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「ぽけっ」とした表情を見事に描く作家さんだなあとおもった。
短編集だけれど、どの作品も完成度が高くて、濃くて、ぐいぐい引き込まれた。
最後の「犬谷家の人々」だけギャグテイストなのだけど、それもよかった。
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前作同様、密度が濃い漫画短編集。
「犬谷家の人々」が好きです。
既存作をこう解釈・いじってしまうか!?と顔が綻びました。
この方の発想はユーモアで溢れておりながら、しっかりとリアルを忘れていない。
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貧乏絵描きの話は泣いてしまった。
HPでやっていた話もコミック化しませんかね?
続きも読みたい……。
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川の神様が、水槽の中で落ち着いたんで、千尋のハクもこれで戻ってくれば?と思った私は、ジブリファンに怒られるんだろうなあ。
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「竜の学校は山の上」に続く、九井諒子先生の短編集第2弾。
懐かしさと新しさ、ファンタジーとリアル、それぞれのバランスが相変わらず絶妙で非常にツボでした。あと適度な力の抜け具合とか。
「犬谷家の人々」が(いい意味で)最高にくだらなくて笑った。
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おとぎ話のようでおとぎ話でない。
SFのようでSFでない。
なんだろう、この不思議な感覚は。
この、ほんわかした読後感は好きだなぁ。
…アンパンマン。
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読んだことのない作家さんだったが、本屋で見掛けて表紙買いした。
当たりだった。
他の作品も集めたい。
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この人の書く昔話風の話が好きだなあ。前作のだいこん山とか今作のびゃくろくとか。
そういえば竜には9頭の子があるらしい。
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どの話もよく練られていて、すっと心に入っていく。
金なし白禄は、日本の文化の下地があり、世界に紹介したいくらい。
画力は日本画の確かな基礎を持つ人と思われる
子どもから大人まで心に感じ取ることのできる作品。
少し手を加えて絵本にもしてほしい。
わたしの神様も広い世代で読んでほしい作品。
学校という狭い世界にとじ込められて、閉塞した時期に読ませてあげたい。
どの作品からも、どんな状況でも見守られているというメッセージが伝わり、希望が湧いてくる。
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「竜の学校は山の上」も面白かったが、本作もとてもいい。話や設定もユニークながら、所々で見せる表情の描写がたまらない。
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久々に当たりの漫画。シリアス過ぎず、いい力の抜き加減。すごく好み。フェローズ、いい仕事してますなー!
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個人的にビーム系は合わないものはとことん駄目なのですがいつも表紙にほいほいされてしまいます。ちょっと瑪瑙の竜とかぶってません?笑 でもこれは大当たりでした、よかった。微妙なファンタジー具合が上手いなぁ。特に派手な起伏はないのですが、きれいにまとまっていてなおかつちょっと温かいものが残る、素敵な読後感でした。他にも短編集あるそうなのでそちらも読んでみたい。でもエッセイ風漫画が始まった時はびっくりした!
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よい!九井さんはもう絶対おいかけるだろうという感じ。
全ての話において中々な構成力。お話が一見変わってるけど
そこには普通のものにも共通するものがある。
とくに私は魚の神様のお話がよかった。
絵も綺麗だし、申し分ない、といいたいところだけど
オチが全体的に尻すぼみのような感じがしたのでマイナス。
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最初に紹介されていた本。
で、ついでに初期短編集も買った(笑)
いろいろと実験的な作品も多くて、幅が広がって来たなぁと思いつつ読みました。
一番好きだったのは、贋作に目を入れて自分の良いように使おうとした画聖の話。
切なかったけど、オチがまた温かくて泣いてしまった。
あと、冒頭の戦争直前の二つの街が、間の道で竜が巣を作り産卵してしまったが為に、戦争を一時保留せざるを得なかった話。
海国の若者と、山国の娘の想いがすごく良かったなぁ。
本当にこの人の切り口は独特。
この先が(もっと心揺さぶられる話を!と言う意味でも)楽しみです。
まあ、単に好みの違いなのだとは思いますが(^_^;)
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心地よい情感と、冷たさと、やりきれなさがちょうどよい具合に共存してる。じめり感が癖になりそう。容赦ないけど、めでたしめでたしで終わるところは古今東西の昔話のようですね。いいもの読んだ!