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青春と怪奇、緊迫感と弛緩した空気が絶妙に交錯して、とても楽しかった。ちょい下ネタだったり、割と血なまぐさい感じだったりもちょうツボでした。NOCOさんのイラストもとても素晴らしい出来で、大満足。続き、お願いしゃっす!
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二言目には下ネタを振りまく奔放な天狗少女の輪月と、吸血鬼だけど全然怖くないし血も吸わないほぼただの人間な少女知理に、超ご都合主義な理由で三角関係にされる少年の話。
輪月が飄々としてて考えが見えないのが良い感じ。
あと天狗とか吸血鬼なのにどれもクソ強くないのが印象的。
みんなすんごい理屈っぽい喋り方するのが気になる。…いや、自分も理屈っぽいから気にならない。
輪月もうちょっと見たいなぁ。次出ないかなぁ…。
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歯茎が痛くなって頭が回らないので逃避(歯茎が痛いより、マチルドたんのクーデレぶりに頭が痛いという説も)。
森田季節で既読というと、不動カリンだけだったんだが、このひと、こういう話の方がずっといいですね。伝奇ってものは、やっぱりダークじゃないとだめだし、ダークなだけじゃ読者は陰々滅々なので、登場人物にはツッコミを入れつつ笑えるというような、そういう距離感も必要。つまり、バランス感覚ですよ。
しかし、天狗も吸血鬼もずっと血が薄まってて、たまたま、その代だけが能力発揮できてるみたいな雰囲気なのは設定として都合良すぎないか?主人公も父親なんかよりずっと能力高いっぽいし。加えて、先祖に天狗も吸血鬼も居るなんてのはねぇ。ええ、いいんですけどね、それで。だって、ニヤニヤ笑えればいいんだから。もう、歯茎が痛くてしようがありませんので。
読んでる間は、ロキソニンを飲まずに済みましたから。
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“この世界に、「輪月消音」ってボタンのあるリモコンないかな。俺にとってのマストアイテムっぽい。
「頼斗君、おなかすいちゃいましたから、そろそろ、どこかでお昼にしませんか?でも、カレーはダメですよ。夜は輪月がカレーを作りますからね」
「レトルトのな」
「包丁で指を切っちゃったら、ばんそうこう貼って下さいね」
「レトルトだから包丁の出番はない」
「それとも……頼斗君が傷口を舐めてくれますか?きゃっ」
「だから、レトルトだから包丁の出番はない」”[P.112]
輪月さんの台詞が色々危うい。
怪奇ダーク。
牡丹さんが可愛いです。
“「怖がらせてすまない。君たちに害をなすつもりはない。少なくとも、ボクは自ら何かを攻撃するようなことはしない」
口でそう言われても信用できないほどに、気味の悪い存在だった。災害が人の形をして、そこに立っているような、どうしようもなさがある。「むしの知らせ」なんて感覚的なものはもはや必要ない。考えるまでもなくヤバい。
俺たちは出会ってはいけないものに出会っている。
峠になんてとどまるべきじゃないのだ。ここは異界にあまりにも近いのだから。”[P.262]
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妖怪退治の仕事人が天狗の末裔な少女と出会った.
そんな感じで.
ヒロインらしき少女と主人公らしき少年の会話が疲れる.
牡丹ちゃん可愛いわー.
「仲良くしない悪い子は首をちぎっちゃうぞ~」