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リーダーシップは役職から生まれるものではなく、リーダーシップを取るという行動を経て生まれるもの。
感覚ではもちろん分かってはいるけど少しスッキリした。転職してまで知りたかったことが明快になった気分です。
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マッキンゼーの採用マネージャーだった人が書いた本。リーダーシップ論。あとがきにもあるが、マッキンゼーを褒めすぎ(笑)
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ちきりん女史の本体と目されている人の書。
業界新聞の仕事してた時、新業界を作るようなブレイクするーをおこした「大成功した創業者」は世間の常識から鑑みてクレイジーな御仁(もっと具体的に書くと、目標設定値がアホ程高くてその達成を信じて疑わずにオレ哲学を相当な熱量をもってこれでもかとゴリ押ししてくる宗教家チックな人)が多いなーと思っていた訳ですが、この本を読んで一々腑に落ちていきました。彼らの思考を体感した時に思った感覚は間違っとらんかったなと。
それから約10年が経ち、グローバルリーダーとは縁遠いビンボー零細企業の舵取り役という立場で本書を眺めると、胸に手を当てて反省しきりな反面、本書で酷評されている人種の方が実は相対的に人間として幸せ度が高いんではないか?ともうっすら思ったりします。
いずれにしても、頭すっからかんにして、もう1回読み直してみようと思います。そんじゃーね、と。
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この本読んでて、ホンマに俺って観念的な物の考え方に取り憑かれてんねんなぁ、と実感しました。やっぱり前に進むためには「酔狂な言葉」がいんねんで・・・。本書はかの「マッキンゼー」の採用担当を務めたアルファブロガー「ちきりん」と目される著者の手によるものであるが、書名から想定される「どうやったら良いコンサル会社に滑り込めるのか」という内容とは、おそらくまったく無縁だ。そもそも「ビジネスに取り組む」という行為は「荒野に立つ」という絶体絶命の状況と同値であり、だからビジネスパーソンは「実存主義的アウトサイダー」よろしく覚醒しなければならないと説く。その荒野とはなにか。「グローバリゼーション」だ。待ったなし。世の潮流は、自国内で商売する、という島国根性では切り抜けられないところまで来ている。もはや日本だけで自足した経済なんてありえない。だから、存在意義を極限まで突き詰め、「グローバルリーダーシップ」を身に着けなければならない。それは「海千山千」の如才なさであり、どこでも自分らしく他者と交渉できる実存なのだ。日本って狭い。ちょっとでもそお思うんやったら、ここから出よう。
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MCKの採用基準を通して今の日本に必要な人材要件を説明してくれている。一番大事な事はリーダーシップ。ただ、リーダーシップの定義をとても丁寧に記述。ポジションを常にとるは自分もハッと改めてした。また、思考力は思考スキル×思考好奇心×思考体力で決まる。思考体力の重要さを日々感じているのでとても納得した。
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まず、厳しなーと思った。最近、マッキンゼーが注目されているが、みんなバリバリ仕事をこなし、厳しいながらもやりがいのある職場なのだろうと思っていた。そこで採用マネージャーを長年努めていた著者が何度も繰り返す言葉は、「リーダーシップ」。会社の中だけでなく、政治の世界でも私達の身近な近所付き合いなどでもリーダーシップは必要らしい。しかも誰にでも。
読みやすくわかりやすく書かれているが、マッキンゼーと私との距離は縮まらない。
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平積みであったため、チラ見。目次を見て、惹かれたため購入。こういう出会いがあるから、本屋はいい。
前から気になっていて、最近特に気になっていた、リーダーシップについて自分が考えてみたかった形で書かれていたのが、購入の決め手。
リーダーが一杯いると不都合多いのではないか?というあるあるな疑問に、真逆な回答。リーダー一杯いないと不都合だと。それが、日本社会の問題だと。
英語できないとマズイといのも結構重要な点ぽいが、何よりリーダーシップ。面倒だったりしんどい責任追いたくないのが、リーダーシップを鍛える気にならない根底と個人的に思うが、やっぱりやるべきだよなと再確認。大変だけどやるべきだよなと。リーダーシップ概念の考え方改めにもなった。
成果主義とリーダーシップは、セットという話も興味深い。成果主義よりプロセス重要みたいな話しもよくあると思うが、そことの違いとかも突っ込んで考えてみたくなった。
社会〜関係の本最近読んでたが、再帰的何とかとかとも近い考え方反映されてる気もした。その辺の本も改めて読みたいなあと思ったり。
ちょっと脇に置かれていた、論理スキル?とかもなんだかんだ基礎として欲しいなあとも思ったり。
と、色々思わされた。いい本と思う。
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リーダーシップについて学ぶなら、この本でしょうか?
英語よりも地頭よりも大切な能力であること、
リーダーシップとは後天的に身につけられるものであること、
グローバル人材について日本全体が誤解していること、
マッキンゼーの採用で重視しているのはリーダー素養があること、
といった内容が、かなり分かりやすく書かれてます。
納得いったところも多かったですが、
自分自身の中でのリーダーシップとしては、
以下の能力を持つ人のことを指すと思っています。
「一度決めた内容が誤りだと分かったら、
時間をかけずに正しい方向に方向転換する決断が出来る」
方向転換を後押しするきっかけは何も自分自身である必要はない。
他の人でもまったく問題ないと思っていますが、
固執してしまって他の人の意見を受けられない、
自分で間違いだと気づいても方向転換出来ないのは、
リーダーシップがあるとは言えないと思います。
こういった勘違いリーダーも多いかな~と思ったりもします。
以下はメモ:
・コンサルタントは、経営者(相談者)から信頼されることが最優先。
⇒そもそも相談もされなくなってしまうから。
・本来のリーダーとは、チームの使命を達成するために、
必要なことをやる人のこと。
・自分の成長が鈍っている環境にいると感じたら、
迷わず環境を変えるべき。仕事の内容、部署異動、転職も含めて。
⇒時間は有限であり、かつ成長に貪欲でないと、
リーダーシップは形成されない。
・少ない情報の中でも、まずは方向性を示すべきである。
方向性を示すことによって、次の議論に移ることが出来、
結論により近づくことができる。
⇒方針が無いと、議論が空中戦になってしまう。
・リーダーは、チームの目標を達成するための進め方を
メンバーに何度も繰り返し説明するのも仕事の1つ。
・自分を評価するのはあくまで自分。
自分の中での評価軸をしっかり持つこと。
・出来てからやるではなく、出来る前にやる。
⇒未経験のことを経験することで、振り返りも多く、
学ぶことが多い。その結果、成長も早くなる。
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リーダーシップを身につけようという本。
第4章リーダーがなすべき四つのタスク「目標を掲げる」「先頭を走る」「決める」「伝える」、
第5章(マッキンゼー流)リーダーの基本動作「バリューを出す」「ポジションを取る」「自分の仕事のリーダーは自分」「ホワイトボードの前に立つ」、
終章リーダーシップの個人的意義「問題が解決できる」「成長が実感できる」「自分の世界観が実現できる」「世界が広がる」
などリーダーの特徴が簡潔にまとまっており、イメージがしやすい。
第7章の、リーダーシップは「すべての人が日常的に使える」「訓練を積めば誰でも学べる」というのは心強い。
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結構辛口の事が書かれていると思ったが、でも、もっともだよな〜、という事ばかりでした。なかなか、この通りには、出来ないのですが。
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2012年ベスト本
タイトルの採用基準は表面上さらっと述べられているだけ。
ましてや就職活動本とは程遠い。
一番、価値があるのはリーダーシップとは何か、なぜそれが大事であり、それを持つとどのようなことができるのかが具体的な例示を交えて語られていること。
リーダーシップが欠如していて、凋落から抜け出せない日本企業を例に出しながら、日本において英語力不足は認識されているけど、リーダーシップ不足は認識もされていない深刻なイシューという、イシューを明示化。
自分の働き方やキャリア形成に対して「リーダーシップを発揮する」という点で間違いなく影響を及ぼすでしょう。逆にこれ呼んで何も感じない人は危機感持ったほうが良いと思います。
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日本人のリーダーシップの無さに警鐘を鳴らす本。
マッキンゼーを例に今世界が求めてる人材を提示。それは、
1.英語ができる
2.地頭力がある
3.リーダーシップがある
の3つの能力を持っていること。
一時期の地頭ブーム、フェルミ推定ブーム、フレームワークブームから分かるように、日本人は地頭強化に力を注いでる。実際に日本人の地頭力は高いそうだ。んで、昨今の英語…ってかTOEICブーム。
そんな中、すっかり忘れられた存在となっているリーダーシップが、実は最も伸ばさなければならない力だそうだ。
日本人はリーダーというものを、とても神格化している。和を重んじる文化の中、年長者以外の若いリーダーが生まれるには、カリスマ性が求められる。それ以外は、自分には無理とか周囲との波長が乱れるとかの理由で、決して進んでリーダーとなろうとはしない。しかし、欧米やインド、中国では、リーダーシップ発揮することは当たり前である。ここで、差がついてしまう。もちろん、英語力でも差はついているけれど…。
このままだと、アジア人リーダーの下で、日本人がこき使われることになる。
誰もがリーダーシップに戸惑っている今こそ、この力を磨いておく必要がある。
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ビジネスマンとして働き続けていく上でどんな人材が求められているのだろう…日々、悶々としこりの残る問題だったため、読まずにはいられなかった。20~30代をターゲットにしたメッセージのように感じたが、後半で新しいヒントを得て、今からでも遅くはないんだと明るい道筋が見えたそんな一冊だった。
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リーダーシップの定義と重要性を再確認することができ、自分の振る舞いと子供達の教育方針をより明確にすることができた。現時点で今年のマイベスト本。、
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日本にはリーダーが少なすぎる、という論旨に激しく同意しました。
ただ、リーダーシップがすべてを解決するというわけではないかと。
海外駐在から帰ってきた上司が合理的でダイバーシティ推進でリーダーシップを発揮していてさすがだと思っていたら、
しばらくするとばりばりドメスティックな行動様式に戻ってしまうというパターンには事欠かないのは、
年功序列で何をいうかより誰が言うかという文化を変えたり、全員が目標を明確にする、とか、成果を計れる形で仕事をわける、とか、リーダーシップ以外にも改善すべき点がたくさんあるのだと思います。
あ、それも、リーダーシップがある人が多いと、当然放置されずに解決されるのかも知れませんが。