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中盤まではさくさく読めて面白かったんですが、後半から最後にかけての展開が無理矢理に感じました…
と、思って解説を読んでいたら、作者の岡嶋二人さんら自身がこの作品を「最低の作品」だと言っている、と書いてあるじゃありませんか。なにっ〜!
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衆人環視の中、試合中のボクサーがほぼ同時に毒殺される、という冒頭のインパクトは相当なものであった。ただし、案外そのこと自体は大きな謎にならず、そういう意味では、展開そのものに意外性があった。
するすると読める軽めのミステリ。それなりに犯人も意外だし、先へ先へと読んでいきたくなるような心地よさがある。でも、全体的に平板な印象だった。
名人と呼ばれるこの作者のミステリの中では、必ずしも評価の高い作品ではないらしい。別作品に期待しよう。
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試合中死んでしまったボクサー2人。
殴り合いの果てに? と思いきや、死因は青酸。
一体毒はどこから仕込まれたのか。
どうして殺されねばならなかったのか。
さっぱり分かりませんw
誰が犯人、というよりは、どうしてこうなった、という
過程の方が気になりました。
犯人、どうせ分からないですし…w
解決できそう、と思えば、違う説が出てきてさらに分からなくなる。
こんな推理やり直し状態に更に脳内は混乱しますし
もう誰が犯人でもいいです、という気になってきます。
いやでも、最後まで読めば、さすが…という感じです。
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単純に面白かった。
ボクシングの試合で青酸によって選手二人が同時に死んでしまうなんてまず殺人の設定が引き込まれた。2/3程読み進んだ辺りで犯人がもしかして・・と分かり始めるが、そのストーリ展開は滅茶苦茶惹き付けられ一気に読んでしまう。殺人の動機や何故その手段??と後になって考えるとちょっと陳腐な結果だが、その文章力は充分楽しめた。
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ボクサーが試合中に二人とも毒殺される話。
読み終わってふっと、お母さんが貸してくれる時に言った「これはねぇ・・・ボクシングの話!」と言う一言を思い出しました。
借りた時は「そりゃ表紙絵見りゃわかるよ。」と思ったんですが、読み終わって納得。
「ボクシングの話」以外あまり特徴ありません。
普通のミステリー。話が二転三転します。普通に。
最後のほうは「捻りすぎ」感すらありました。
ミステリーだから犯人がばれちゃ台無しだけどやっぱり結論に説得力をつけるくらいの伏線があれば、と思いましたね。惜しい!
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観衆が見守るボクシングの試合で二人のボクサーが青酸中毒で倒れ死亡するいう派手な謎がとても魅力的です。
しかし、トリックではなく「犯人は誰で動機は何か」に比重が置かれた展開で、期待していたのとは異なり少々残念です。
また、捜査線上に怪しい人物が現れ、白か黒か煮詰めていたらまた怪しい人物が現れるの繰り返しで落ち着かないですし、犯行も蓋を開けてみれば行き当たりばったりなので突っ込みどころもあり、プロットが洗練されていない印象を受けます。
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サラサラと読めました〜!
ボクシングの試合中に対戦しているボクサーが二人とも毒殺される。
この展開に、どんな動機とトリックがあるのか期待したけど、え!そんな事で!!って、感じで終わってしまった。
犯人めちゃめちゃすぎるわ〜(;´∀`)
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2017年16冊目。
んー…ボクシングネタではタイトルマッチの方が全然面白かったな。
最初はなかなか珍しい展開で面白かったけど、だんだんとビミョーになってきた。
他の作品が秀逸なだけに雑さが目立って残念。
2022年再読。
前回ほどではないけど、やっぱり他の作品に比べるとイマイチ。回りくどすぎるしw