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文量も内容も非常に重たい作品でした、かなり疲れた。
生きながらに火に焼かれる人間はいつまでが生なのか、いつからが死なのか、なぜ焼かれながらにダンスを踊るのか。
存在とは何か。
憎悪、虐殺、孤独。
それと対をなす血脈、仲間。
シンプルな構造の作品ですが、解釈が難しい散文や目を背けたくなる表現等々、大崎さんシンパじゃなきゃ途中で諦めたくなる作品かもしれません。
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友人に借りて読んでみた。
少年の冒険ファンタジーかと思いきや、火に焼かれる人間や憎悪など重い内容だった。
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『存在という名のダンス』改題。
超常的な悪の存在が跋扈するファンタジー。あの『聖の青春』や『アジアンタムブルー』の大崎善生さんがです。
で、結果は見事に裏切られました。
スタートは良かったのです。施設を脱出し、危篤の父の病院に向かう少年の逃避行。しかし、超常的な悪の存在が出て来た所から段々おかしくなります。
大崎さんの粘性の高い文章はスピーディーな展開を阻害します。
さらに超常的存在が子供向けのコケオドシのようです。最後の最終兵器について言えば、昔々の少年マンガの世界です。
そもそも、何故このようなテーマを選んだのでしょう?
シーンシーンでは大崎さんらしい良さが有るのですが、後半は流し読みにして読了です。
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癒し系の話を書く作家さんのイメージがあったので、少年の冒険と成長の物語かなーとほのぼの読み始めたら、エネルギー溢れる描写と怒涛のスケールの展開に圧倒されました。
久しぶりに、ああこの本に出会えてよかったと思った1冊です。
スケール感や人知を越えた力が出てくるあたりか、ガダラの豚とかグインサーガのイメージに近くて、たぶんそういうのが好きなんだな。
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いくら子どもの計画とはいえ無謀に過ぎて興ざめ。序盤から中盤にかけてかなり引き伸ばしておきながら、あっけない幕引きなのも残念だ。