投稿元:
レビューを見る
人魚やドラゴンといったファンタジーな要素が
それぞれ特別な存在ではなく当たり前な存在として現実の世界に馴染んでいて、
馴染んでいるんだけどやっぱり異質な性質のせいで社会で不遇な扱いを受けている感じが
他に類をみなくて面白いです。
短編ごとのストーリーもシリアスからドタバタコメディーまで幅広いし、
前作の「竜の学校は山の上」と比べて話の終わりがちゃんと物語として締めくくられていて読後感も良くなったと思います
投稿元:
レビューを見る
ちょっと不思議なテイストの短編集。
竜の小塔、人魚禁漁区、わたしのかみさま、狼は嘘をつかない、金なし百碌、子がかわいいと竜は鳴く、犬谷家の人々
ファンタジーや、ちょっと不思議が混ざった話(人魚がいるとか、狼病がとか)。悪くない(手放すけど・・・スミマセン)
投稿元:
レビューを見る
Amazonで在庫切れだったので、久しぶりに書店で購入。
あやうく高値で買うところであった。ふぅ。
話もだけど、絵が抜群に上手いなーと改めて思う。
これからもコミックス出たら確実に買う!
投稿元:
レビューを見る
全て読切短編です。全7篇は外れは無し。値段相応の価値はあります。でも、この作者は本当に人外と龍が好きですね。
投稿元:
レビューを見る
大好き大好き大好きな九井さん!!
竜の学校も大好きだけど、今回もまたすごくすごく良かった☆
世界観や登場人物たち、愛らしい絵、めくるごとに楽しい気持ちになれる一冊です。
投稿元:
レビューを見る
話題になってたので手に取るなど。上手いなぁと思わせる短篇集。ファンタジーの新解釈というより、バラバラな物語類型を上手く繋ぎ合わせて新しい世界観を創り出してる感じ。器用な作家だ。
投稿元:
レビューを見る
短編集。もう一つの短編集と迷って、安かったのでこちらを購入。
複製原画の展示もあり、それに惹かれました。
やはり評価も高いだけあって、とても面白かった!
あくまでも竜は中立の立場をとる、というのが日本らしくて好きです。
最近当たりのコミックが多くてほくほくです。
投稿元:
レビューを見る
ちょっと不思議な世界を、日常のちょっとした悩み程度に上手く落とし込んでいて、ほいほい魅了される。「わたしのかみさま」と「犬谷家の人々」がお気に入りかな。
投稿元:
レビューを見る
2・3・4・5話が良い!
テンポが自分に合ってるのか、ところどころで涙があふれた。
素敵な作品だと思う。是非。
投稿元:
レビューを見る
いわゆるファンタジーが、いわゆる日常に完全に溶け込んでいて、単なるハッピーエンディングにしていないところが素晴らしい。
前巻から勢いも落ちてないし。人魚の話しが、ちょっと切なくて、印象に残った。
投稿元:
レビューを見る
シリアスにギャグにと色々な種類の話が混じっている。そのどれもが味があってよい。
ただ一つ言いたくて仕方がない。
何故最後にあの話を持ってきたのかと。最後の最後で一人部屋の中で読みながら爆笑した。他の話も秀逸なのにこれですべてが吹っ飛んだ。いや楽しい。すごく可笑しい。このすべてわかっているけれど、どうにかしなくては感の半端なさ。そして探偵君への申し訳なさ。そしてオチる結末。
楽しかったです。
他の話だと竜の小塔と、わたしのかみさまのシュールさが好きだ。
投稿元:
レビューを見る
にさつめ!
わ、わたしなんて個人サイトの長編の頃から読んでたんだからねっ!って言いたくなるくらい認知されて来ましたよね、九井さん。
嬉しいようなちょっと寂しいような、応援してたインディーズバンドがメジャー・デビューしたときのような気分。
内容は、言うまでもなく、とてもよかったです。
人魚禁猟区を入れてくれたのが嬉しかったなあ。
これからにも期待しつつ、まだまだずっと追いかけていこうと思います。
投稿元:
レビューを見る
前作がよかっただけに2作目は?と思ったのですが、そんな心配はまったくの杞憂に終わりました。
作者の引き出しの多さと、センスの良さが今回も存分に発揮されていて飽きさせません。
作品によって絵を描き分けられるので、どれもすんなり入れます。
コメディ、ファンタジー、エッセイ風などいろんな味が楽しめるお得過ぎる1冊!
投稿元:
レビューを見る
人外話や狼男や戦話やらが日常視点でそこにあるものとして、あたたかくやるせなく在る。ありそうでない視点がもっともっと読みたいと思わせます
投稿元:
レビューを見る
傑作といっていいように思う。短編集であるが、ほとんどの作品において、今の我々の住む世界とは少しだけ違う世界でのドラマが描かれる。そこを通して語られるのは、我々の住む世界にも通ずるテーマ。一方で、物語としても充分に厚みがあり、面白い。一作だけギャグ作品も含まれるが、そのキレも凄い。次回作が本当に楽しみ。フェローズが買いたくなる