文庫版特別付録は軽くネタバレありなので要注意。
そんなことなので2巻以降の付録は読み飛ばしたままだったことを思い出す。
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うわ、全然面白くなかったあ。。つまらなくはない…多分。
化野燐という作家さんは聞いたこともなく本当に適当に選んで読んだのだけど…全体的にデビュー作か?という感じの素人感?(素人ではないようですが)と物語に酔ってる感?がなんっか受け入れられなかったなあ。。ラノベ感かな。ラノベだと思って読めば受け入れられたかも。
話も妙にあっちゃこっちゃ行っちゃうし。一応繋がってはいるんだけどなんっかまとまりない。
そして全体的に浅い。薄い。なんでこの程度でそんなに傷つく?なぜ急に自分探しの旅みたいなのに出る?なぜ急にヒーロー心燃やして怒り出す?守れなかった玲子先生の話も大きなトラウマのように描かれてるはずなのに肝心のストーリーうっす。かっる。
あと最後に一つ。改行が謎!
シリーズものだと知らずに読み始めてしまったけど次作は読むか悩むなあ。内容的には面白いはずだけど書き方とか構成が受け入れられないから読まないかも。