紙の本
新しい概念を学ぶ。
2021/06/13 14:38
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
興味深かったのは「リーダーシップ」という言葉の意味。ステロタイプ的には、頭脳=リーダーと手足みたいに動くメンバー。リーダーシップは、そのメンバーを率いるチカラか...とおもいがち。しかし本書で語られるリーダー&リーダーシップの概念はかなり違う。
何かを達成しようと組織したチームがあって、そのメンバー全員がリーダーとしての自覚を持つのが望ましいとあった。つまり、リーダーとは、チームの目標を達成するため、必要なことを把握し、実行する人。それなら、メンバー全員がそういう意識で動くほうが、高い成果が出るという。
ふーむ、なるほど。
読んでいるうち、実際にそんな場所で、切磋琢磨してみたいなと思う内容。
電子書籍
リーダーシップとは
2019/05/05 12:12
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投稿者:はるる - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーダーシップの必要性とリーダーシップとは何か、どうすればよいかが書かれている。具体例も多く、わかりやすい。
リーダーシップは上に立つ人だけではなく、みんなに必要であり、訓練で身につけることができる。
紙の本
読みやすい
2016/09/20 07:26
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投稿者:りんごあめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し前に知り合いに読みやすいからと紹介され、購入しました。これまでは小説ばかりで、このような自己啓発系は購入したことがなかったのですが、大変楽しく読みきることができました。採用基準とあるため、見られている観点などしか書いていないのかと思っていましたが、そのようなポイントは少なかったように感じました。
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京大生はビジネス体験(インターン 外資アルバイト)不足で学力がありながら東京の学生より差が付いてしまってる。京大て自由やけどモラトリアムやからな
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リーダーシップについて、誤解を正してくれる。
成果にこだわることとリーダーシップは深く関連する。
日本はリーダーシップキャパシティが不足している。
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今年一冊目の読破。早速感化されるほど印象深い本だった。地頭、ロジカルさより大切な「リーダーシップ」を皆が持つべき理由、そしてそれが今の日本に必要なことがひしひしと伝わってきた。
① 高い思考力とは?(p45)
“高い思考力≠高い思考スキル”。「思考力=思考スキル+思考意欲+思考体力」であり、考えることに妥協せず、最後まで考え続けることができる人が思考力の高い人である。思考スキルと同様に、考えが出ないと逃げず、考え抜く経験の必要性を実感。
② 問題を解決するのは問題解決スキルではなくリーダーシップ(第2章 採用したいのは将来のリーダー)
世の中には、どうすれば解決できるかわかっているのに、放置されている問題が山ほどある。それを解決するためには、周りを巻き込み、解決策を愚直に1つずつ実行していく必要がある。そのために求められるのが「リーダーシップ」である。高い思考力を身につけた後には、社会の問題を解決する手段を形にしていく行動、リーダーシップが重要なのである。
③「すべての人に求められるリーダーシップ」(第7章)
当事者意識の問題でもあるが、何か身近で問題が起こった際、多くの人は“誰の責任か”考える。だが、リーダーシップのある人は自分ごとだと考え、解決のために声を上げる。小さなことでもそうだが、いかに自分が受け身に生きてきたかが痛切に感じられる。誰かの指示や判断を待つのではなく、自分で考え抜き、実行に移す。いつも言われていることだが、もう一度主体的に動くことの大切さを考えさせられた。
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タイトルと中身は少し違っている。著者が採用マネージャーとして働いていたマッキンゼーの採用基準も述べられてはいるが、それよりも、日本に必要なのはリーダーシップを持った人材であるという主張が全体を通じて貫かれている。
グローバル人材の必要性は声高に叫ばれているのに対し、リーダーシップを持った人材を育成する必要性に対する意識があまりにも低く、しかも、「リーダーシップ」という概念自体も正しく認識されていないという指摘は的を射ている。
また国としての「リーダーシップの総量が足りない」という指摘もおもしろい。カリスマ的な強力なリーダーが必要なのではなく、物事を自分のこととして捉えて行動できる人材を多く育てることが、今の日本にとって必要。
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タイトルは「採用基準」だが、中身は終始、リーダーシップの必要性について様々な場面を用いて述べている。
この本を読む前に、TFTの小暮さんの本を読んでいたので、リーダーシップ育成にNPOのシステムが貢献できるところなどはすごい仕組みも繋がってよくわかった。そして、自分もリーダーシップを今後学び、実践していかなくてはいけないと心から思った。
例えば身近な例では、本書で挙げられていた、タクシー待ちの渋滞。電車の事故や、大震災のとき、タクシー待ちの列は長くなる。そんな中、「同じ方面の方、相乗りしませんか?」と声を掛けるだけで、そこにいる人々の時間もタクシー代も割り勘になる。
この記述を読み、本当にすごいと思ったが、このくらいの身近にもリーダーシップを発揮する場面はあるので実践したい。(ただ、タクシーは高いので乗らないことが多いが^^;)
私は教員という仕事を続けていく上でも、早くリーダーシップを理解し、体得し、生徒にもリーダーシップを教えてあげられるようになりたい。
本当にオススメの本です。
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全員がリーダー
グループ員だから指示待ちではなく、一人一人がリーダーとして解決策を考えることが必要ということを改めて認識した
周りをみてもできてる人、できてない人がいる
自分もできてない方で、自分の責任案件でも人が決めてうまく行くことがあるが、これは自分のリーダーシップ不足。できてる人がリーダーシップを発揮し助けてくれたということ。
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この本が言いたいことは2つ。
1.リーダシップを身につけよ
2.日本が国際競争に勝てないのはリーダーシップがないため
4章にリーダーがなすべきタスク、5章にリーダーシップの学び方(マッキンゼーの中で)が書いてあり、そこ以外はリーダーシップが大事だよ、マッキンゼーってすごいよ、が延々繰り返されているだけのため、読む価値はない。
リーダーシップとは何を指すか、に対する誤認は筆者の言うとおり確かにあって、その意味が明確になっただけ価値はあったが、しかしその反面、リーダーシップの育て方(マッキンゼー以外で)については今ひとつ具体性と、ボリュームにかける。
しかしリーダーシップを身につけることの重要性については疑いの余地がない。一朝一夕で成せるものではないが、日本にその教育制度が充実してない以上、自分で普段から意識していくしかない。
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マッキンゼーで採用マネジャーを長く担当してきた筆者による提言。
リーダーシップの重要性を説いています。
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採用基準とはリーダーの素質。
そして、なすべきことは「目標を掲げ」「先頭を走り」「決断し」「伝える」。
グローバル人材とは、所詮リーダーではなくスタッフとしてでしかないというのがとても頷けた。
「社会を変えたいなら、まず自分の生き方を変えないと始まらない」
この本に紹介されている学生の一言がとても心に残った。
今までリーダーシップというのを感じる場はとても少なかったけれど、これからもっともっと意識していきたいと思う。
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リーダー。確かに日本人には少ないのかも。だったらみんなにチャンスがありますね。生き方、働き方、ものの考え方を変えるきっかけになるひとも多いと思います。
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●内容
・マッキンゼーの元採用マネジャーによる人材育成論
・「リーダーシップ」にまつわる誤解を正し、それが学習可能であることを語る。
●コメント
○リーダーシップと成果主義が一体のものである、との指摘が示唆的。「調整役」や「雑用係」とは違う、リーダー像とは。
(引用)
・リーダーとはどんな人なのか、定義として言葉では明確にできなくても、日本人もそのことはよくわかっています。「リーダーとは和を尊ぶ人ではなく、成果を出してくれる人だ」と、実はみんな、理解しているのです。…大海で自分が乗る救命ボートを選ぶ際は、命さえ助けてくれるなら、漕ぎ手の性格が強引で人当たりが悪くても、無口で自分とは合わない性格であっても、私たちはそんなことを気にはしないはずです。
・救命ボートの漕ぎ手に求められるのは、乗員がみんなで楽しく漂流できるようにすることではありません。唯一重要なことは、一人でも多くの人を生きて陸地に帰すことです。
・「役職が先でリーダーシップが後」なのではなく、必要なリーダーシップを持っていることが証明されてはじめて役職に就くのです。たとえばマネジャーに昇格する人は、マネジャーになる前に、「マネジャーとしても十分なリーダーシップを、すでに発揮しているから」マネジャーに昇格するのです。
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ブログに感想書きました→http://d.hatena.ne.jp/victoria007/20121117/1353149876