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タイトル通り、成功を生み出すには技術や能力ではなく、まずはコンセプトを打ち出すということ。上手くいくかどうかはやってみてから判断する。そして、まったくのオリジナルでなくても既存のモノを改良するだけでも、そこにニーズがあれば十分成功できる。まさに故スティーブ・ジョブスが実践していたアップルの戦略を解説したような感じの本。
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gmoインターネットは会社を束ねるのに宗教を参考にしている。
面白さ、説得力、生き生きとイメージできる、商店が絞れている。
東京は異業種が集積する特殊な場。
顧客、提供価値、その根拠がビジネスモデルの三本柱。
オリジナルを狙わないクリエイティブ思考、2つを組み合わせる。
楽観を人は買うというのは何となく思っていたことだったが、これを読んで共感。
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参考になったこと
・今持っている強み、技術力で何ができるか、ではなく、何が売れるか、求められているか。
・クリエイティブとは、完全オリジナルでなくてもいい。既存のものの新しい組み合わせ。
・成功する未来像を描ききれているか。社長の立場で考える。
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どちらかというと製品開発など、企業の中でも上流部分で仕事をしている人向けの本というかんじでしょうか。ただ、そこでいわんとしているエッセンス自体は自分の仕事にも有用と思えました。例えば「意思を持って」そのコンセプトを本当に実現したいと思っているか、というようなことはともすれば形式的にやろうとしている日々のちょっとしたことであっても「本当に自分としてそれを心の底からやりたいと思っているか」と自らを省みるきっかけにはなりそうです。「計画」と「予定」の違いもナルホドと思いました。
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一行コンセプト
ストーリー
誰に
どんな価値を
その根拠は
資料を作る
自分を伝える
■ターゲットのレイヤー
問題意識の啓蒙
問題意識はあるが解決策を取っていない
問題意識があり、いくつかの解決策をとっている人
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困難だけども、やり抜けばすばらしい未来や状況が描けること。
それがコンセプト。プロセスには批判や端からの諦めが伴うが、
実現後の世界は皆が共感してくれるものでなければコンセプトとは言わないのかもしれない。
成功はすべてコンセプトから始まる
・多くの人が世の中にまったく存在しない、自分だけの新しいものをつくろうとして、過剰にオリジナリティを追求し、自らハードルを上げすぎて失敗している。
・アイデアのオリジナリティにこだわるのは、失敗の第一歩
・大きなインパクトをもたらす将来像に焦点を当て、それをできるだけカラフルにイメージする。
・朝から晩までどっぷり社交的な人は実は機械的に多忙なだけで創造的になれない。物事を深く考える人ほど「ネクラ」になるのは当然のこと。
・創造性アップ10
1)青色を使う
2)ふらふらの状態
3)昼間から夢想する
4)子どものように考える
5)笑う
6)自分が遠くにいると想像する
7)より一般的なことばを使う
8)ワークスペースの外に出る
9)世界を見る
10)大都市に出る
・事業コンセプトの本質は継続性=サステナビリティ
1)顧客
・顧客との関係をどうするか
・チャネルをどうするか
・顧客をどうセグメントするか
・収入
2)提供価値
・最も大事な活動は何か
・最も重要な資源は何か
・誰と組むべきか
・支出
3)根拠
・顧客へのインタビューはサービスや製品を開発し始める前に行わないといけない。つまり「ポンチ絵と言葉のみ」で行う必要がある。
・イメージを換気する言葉を使うのはパクリではなく、クリエイティビティの証
→大阪都構想=東京都を連想したからイメージ、コンセプトが伝わった
・本気度を示す場合、あなた自信が真剣に惚れ込んでいることを、徹底して、一分の隙もなく表さなければならない。
・断片的にさまざまな仕事を片付けている一日が、実は最も怠惰な一日
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『成功はすべてコンセプトから始まる』(木谷哲夫著/ダイヤモンド社)vol.294
http://shirayu.com/blog/topstory/idea/4258.html
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【ポイント】
34/コンセプト・ドリブン vs 実現可能性ドリブン
トヨタの「カイゼン」は、「在庫ゼロ」というコンセプト・ドリブン
40/問題が山積みで小手先の改善ではどうにもならない時、より上位の概念で
ひねりを加えて解決する。
→従来のやり方では解決できない課題も、コンセプトレベルで解決可能になる。
分厚い計画書はいらない。
41/一方、お役所がらみのプロジェクトは、計画書ばかりで肝心の目的が不明確
44/技術だけでもだめ:技術はコンセプトを実現するための一つの手段・材料にすぎない
よいコンセプトには、「5W」が必須。何を 「どこで」「いつ」提供するイメージ
47/面白いコンセプトには、お金も人も集まる。
うまくいった場合をカラフルに描ききる。面白さを極限まで発想するプラスα力が必要。
→「ワクワク感」
49/「絵空事」←→「実現までハードル高いがチャレンジし甲斐あり」←→「前例あり」
50/よいコンセプト ?面白さ、?説得力、?生き生きとイメージ、?焦点が絞られている
57/アイデア出しで、ハードルを上げ過ぎない。
58/アイデアのオリジナリティにこだわるのは失敗への第一歩。
59/コンセプト自体は他人の借り物でも、本気で取り組めば自分の物にできる。
「自分ひとりで全部作った」ではなく、「みんなの想いが結集した」かよい。
61/クリエイティブな能力とは、「既存の物の組合せ」により面白いものが発想できる能力
62/ゼロから生み出すのでなく、いかに自分なりの新しい組合せを発見するかが大事。
63/事実のみを正しく見て、疑うこと。「おもてなし至上主義」:顧客はなにを重視しているか
「おもてなし」「ものづくり」「ふれあい広場」ひらがな表記が日本に閉じこもっている。
66/アイデアつくりには、常識の枠を超えた、一見関係ないものをつなぎ合わせる能力が必要
正しく疑うには、現実をとらえるには、分析力・ロジカルシンキング必要。合理性が必要。
「創る」は、「未来のあるべき姿を描くため、全体を掴む「直観力」
・人の常識を冷静、批判的に疑った後に、今度は材料を気楽に組合せるポジティブに移る。
68/創造性は、後天的に獲得できるスキル。蓄積した知識や経験、記憶の断片、何か心にひっかかった
ものを独自の視点で繋ぎ合せることが創造性につながる。
69/アップルは「モノづくり業」より、「コンセプトづくり業」
←デザイン・アプリ・ネットという異質のものの組合せで勝負
76/組合せ能力わ高める六つのポイント
?毎日の生活から自分なりの一次情報を蓄積
?情報の蓄積を集中的におこなう ←「アイデアのつくりかた」
データ集め→データの咀嚼→データの組合せ→ユーレカ(発見)の瞬間→アイデアのチェック
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1036644546&owner_id=3413510
?大きな視点で筋肉記憶を鍛える →自分が目指すレベルの人を真似るのはよい筋肉記憶
?視点の抽象度を上げて鳥瞰してみる。 →ミクロから発想し、マクロで構��する
?他人の視点で見る。←「顧客」への共感(いいものは売れるでなく、都会人は何をほしがるか?)
?常に素人であり続ける
89/クリエイティブ思考(ロジカル、客観でない、「発想の飛躍」「ひねり」が必要
自分独自の経験や関心で蓄積した記憶、引き出しの数の多さが勝負。
ひきだしの中からの組合せを発想するための「視覚」「刺激」が重要。
106/ビジネスモデルとは「どうやっておカネを回すか」
事業コンセプトでは、゜顧客に価値を提供できるかに加え「おカネが回るか」「持続可能か」
を最終イメージとしてとらえられるか
110/ビジネスの三本柱
?顧客 「誰に」 →お腹が気になるサラリーマン
?提供価値 「何を約束するか」 →一日一本でメタボ解消
?その根拠 「その約束が守られる理由」 →茶カテキン、日本初のトクホ
123/製品開発より顧客開発が先決 ←「つくったけど売れない」
iPhoneは、削り出し →重く・耐久性も →唯一「カッコイイ」 ←顧客の望む最大の価値
126/意見を聞くのでなく、本物の支持者を探す →「対象顧客セグメント」の発見と「提供価値」の特定
←どのような顧客がどのような理由で興奮してくれているのかを解明するのが第一ステップ
◆「提供価値の本質はなにか」を理解する。
132/「つよみ」をいかすのではなく、どうやったら勝てるかで発想する
自社の強みをいかそうとの発想は、今「できることをやる」、つまり実現可能性ドリブン。
市場や顧客より自分の都合を優先するから自分の強みを生かす発想になる。
134/「組織は戦略に従う」 現在でも、組織の都合を優先して戦略を立てれば必ず失敗する。
経営者が本当に「コンセプト・ドリブン」で戦うためには、既存の強みを否定するところから始める。
プロの経営者には、「強みをいかす」という発想はなく、どうやったら勝てるかの発想しかない。
144/(例)観光ラーメン(伊勢海老のっかり):まず実物をつくるのではなく、土産物のイメージ
を紙に書きだす。どんなものなら食べたいか? もらってうれしいか? 顧客へのインタビュー。
製品ではなく、コンセプトで語ることが必要。
150/?一行コンセプトをつくる ?物語化する ?資料をつくる ?自分を伝える
152/?一行コンセプト:キャッチフレーズではなく、事業の全体感をつたえる。
伝えたい相手が知っていることばで自分の目指すコンセプトを比喩的に説明
ライフネット生命、大阪都構想(合併) ←イメージ喚起はねパクリではない。
「製品」を語るのと「製品コンセプト」を語るのの違い。
163/?概して、プレゼンのクオリティにこだわる会社は「社内官僚」がはびこっている
外への発信よりも、社内向けのプレゼンの重要性が高くなる。
170/コンセプトを理解してもらうことは、「こいつなら実現できるかも」という「楽観論を売る」こと
自分の本気度か伝わったかどうかは、冷めた目でといなおすことが必要。
185/よいコンセプトを持つ人についていく。「見えているひと」とは
←自分の達成したいことが鮮明にイメージでき、そこに至る困難を乗り越える意志のある人
「見えている人」を選びついていく「フォロワーシップ」
190/日本人はどんな力を磨くべきか 交渉力・商売力では、華僑アラブ商人に勝てない。
←「あるべき将来の姿を描き切り、それに向かって意志力を集中する」生き方
かつての日本、手元にあるのは「達成したいコンセプトと意思の力」しかなかった。
「計画とは将来への意思である。将来への意思は現在から飛躍し、無理があり、現実
不可能に見えるものでなくてはならない。現在の延長上にあり、合理的であり、
現実可能な計画はむしろ「予定」と呼ぶべきだろう。」 土光敏夫
【リンク】
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130312
成功はすべてコンセプトから始まる
「思い」を「できる」に変える仕事術
目次
序 章 「コンセプト自由競争」の時代が来た
1 なぜ、コンセプトが必要なのか
いまの状況から、一段「上」に抜けるために
「コンセプト自由競争」の時代が来た
ロジカル・シンキングは万能ではない
組織の立て直しにもコンセプトは必要
良いコンセプトのつくり方
ぞくぞくするような知的快感を手にしよう
第1章 実現可能性より面白さコンセプト・ドリブン思考
1 インパクトがすべての原動力
インパクトを実現するまでの、2つの道筋
コンセプト・ドリブンvs.実現可能性ドリブン
トヨタの「カイゼン」は、実現可能性ドリブンではない
良いコンセプトは、優先順位をはっきりさせる
お役所がらみのベンチャーが成功しないわけ
技術力だけでも、やはりうまくいかない
インパクトと実現可能性は、トレードオフの関係にある
2 コンセプトの効果
良いコンセプトは、面白さと説得力を併せ持つ
良いコンセプトは人を束ねる
わかりやすいコンセプトでハードルを乗り越える
パズルがきっちりハマった感じ
第2章 良いコンセプトを生むクリエイティブ思考の技術
1 オリジナリティ幻想を打ち破れ
アイデア出しは、ハードルを上げすぎると失敗する
オリジナルより、「リソースフル」を目指そう
事実を正しく見ること、疑うこと
「疑う」と「つくる」、2つの能力を同時に使う
クリエイティブさは、才能ではなく蓄積
既存のものの組み合わせで、発想は無限に広がる
有望な組み合わせは、一瞬でイメージが伝わる
2 組み合わせ能力を鍛える
組み合わせ能力を高める6つのポイント
視点を垂直方向に動かす
視点を水平方向に動かす
普段と違う環境をいかにつくるか
創造性をアップさせる「10の具体的方法」
第3章 アイデアをおカネにするビジネスモデル発想法
1 持続可能性が「あ���べき将来像」のカギ
成功する人はなぜ、「根拠のない思い込み」を持っているのか
きちんと事業として成り立つかどうか
おカネのことは後回し、では続かない
2 ビジネスモデルの「三本柱発想法」
ビジネスモデルの基本要素は3つだけ
日本で衰退産業の漁業は、ノルウェーでは高収入職種
ビジネスモデルに必要な要素を、1枚にまとめる
三本柱発想法で成功事例を読み解く
MBA的方法論と何が違うのか
3 顧客開発からはじめよう
最大のリスクは、顧客が存在しないこと
意見を聞くのではなく、本物の支持者を探す
新しい顧客の「かたまり」を発見する
4 約束を守れる「根拠」を構築する
根拠=自社の強み、ではない
強みを生かすのではなく、どうやったら勝てるかで発想する
演習問題 緊迫の町おこしプロジェクト
第4章 本気の仲間を増やすコミュニケ―ション術
1 コミュニケーションの基本ステップ
仲間がいなければ、何も始まらない
ステップ? 一行コンセプトをつくる
ステップ? 物語化する
ステップ? 資料をつくる
パワポに頼らず、シンプルに勝負する
ステップ? 自分を伝える
徹底して、一分の隙もなく「本気度」を示す
本当に伝えたいことに集中する
2 コンセプトのコミュニケーションとは、楽観論を売ること
楽観論を売りつつ、冷めたマインドをキープする
自分が評論家でないことを示す
プロセス自体を楽しもう
終 章 強い意志がコンセプト実現を可能にする
1コンセプトには強い意志が不可欠
「見えている人」は何が違うのか
忙しさの中で、失われてしまうもの
モチベーションだけでは乗り切れない
良いコンセプトを持つ人についていく手もある
インパクト=コンセプト+意志力
あとがき
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勘違いの本。
成功したプロジェクトを後から見なおしたらコンセプトが見つかる、というのが実態でしょう。最初から斬新なコンセプトを立てて始めた場合に、そうでない場合に比べて成功の確率が高まるということを実証するようなデータが有るわけじゃない。
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「コンセプト」とは何なのか?その本質的理解をしたくて読んだのだけれど、まだよくわからない。
コンセプトの重要性、コンセプトを作るにあたっての方法論、そんなようなものをなんとなく理解するも、「そもそもコンセプトとは?」がしっくりきていないから、表面的理解にすぎない。
他にもインプットしつつ、自分なりの理解をアウトプットすることで腹落ちさせたい。
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「コンセプト」をベースに人生を楽しむ大事な考え方に触れられる一冊。
・クリエイティブな人になりたい
・もっと人生を面白くしたい
・何だか現状がパッとしない
こんな人にオススメです。
コンセプトについて体系立てて整理されていて、非常に整理されます。
考えが整理されると、自ずと自分の中にある何かが動き出します。
単なるコンセプトの作り方、ではなく、それを成功まで導くところまで言及されている点が特にお気に入りです。
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2021/06/28読了。
仕事で企画書作りに煮詰まって、読んでみようと手に取った本。
わかりやすい言葉で簡潔に書かれているからさくっと読める。
企業に務めていると、与えられた職務の中での価値最大化という狭い視野しか持てない人、挑戦している人を批判することで自分の能力をひけらかそうとする評論家気質な人によく出会う。
そして、在籍年数が長くなるにつれて、自分もその環境に染まり、保身、安定志向が染み付いてしまう。
でも、そこに成長はないと気づかせてくれる本。
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事例も多く読みやすい。
細かい調整、実現可能性などはさておき、まずはどうしたいか?何がしたいか?を明確に打ち出すということ。